楽天トラベルEXPOの懇親会が終わり、最後一本締めをする際、以前私の宿の担当をしていたNさんが挨拶の言葉を言われたんです。その中に嬉しかったひと言があったんです。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
一本締めの前のあいさつとしては長かったので、全てを覚えていませんが(笑)、途中で
施設さんにはプランを1円でも高く売っていただきたい
というフレーズがあったんですね。
高級旅館やホテルじゃなく、うちのような民宿・旅館・ペンションのオーナーの皆様。
旅行会社が1円でも高く売ってくれるサポートをしてくれたことがあったでしょうか。
昔、リアルな旅行会社は繁忙日には高くで販売されていました。でも、だからと言って我々に高い仕入れ金額を支払ってくれていたわけではありません。
1万円を15%の手数料で販売。8500円で卸す。それをゴールデンウイークだからと15000円で販売する。
そんな感じでした。
では、直接販売ができるようになってからはどうだったでしょうか。
「予約時はじゃらんと言って・るるぶじゃぱんと言って」
と、お客様に投げかけることで安くなったり特典がついたりする。
広告料と安売りの2重苦でした。
その後も安売り合戦が続き・・・
我々事業者側が価格の決定権を奪われることにマヒしてしまっている現実がありました。
ザックリ言います。
楽天トラベルには「高くで売るためのツール」が用意されています。
価格にフォーカスするのは最後の手段です。
それがカスタマイズページ(PC&スマホ)だったり、キャッチコピーだったり、動画だったり、メルマガだったり。
それをうまく活用したもの勝ち。
活用して自らの手に価格の決定権を戻し、高くてもしっかり価値を伝えて販売する仕組みを作ることを考えるのです。
お客様の集客を”価格”や”食材”に頼ってしまうと、近隣の施設さんと争わないといけなくなってしまいます。
楽天トラベルEXPO(夏開催)や楽天トラベルカンファレンス(冬開催)は、まさにそのツールの使い方を学ぶ場です。
だから基調講演があり、分科会がある。自分で興味のある講演を選ぶことができる。
冬のカンファレンスに続き、分科会で私は
楽天市場人気店長ヨナーイ氏の講演を選択
この分科会講演を一番の楽しみにして今回は大阪まで足を運びました♪
そして更には
自分の心がけ次第で得られる情報や知識は無限にあります。
もちろん、楽しかった、勉強になったで終わらせてはダメです。
実際にアウトプットすること。
学んだことをしっかりと実践に活用しなければなりません。
自分の過去を振り返って実感していることがあります。
食材に頼った安易なグルメ開発、プレスリリースや安売りはその場しのぎの行動にしかなりません。
それってもはやアウトプットでも行動でもない旨、ご注意下さい。
今自分が持っている商品やサービス、プランをお客様にどうお伝えして価値を感じてもらえるかを必死に自らが学ぶこと。
冒頭のお話に戻りますが
プランを1円でも高く売る
ことが出来たというのは、お客様に価値が伝わったということです。
高くで販売するというのはお客様に対して失礼なことではありません。
お客様にしっかり価値をお伝えした証です。
安くしたらお客様は喜んでくれるというのは幻想です。
別に楽天トラベルでなくても良いです。自分の知識や知恵を高める場、それを行動へと促せる場を持ちましょう。
コムサポートオフィスの提供するセミナーや勉強会、個別コンサルが地域にとってのそういった場になればいいな、と思っています。
売上をあげるコツはそういった場を持ち、アウトプットする循環を作り出すことにあります。
コムサポートオフィス代表
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