今日と明後日は宿泊予約サイトコントローラー「ねっぱん」の講習会です。
宿のWeb集客の場合、まずは客室を販売していないと始まりません。
直予約でも予約サイトでも。できるだけ早めに。
今日お話するのはWeb集客の順番。客室販売がいかに大切かというお話もさせて頂きます。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
Web集客というのは、インターネット全般を活用して集客をすること。
何をすればいい?
と聞かれた場合、
これをして下さい
と一つだけ紹介して終わり、ということにはなりません。
いくつかしないといけない事があって、
どの順番でそれをしていくか?
です。
その順番
予約・注文フォーム>ランディングページ>ブログ>SNS
です。
多くの人の順番がこの逆になっています。
3つのうち一つだけやりなさいって言われたら「予約・注文フォーム」を作ることです。
最初に作るのは注文できる”場”
まず、Webで最初に作らないといけないのは注文・予約フォームです。SNSファーストはあなたがとても人気のある人ならばそれでもかまいませんが、人気や影響力は一朝一夕で出来るものではありません。
では、注文・予約フォームとは何か?
シンプルに注文書フォームが思い浮かびますよね。
今や買い物かご方式なので、商品説明も注文フォームとセットに近いですよね。
宿泊施設の場合の予約フォームも同様。
プラン説明があるので、「注文・予約フォーム=商品説明を兼ねる」構造になっている。
ホームページの説明なんて読まない。
あって1枚縦長のランディングページ(LP)。
スマホ時代はまず、予約フォームファースト。出口を明確にすること。
パソコン時代、ホームページ時代の名残で、商品うんちくやPRを必死にし過ぎて、どこから注文・予約してよいのかわからない、というWebサイトがまだまだあります。
スマホ時代なのです。
まずは
誰が
何を売っていて
ここから注文・予約して下さい
をシンプルにWebで分かるようにしておくことが必要最低限なことです。
SNSよりもブログよりも、広告を打つことよりも先にしないといけないのは、お客様が注文・予約できる”場”を持つということです。
興味を持った、買いたいと思ったお客様がアプローチできる最後、出口を作るのが一番最初です。
出口に対して動線を作る
出口ができたら次にすること。
出口で受注する商品に思いを載せていくにはどうすればよいかを考える。
ランディングページを作る
といった打ち手が出てきます。
最近だったら
Googleマイビジネスを整える
というのも選択肢に入ってきます。
GoogleマイビジネスはもはやWebサイトや
ランディングページの役割を担っている
ランディングページはひと昔前でいうと「ホームページを作る」という作業になります。コストのかかる部分です。(最近はぺライチ等無料で作れるツールも登場しています)
Googleマイビジネスはオーナー登録すれば無料で写真を追加したり、クチコミやQ&Aに返事を書くことができるようになります。
この部分を作ってようやく
どうやってここを見つけてもらおうか、見に来てもらおうか
ということになります。
最後にようやくブログやSNS
見つけてもらうためのツールがブログです。
ブログはSEO対策と言って、キーワード検索によって記事に書かれた内容に興味のある人達を集めることが出来ます。
ここで注意しないといけないのは、「地域名」とか「商品」のようなビッグワードがとれるわけではありません。お客様はキーワードを複数入れて絞り込み検索を行います。
例えば、先月の話になりますが、松葉ガニを食べに行きたいとします。
お客様は「3月のカニってどうなんだろう」ってまず思う。
「香住 3月 松葉ガニ」と検索してみる。
もっとシンプルに「3月 カニ」と検索してみると・・・
このようにブログにはお客様が欲しい情報を検索した際に呼び寄せる効果があります。このことをSEO(検索エンジン最適化)って言います。
昔はホームページがこの役割を担っていたのですが、情報洪水が溢れている今、滅多に更新されない固定ページが検索上位に表示されることが少なくなってきているのです。
このブログでSEO対策を行うというのも簡単ではありません。毎日コツコツと記事を貯めていき、更新性の高い役立つ情報がアップされているとGoogle検索に認識してもらわなければならないのです。
じゃあ、検索に引っかからなくてもブログを読んでもらう方法はないか。それがSNSでブログを紹介する、という方法です。
そう考えると
ブログ>SNS
又は
ブログ←SNS
という動線もイメージできます。
但し、ただ動線をひく、紹介すると言っても、売込みやPRだと誰も見てくれません。ブログ記事の内容が面白いと思ってもらえる、あるいはへぇ~って思ってもらえる話でなくてはなりません。
以上が大まかな流れです。
まとめると以下の流れになります。
Web集客の動線(優先順位)
売り手側が手をつけていくのは左から
買い手側の流れは右から左です。
でも、売り手側が体制を整えていくのは左から右、逆なんですね。
ゴールから逆算するイメージです。
予約・注文フォーム>ランディングページ>ブログ>SNS
の優先順位。覚えておきましょう。
SNS”だけ”をやっても着地点なきビジネスになってしまいますし、ビジネス目的でSNSをやっても人の共感はなかなか得られませんから。
話を最初に戻しますと、サイトコントローラーでお部屋販売するということが、「予約・注文フォーム」ということになります。
なので、サイトコントローラーを使いこなせるようになることは、宿のWeb集客においてはとても大切!!
サイトコントローラー使いこなしていないお宿さん。
4月5日の勉強会、いかがですか?
コムサポートオフィス代表
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