9月も後半になりました。
そろそろ宿のニュースレター2018秋号の制作に入ります。
書くことを決めたら、大体1日で完成させます。
その多くがブログとかからのコピペだからです。
ネタの多くをブログから引用しているので
テンプレートに入れ込むだけなのです。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
ニュースレターの制作が簡単なのは、日々ブログを書いているから。その中から評判の良かった記事を選びます。宿のお客様は年配の方が多く、インターネットをされていない方も多い。私の宿のお仕事にとって紙媒体はまだまだ大切なツールです。
何よりも、私はこのニュースレター発送を集客における最も優先順位のたかい販促活動であると位置付けています。
転換率でみてみると
さて、皆さんは様々な販促手法の費用対効果を比べてみたことがありますか?
例えば、ニュースレター。私の場合、ニュースレターを千部ほど送ると30組ぐらいの予約が取れます。3%の転換率があるということです。
転換率とはアプローチ分の予約件数です。
ラクスルで頼んで印刷&郵送費15万円ぐらいしますが、30組、単価2万円で百人ほどの集客ですので売上200万円です。
制作にかかる時間は10時間ほど。悪くない効果です。
あと、OTA。私の宿は楽天トラベルのみですが、転換率は0.79%です。これは「アクセス数分の予約数」です。楽天トラベルに関しては、月に1回メルマガを出す程度でそれ以外に工数はかかっていません。メルマガはテキストなので、1時間もあれば書けます。
最後にブログ。アクセス数に対して1%の方が空室検索に飛びます。そのうち4分の1が予約されます。(2000PVのうち空室検索が20、その4分の1、5件が予約)かかる工数は毎日1時間ほどかけて書くという感じでしょうか。
私の集客の9割はこの3つでまかなっています。
自分の中で明確なお客様の集客動線を3つ持っているわけです。
しかも、転換率に応じて優先順位も明確。
この考え方だとSNSは驚くほど費用対効果が悪い
では、SNSでの費用対効果をみてみましょう。
あくまで私の宿の場合です。
Facebookのメッセンジャーや他のSNSのダイレクトメッセージで予約が来ることは年間5、6件あります。
ただ、SNSで知り合っての方ばかりかというとむしろ逆で、リアルで知り合った人とSNSで繋がり、その流れで後の申し込みもSNSになった、というケースがほとんどです。
むしろ、SNSの場合は自分の発信ではなく、友達が訪れたことを発信、それをみていいなと思った友達の友達が予約、というケースの方が多いです。
SNSって事業者自身がやるメリットは、お客様にお礼のお返事を書くときぐらいなのです。
その程度の効果に対して1日あたりの工数は4、5時間かけています。お金はかからないかもしれませんが、時間工数は最もかかっています。
そう考えると、転換率の低いものほど安価ではありますが時間工数がかかる、という傾向が見られます。
お客様と交流するための補完ツールとして、SNSは悪いものではありません。
ただ、直接的結果を求めるならば優先順位は低いです。やるならば先に挙げた優先順位の高いものをしっかりやってから時間があればやる、誰かと交流することでリフレッシュ効果を求めてやる程度がSNSとの付き合い方のベストではないかと考えています。
もちろん、様々な人たちとの交流が新たな気づきや将来の関係性を生むことは肯定します。”適度に”行う分には賛成です。
SNSはやる時間を決めてデジタル認知症にならない程度にしましょう。
私自身はFacebookを中心に、極力SNSのやる時間を減らすようにしています。これまでがやり過ぎ、時間の取りすぎだったと反省しています。
「無料」という名の下に時間という貴重な資産を奪われていることを認識しましょう。
時間を割くならばSNSよりもブログ。
ニュースレター等の紙媒体も忘れずに。
集客の優先順位こそ売上という結果に対してとても大切です。
コムサポートオフィス代表
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