売上を上げるよりも難しいことって何だと思いますか?
ズバリ、人間関係です。仕事ですとスタッフ間、上司、部下、同僚、様々な人間関係で悩みますよね。
家族経営されている場合は家族関係も絡んでややこしくなります。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とはアドラー心理学の基本的な考え方ですが、実感すること多し。それに比べると売上を上げることの方が簡単かもしれません。
アルフレッド・アドラー
写真はWikipediaより拝借
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
エクスマ新春セミナー2017、まだまだ続きます。
売上を上げるよりも難しい?!人間関係、社内での関係をSNSで解決した、というユニークな発表がありました。第2幕3番目に登壇した克ちゃん(エクスマでは”ヤクザの方のかっちゃん”ともw)です。
SNSで社内の上下関係が円滑に、皆が楽しく仕事!
克ちゃんの話、感動した方多かったのでは!特に従業員とのコミュニケーションで悩んでいる人にはものすごーく刺さるお話だったと思います。私も刺さりました(≧∇≦)
ザックリ講演の内容を言ってしまうと、マジメに厳しく仕事に取り組んでいたことで、部下から煙たがられていた存在だった克ちゃんが、SNSを活用して社内コミュニケーションをとるようになってから部下にいじられたりする良い関係性に変わったというお話。
変わるって難しいけど、SNSが切り口に!
エクスマで藤村先生がよく言われている言葉は克ちゃんにとって当初、真逆な言葉だったそうです。
ダメだったら後がない
2度目の失敗は許されない
仕事中にとても笑っていられない
これらの考え方を変えてくれるきっかけとなったツールがSNS、特にFacebookだったのです。
自分の”好き”を発信し、親近感を持ってもらうとともに、話掛けにくいオーラがあってもネット上で上司の側から社員に歩み寄っていく。
この歩み寄る、自分の考え方を変えるというのが一番難しいんですよね。
克ちゃん自身の「このままじゃいけない」という気持ちが強かったのが一番でしょうが、SNSはそれを打破する素晴らしいツールだったんだなぁって思います。
何よりエクスマ的なSNSの考え方が良かった。
SNSというと外部発信というイメージがありますが、社内コミュニケーションツールとしての活用事例として、珍しいかつ感動的なお話でした。
でも、、、、
やっぱり昔のかっちゃんのブログのヘッダー、今となってはウケますよねf^^;
SNS活用の大きなヒント 「近くて遠い存在」と「遠いけどつながっている人」
このお話、私はSNS活用における大きなヒントがあると思いました。
SNSをビジネスに活かす
+
SNSとは発信すること
という2つだけを組み合わせて考えると売込みのようなSNSの使い方になってしまいます。
かといって、リアルの友達や身内とバカ話しているだけなら閉鎖性の高いLINEだけやってればいい。
私が勝手にイメージして考えた言葉は
SNSとは
1.近くて遠い人と関係性を構築する
2.遠いけどつながりたい人と関係性を構築する
ものである
この言葉、良いと思いませんか?
近くて遠い人とは、身近な人だけど普段なかなか本音を出せない人。
(家族・会社の仲間・地元の友達など)
遠いけどつながりたい人とは、滅多に会えないけど、お互い忘れない存在でありたい人。
(お客様・遠くの友人など)
そう考えた場合、何を発信すればよいか、見えてくると思いませんか?
商品やサービスではなく、自分が日々思っていること、楽しいと思うことを発信した方がいい。それでつながっておくことが、身近な人とは業務もプライベートも円滑にするし、遠い人とは久しぶりに会ってもすぐに打ち解けられる。お客様ならば、忘れられない存在になれる。
内憂外患の逆。ん?!「内憂外患」の対義語って何だっけ?あ、
「内平外成」やん!!
「平成」の語源やん!!
「平成」の世のためにSNSを活用する。そう考えるとちょっと興奮してきました(^o^)
あれ?!話がずれて来ましたね。
克ちゃんの話からSNS活用についてこんな壮大なことを考えてしまったということで。我ながらいいことに気がついたと思うんだけどなぁ・・・。
まとめます。
SNSは
「内平外成」
を意識すること。
こう考えていきたいです。