SNSには数字で換算できない効果がある~エクスマ新春セミナー2017聴講記その7「ぼっちの講演から」

SNS・WEB全般

エクスマ新春セミナー聴講記、今日で「その7」になりました。昨日までの6記事で最もアクセスが多かったのは「その4」

人はなぜ最初はSNSで顔出しするのを嫌がるのか〜エクスマ新春セミナー2017その4
SNSに顔出しするの嫌だなぁ・・・ プロフ写真にも自分の顔出したくない。 面白い投稿なんてできないや。 何回か投稿しても...

でした。第1幕「個を出す」で登壇した4名のゲスト講師の話をまとめたものです。

うん。我ながら良くまとめていると思います。

今回は第2幕のゲスト講師4名のお話なのですが・・・

話に軸がありません!!(爆)

えっと、4人を通しての気づきってないっす。

もちろん、一人一人のお話はとても良かったんですよ。

なので、一人ずつ紹介していきます。でも、流れはブチブチ一人ずつで切れますのでご了承ください(笑)

 

おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

えっと、ですね。

今日のブログは4名のゲスト講師のお話を紹介しようとしたのです。でも、ぼっちだけで1日分のコンテンツになってしまいました(笑)。急きょ分けました。おかげで新春セミナーブログ、まだまだ当分続きそう。。

友達の影響力に影響される〜ぼっち

SNSをテーマにした4人のゲスト講師のお話。トップバッターは同業者のぼっち。


自己紹介は上記画像参照(笑)

SNSがテーマですが、話の大半はダイレクトメールでした。そりゃそうだ。だって、DM大賞グランプリ受賞だもの。

私の宿のDM(ダイレクトメール)や客室アンケート、客室・館内POP等、ぼっちの宿「宝生亭」に2度うかがった時の気づきや紹介されている販促事例からの学びをめっちゃパクらせてもらっています。

本当ならばDMの話を中心にするのが今回普通のフィードバックなのでしょうけど、私はぼっちが最後付け足しのように?!話をしたSNSの部分に大きな気づきがありました。

特に私が同業者として納得した言葉。

ぼっちいわく

「Facebookがきっかけで来てくれた人いると思うけど、
その数字はとることは難しいし、わからない」

多分そんなようなことを言われました。

更に、

「うちに来てくれたお客さんがしてくれた投稿をみて
そのお友達が来てくださっている流れは確実にある」


友人の影響力に影響される

この部分、私も宿をやっているので

そうそうそうそう!!

って思わずうなずいてしまいました。


フロントでの接客中
お客様から色々な話を聞くことができます

私もフロントでご新規のお客様と会話した際、友達のタイムラインで美味しそうなカニの写真が流れてきて

◎友達が「この宿オススメ」って書いていた

◎チェックインにある宿を確認したらブログがとても面白かった

◎チェックインにある宿を確認したらクチコミがとても良かった

だから行きたいと思った!!

といった意見を何度か聞きました。たまたま聞いただけでこんなにいただいているので、ちゃんと集計すればたくさんのお客様が友達のSNS投稿きっかけでいらしています。

屋号検索は友達からの紹介も多いはず

私のブログやFacebookページ投稿からの興味で予約した人。どの程度いらっしゃるでしょうか?

そもそも、どうやってブログにたどり着いたかですよね。

例えば「カニ 香住 宿」とか「カニ旅行 民宿」ってキーワードを検索して私のブログを見つけたのかもしれません。

確かにこれがブログ集客の王道です。

そんな中、「屋号検索」から公式サイトやブログへ来る方も毎日一定数あります。

私の想像ですが、「屋号検索」するお客様は3つのパターンが考えられます。

1.常連さんが予約をするために予約フォームを使う、電話番号を調べるため

2.紙の販促物(チラシやニューズレター、私の名刺、パンフ等に書かれた「香住 かどや」で検索、等)

3.友達に紹介された屋号を覚えていて

2と3は友達にパンフやチラシを貰ってというパターンでイコールかもしれません。

つまり、友達からの紹介で検索している人も一定数あります。

まさに「つながりの経済」、人は広告よりも友達が勧めているところからモノを買う、シナリオです。

改めてブログやクチコミはとても大切

自分がお客様になった場合の行動を考えてみます。

もしも友達にお勧めの宿を紹介されたら。

一応検索して公式WEBサイトやブログ、SNS、クチコミを確認して友達の言っていた通りか、イメージや経路、予算などを確認します。

同じように友達がSNSで「面白かった」と言っていた本。Amazonとかで書評やレビューを確認し、友達が言っている通りの本のようであれば購入します。

友達に勧められて「興味」を持ちます。「行きたいな(買いたいな)」と思います。その友達との関係性によっては深く調べずにそのまま予約・購入してしまうこともありますが、普通は自分でも確認しますよね。

そう考えるとキーワード検索からではなく、友達のSNSの投稿動機の人の方がブログを見つけ、読まれているケースも少なくないのです。多分こっちの方が成約率(実際に予約する人の率)は高い。

最終的に「友達が言っている通りのようだからここにしよう」という決め手になっている。「友達からの紹介」も大切ですが、「友達からの紹介者の最後の背中を押したブログやSNS」も大切。

統計は取れませんが、実感として間違いなくあります。

ここで重要なのは、

友達が良いって言っている宿(店)はどんな雰囲気か?

どんな人がやっているのか?

友達は言っていることは本当か?

を知ってもらうため、やっぱりブログやSNSはやっておいた方が良いということ。

自分からの発信ではなく、
友達からの紹介者がやってきた時にみてもらうために。

友達が

数字には表れづらいけど、やっている事業者とやっていない事業者で大きな差がついていると思います。

うーん。とっても大切なことを言っている気がするんだけど、うまく伝える文章が思いつかない・・・f^^;


伝わってますかね?

多分ね。ぼっちが言いたかったのは、上記のことではなかったと思う。でも、その時聞いていた私はそう感じた。

紹介してくれた友達の期待を裏切らないように、実際お越しいただいた時にしっかりおもてなしすることも大切。

でもその前段階として

せっかく友達が紹介してくれたのに、その紹介者が確認のためWEBサイトやブログに行ってみると行く気にならないようなしょぼいものであってはいけないということ。

SNSでの発信やコミュニケーションが、良い人柄と感じさせないものであってはならないこと。

友達と、友達の影響力に影響された人の期待にしっかり沿えるように。

改めてそういったこと、ちゃんとしようと思いました。

昨日もそうですが、段々新春セミナーのフィードバックではなくなってきました・・。

 

 

コムサポートオフィス代表
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