いやぁ~面白かった!!
昨日は山陰海岸ジオパーク&南紀熊野ジオパーク合同でのガイド交流会がありました。
あまりにも面白かったので、今日は急きょこちらの振り返り&フィードバックブログを書かせて頂きます。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
さて、今回のガイド交流会。2つの講演を行い、それぞれ終了後にワールドカフェ方式でのワークショップという形で開催されました。
その2つの基調講演が面白かった!!
最初の講演は南紀熊野ジオパークの福辻さん。
というテーマ。
熊野古道までいらっしゃる訪日外国人の方には富裕層の方も多いそうです。
2番目の講演は山陰海岸ジオパーク、鳥取砂丘ガイドの山根さん。
ツアー1回最低料金27万円、最大125万円の列車ツアーに参加される方に対するガイドとは?
もちろんガイドとしても付加価値を高め、高単価にされています。どのように高単価ガイドを実現されたかのお話はとても興味深いお話でした。
今日はその中でも特に私がタメになったお話を皆さんにシェアさせて頂きます。
こんなお客様からの問いかけにどう答えますか?
それは、講演のお話ではなく、ワークショップ内でのお話で聞いた話。
南紀熊野ジオパークのガイドさんの体験談です。
富裕層の外国人を那智の滝のご案内をされていた時のお話だそうです。
こんな質問をされたそうです。
「この滝、いくらで買えますか?」
さて皆さんならば、どう答えますか?
私が富裕層の方のおもてなしで一番大切だと思ったこと
このお客様。
本当に買えるとは思ってないでしょう。
では何故こんな質問をしたのか。
きっとガイドがどう答えるかを見たかったのではないでしょうか。
もし自分がそう聞かれたらどう答えるか。
「買えません」「無理です」
と、ピシャリと回答してこの話題を終わりにしちゃうでしょうか。
「え~難しいですね~」
と、笑ってごまかすでしょうか。
ちなみに福辻さんは、この質問をされた場合
「じゃあ、この滝が見える別荘の物件があるかどうか、探してみましょうか」
と笑って答える、
と言われました。
この会話がされた場合の空気感を考えてみて下さいね。
話を今回のガイド交流会、ワークショップに戻します。
外国人、富裕層に対して必要なスキルは何ですか?
という質問を紙に書く、というのが最後のワークでした。
私はこう書きました。
無理難題の要望に応える、のではなく、ジョークやウィットで返す会話力なのではないでしょうか。
これは別に外国人に限らず、富裕層の方に臨機応変に対応するというのはこういうことなのではないか、と思ったのです。
勿論、本気で欲しい場合があり、それが購入可能なモノの場合もあるかもしれませんが・・・
地域の知識や情報、語学力等色々必要なことはたくさんありますが、やっぱ咄嗟の時のトーク対応力って大切だよなぁ~って改めて感じました。
瞬時に機転の利いた言葉ってなかなか難しいですよね。
まずはそのことを改めて感じることが出来たのが、昨日一番の収穫でした。
備忘録として急きょ書き留めておきました。