さて、プランタイトルシリーズ、どんどん踏み込んでいきます。
こんなご意見をいただきました。
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じゃあ、人気宿のプランタイトルをパクったらうちにも入ってくるんじゃないの?
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ぜひ、やってみて下さい。
少しは入ってくるかもしれませんが、多分・・・そんなに効果ありません。
試行錯誤して自分の宿にあったプランタイトルに近づけていくことこそが大切なのです。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
そのプランタイトル、隣の宿でも使えませんか?
まず、プランタイトルができたら
このプランタイトル、隣の宿がそのまま使っても使えるな
と思ったらアウトです。
独自性が出ていないということ。
松葉ガニフルコース
とか
特選但馬牛付プラン”松”
とか
あと地域名とか使ったプラン名とかも同様です。
それ、隣の宿が使っても違和感ないプラン名やん!
となってしまったらお客様の注目を集めるプランタイトルとは言えません。
では、ヒットしている宿のプランをそのままパクったとしたら・・・
例えば、昨日紹介した
【冬P】定年後したかった贅沢!妻と温泉に入ってエエ蟹食べたい
☆夫婦水入らずの口福旅☆特選番ガニコース
をそのまんま近隣の宿が真似たらどうなるでしょうか。
そのプランのシナリオのお客様が本当にいらしている?
お客様は宿を決定するに当たってプランだけを見ているわけではありません。写真とともによーくみられているのが”クチコミ”です。
予約サイトのスマホサイトやアプリをご覧ください。
例えばじゃらんネット。
他の項目は「写真(フォト)」と「クチコミ」です。
楽天トラベルは・・・
ヤッパリ最初に目に入るのはプランタイトル
他の項目もやはり「写真」と「クチコミ」です。
スマートフォンファーストの今の時代、お客様がまず最初に目にする文字はプランタイトル。続いて写真。そしてチェックを入れるのがクチコミです。
この時にお客様はロジックで判断しません。
感覚的に判断します。
どういうことか?
例えば、先ほどのプランならば年配のお客様をイメージしますよね。
なのに、入っているクチコミが若いカップルやファミリーのものばかりだったら。
写真が年配向けではなくアクティブな若者ウケしそうなものばかりだったら。
頭の中で”違和感”を生じますよね。
私は宿のオリジナルプランを作る際、必ずクチコミに目を通すところから始めます。そのクチコミで喜んで下さっているお客様層にあったプランのシナリオを考えます。
これだけでもかなり整合性は出てくるのですが、私の場合は更にカスタマイズページやブログでそのシナリオを補完します。
プランタイトルと日々の発信、更にはお客様のクチコミの整合性が取れて初めてそのプランはその宿独自のプランになります。
どんなにキャッチコピーが素晴らしくても、それを裏付けるクチコミがない、宿の発信がなければその宿独自のプランにはなりませんし、パクっただけ、「仏作って魂入れず」なプランになってしまうのです。
プランタイトルを作る際はまず、クチコミに目を通し、自分の宿を喜んで下さっているお客様を具体的にイメージすること。そのお客様が喜んで下さるプランシナリオを構築すること。
最近、コムサポートオフィスのプラン造成講座は、そういったシナリオの作り方がメソッド化してきているな、と自負しています(^o^)
プランタイトルという「仏」にお客様のハッピーという「魂」をしっかり入れましょう。
多少は言葉じりをパクっても良いですが、やっぱり一から自分のところのオリジナルを考えることが大切です。
逆にこの整合性のある宿はプランタイトルが魅力的なのと同時にクチコミの点数が良い傾向もあるんですね。
コムサポートオフィス代表
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