4月に入りまして宿泊施設様向け「ねっぱん」セミナー。
来週4月13日と14日はストレングスファインダーワークショップを開催。
コムサポートオフィス自主開催セミナーが続きます。
実際、セミナーの講師や主催者をさせていただくと様々な気づきがありました。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
セミナー主催者をやってみて、今回の題材であった宿泊サイトの管理ツールや管理画面についての気づき。更にはワークショップの重要性の気づき。2つの大きな気づきがありました。
今日はお宿さん向け。
ねっぱんや予約サイトの管理画面に関する気づきがたくさん抽出できました。
何でこんなわかりにくい文言なの?
セミナー中に皆で「あるある」と盛り上がった、わかりにくい、勘違いしてしまう文言シリーズを3つ紹介します。
トップバッターは「ねっぱん」から。
(1)ねっぱんの「DBへ登録する」
皆さん、DBって何の略か知って使っていましたか?(笑)
DBは「デブ」でも「デンジャラスボーイ」の略でもありません。
「データベース」です。
在庫や価格と言った”数値データ”のことです。
では、「DBへ登録する」と「サイトへ登録する」の違いって何でしょうか。
「DBへ登録する」とは、「ねっぱん」内で登録するということ。「サイトへ登録する」とはねっぱん内に登録したデータを各予約サイトへ巡回登録していく、という意味です。
ということは・・・
「DBへ登録する」は「入力したデータを保存する」ということです。
ねっぱんは時に商品管理と料金管理を行ったり来たりすることがあります。実はこの時に入力したデータが消されてしまう場合があるんですね。
ということは「DBへ登録する」は小まめに上書き保存しないといけないということ。
そうなんです。
「DBへ登録する」とはWordとかでいうところの「上書き保存」なのです。
これ、「DBへ登録する」って書いてあるだけで、何か小まめに押しちゃダメな感じ受けませんかf^^;
「上書き保存」なのですから、むしろ小まめに押す習慣をつけた方が良いのです。
正直、「DBへ登録する」って紛らわしい言葉だなぁ~と思いました。
(2)楽天トラベルの「販売を開始する」
もう一つは楽天トラベルから。
この「販売を開始する」ボタンでのトラブル。実はよくあります。
私もこの言葉に何度惑わされてきたことか・・・(苦笑)
これは部屋登録(在庫も価格も)した際に最後出てくる言葉です。この言葉が出てくると、「販売された!」と思いますよね?
で、そう思っていたら実は販売されていなかったという経験ありませんか?私は何度かあります。
理由は以下。
実はプラン側を販売中から価格登録した場合はそのまま販売されますが、停止中の状態で「販売を開始する」を押しても、実は販売されていないのです。
プラン一覧より停止中の下にある「開始」ボタンを押さないといけないわけです。
最初からそれがわかっていて在庫や価格をすべて登録し、確認作業が終わってから停止中を開始にする、とルーティンにされている方は今まで気にされなかったかもしれませんが・・・
プラン側で「停止中」にしているのに、価格登録する時に最後のボタンが「販売を開始する」って言い方。
ドキッとします…
楽天トラベル。このプラン全然売れないなぁと思っていたらここが停止中になっていた。笑えない”あるある”です。
(3)楽天トラベルは何故「部屋出ししない」が0円?
楽天トラベルの管理画面で一番ビビるのは販売しない日の価格はゼロ円に設定するというもの。
ちなみにじゃらんnetの管理画面では販売しない日の価格には”x”と入力します。るるぶトラベルは空欄のままでOK。
でも・・・
楽天トラベルは”0”円と入れなければなりません!!
これ、わかっていても販売する側としては抵抗あると思いません??
楽天トラベルを始めたばかりの頃、もしも0円で予約が入ってきたらどうしようってドキドキしたものです。
以上、こういった混乱の積み重ねが管理画面アレルギーを生んでしまいます。他にも海外OTAの1名様価格の設定とか、じゃらんnetの宿泊スタート日の変更ができない点とか・・・。
設定面でのややこしさもあります。
皆でやれば、気づきもいっぱい!!
今回、4,5施設様でのワークショップ形式で開催しました。なので、誰かがづまづく度にそれを解決することがノウハウに。
先述の文字の誤解も皆で大盛り上がり。
今回は、参加された方全員が「ねっぱん」を自分で活用してみることをゴールにおきました。
難しい?
決して簡単ではないかもしれません。
でも、全ての宿泊予約サイトの管理画面を覚え込むのは個人事業主の場合不可能!
一括で操作できる無料ソフトがあるならば、それを活用しない手はありません。
複数人数で行うことで、どこを重点的に覚えておけばよいのかも、つまづく場所も絞れてきます。
「勉強になりました」
ではなく、実際に行動の第一歩を踏む。
これがワークショップ付のセミナーの良さですね。
今回参加された皆さんの満足度をお聞きしても、その手ごたえを感じました。
考えてみると、次回のストレングスファインダーのワークショップは我々夫婦が参加してその良さを実感したからこそ但馬で開催したい、と思ったもの。
大阪で受講した際、見ず知らずの参加者の皆様と無茶苦茶盛り上がりました。
自分の資質を軸に「自分ってこんな人」というのを可視化し、言葉にするのって、ノリ的には血液型占いで盛り上がっているのに似ています。
血液型占いには科学的根拠はありませんが、ストレングスファインダーにはしっかりとした科学的根拠がありますので、面白くないわけがありません。
今後もワークショップ型のセミナーを増やしていきたいなぁ・・・。
ワークショップ型は参加できる人数が少なくなってしまうのが難点。
でも、その分参加された方同士が濃い時間を共有できます。
地域に”つながり”ができるのもステキです。
次回のワークショップ付セミナーは自分の強みを発見して盛り上がります。
4月13日の夜はまだ空席あります。14日の午前中はあと2名。ご検討中の方はお早めに。