昨日、本日と私の地元でオープンガーデンフェスタが開催されています。
100世帯ほどの集落。
その中の何軒かのお宅が庭を開放し、それぞれを見て回ることができます。
全て徒歩で完結できます。
ということで必須なのが駐車場。
今年も私、駐車場係を担当させて頂きました!!
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
去年と同じこと書きます。
いやね。
駐車場係やるとついついこれ、思い出しちゃいますf^^;。
福島正伸先生が「仕事とは何か」を教えて下さった「駐車場のおじさん」のエピソードです。
これみてから駐車場へ向かうとモチベーションが上がります(笑)。
いや、どんな仕事でも朝はモチベーション挙げていかなければいけませんよねf^^;。
昨日は午前中駐車場が満車となり、海水浴場の駐車場も利用したほど。
約500人ほどの方にお越しいただけました。
ガーデニング愛好者は週末と平日、そんなにいらっしゃる方の人数は変わらないようです。
そのため、数年前から当地域でのオープンガーデンは土日開催を日月開催に変更したのです。
本日も雨も降らなさそうですし、昨日と同じぐらいの方にお越しいただけると思います。
オープンガーデンを始めた当初、私も準備会議に出た事があったのですが、ビックリしたのは予算の少なさ。
当時、8万円ほどで開催されていました。
オープンガーデンは、強固なコミュニティがあり、いつ、どこで開催されているかのネットワークがしっかりしている為、早いうちからチラシを作り、そういったグループに配布する、あるいは他のオープンガーデンフェスタでお互いにチラシを置き合うと言ったアナログ集客が強い集客効果を持つそうです。
特定の趣味に特化したイベントは、より絞った告知が大切であることを教えてくれます。
久し振りに
「今年で、いくらぐらいの予算規模ですか?」
と聞いてみたところ、
二十数万円
とのことでした。
8万円はビックリでしたが、20万円であってもスゴイと思いませんか?
何がスゴイか?
こう言いかえれば良いでしょうか。
2日間で延べ千人を動員したイベントの総予算が20万円だった、と。
費用対効果として考えればスゴイと思いませんか。
しかも、徒歩で周回されますので、滞在時間も決して短くない。
飲食店の無い集落ですが、この2日間だけ何軒かの民宿がランチや軽食喫茶、食堂をオープンしてくれます。
まさに地域住民による手弁当です。
今年はオープンガーデン特別プランを実施した宿泊施設もありましたし、少額ながらもお金の回る循環は形成されています。
多くの場合、イベントはそれで儲けるのではなく、知名度アップ、ブランディングとして行なわれます。
実際私自身、「佐津に住んでます」というと「あぁ、あのガーデニングで有名な!」と言われることがよくあります。
その地域イベント。どれぐらいお金と人手(特にボランティア)がかかっていますか?
佐津オープンガーデンフェスタは
20万円で千人の集客力を持つイベント
です。
しかも、1軒1軒のご家の庭が毎年趣味嗜好を重ねて行かれるので、ファンの人たちにとってはマンネリ化しません。
いらっしゃる方々が絞られますが、体験型プログラムでもあります。
毎月、毎週行うことは出来ませんが、年に1回ぐらいならば、100世帯ほどの小さな集落でも開催可能です。
いえ、徒歩で巡ることのできるコンパクトな地域の方がかえって開催は容易なのかもしれません。
地域で様々なイベントが開催されています。
ただ、そんなイベントも集客を目的に乱立し、イベントのためのイベントとなってしまい、何のためにやっているのか、本当に効果があるのかが疑問となるイベントも増えてきています。
ひょっとしたら、止められなくなってやり続けているイベントもないでしょうか。
意義や必要性は大切です。
それ以上に「そのイベント、費用対効果は出ているの?」という視点でも見ておくことが重要。
特に知名度アップ、ブランディングのために行っているイベントの場合は尚更です。
一度、全てのイベントの予算と要しているスタッフ人数、入れ込み数をしっかり算出してみてはいかがでしょうか。
マスコミに露出した広告換算での経済効果。
ニュースが記憶に残りづらくなっている昨今。この経済効果指数はあまり意味がないんじゃないかなって感じています。