先日釧路でお話しした内容ほぼ同一でお話しさせていただく機会が急遽できました。
やっぱり情報って発信していることが大切。
60分ということなので、少し内容を削ってお話ししたいと思います。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
先日の釧路公演、前半のお話しはほぼ100%アナログ販促についてでした。
それが斬新、新鮮って言ってもらえるぐらい釧路での講演を受講されていた方はデジタル販促を理解されていました。
でも、改めてアナログ販促が基本にあるんだな、ということも実感。今日はデジタル販促では当たり前のことを実はアナログ販促にはしていないんじゃないかというお話しをしますね。
このお店、お宿と言えばこれ、があるといい
まず、皆さんの商売においてシンボルマークになるようなものはありますか?お店の場合だとオリジナル商品、宿の場合だとシンボリックな建物や部屋、お風呂なんて場合もあります。
それを見ると一目で
「あ、◯◯さんだ!」
と認識してもらえるものです。
いや、ディズニーランドのミッキーマウスほどキャラクターがとんがっているのは、一般の小さなお店では無理ですよねf^^;。
よくありがちなパターン(パンフレットの場合)
「うちは料理にこだわってるんですよ〜」
なので、料理写真を前面に。
よくあるパターンです。
当館も5年以上前のパンフレットはそうでした。
素材のウリを前面に出したもの。パンフレットが、住所や電話番号を知らせることがメインの名刺代わりであればそれでも良いでしょう。
しかし、今思うとこの10年前に作ったこのパンフレット。近所の同業者さんに屋号とロゴを変えても誰にも気づかれないような内容だったと思います。
ということは、選ばれる理由が書かれていないし、手に取った人に覚えてもらえないパンフレットだったんですね。
間違いなく唯一無二なのが「人の顔」
5年前に作った、すなわちエクスマを学んでから作ったパンフレットがこちら。
私や若女将の写真が使われています。そうなんです。「人の顔」は絶対に真似できない唯一無二のものなのです。
考えてみてください。旅先を思い出した時に、宿やお土産やさんのおじさん、女将さんの顔の方が覚えている可能性、高くないですか?前もって顔をパンフやホームページで見て実際に訪れた際、本人に会ったらホッとしたりしませんか?
持論なのですが、
旅は人の顔で思い出を作っている
と私は思っています。
「旅」を広義に捉え、近所にお買い物に出かける際にも当てはめれば、同じことが言えます。お店だって店主の顔で人は認識しているのです。
別に特別なキャラクターや個性を持っていなくても良いのです。「人」は他人と同じ顔を持っていない時点で個性的、覚えてもらいやすいのです。
SNSではやっているのに・・・
SNSでは顔出しした方がいい
とよく言われます。
顔出し恥ずかしかった人も、SNSに出すことでお客様との関係性が構築しやすくなってきたいることを実感している人は多いと思います。
でも、振り返って紙の販促物にそれを展開していますか?やっていないケース、多くないですか?
私の場合、紙の販促物からデジタルへと移行しました。でも、最近の方はいきなりデジタルから入った方が多いように思います。デジタルで成果をあげたことをアナログ販促にも移行できていますか?
ぜひ確認してみてください。
ちなみに5年前に作ったパンフレット。そろそろ在庫が切れそうです。次は自作してみようかな?
コムサポートオフィス代表
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