【終了】9/18マーケティングカフェ with 西谷雷佐先生

開催報告のブログが続きます。

先週9/18に開催した『マーケティングカフェ with 西谷雷佐先生』の報告をさせていただきます。

フラップ豊岡M-1会議室にて

おはようございます！普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク（@kasumi_kadoya）です！

前日には豊岡市で講演会が開かれました。

講演タイトルは
持続可能な観光地域づくりへの思考法
〜ある物を活かし、地域を編む力〜
でした。

翌日、コムサポで開催した「マーケティングカフェ with 西谷雷佐先生」はあまり大々的に告知せず、少人数だったからもありますが、商品の企画発想法を深掘りして学ぶことができ、非常にラッキーでした。

前日打ち合わせの様子を
360度ビューカメラにて（笑）

地域の観光商品を企画するために必要な発想法とは？
３つ掛け合わせる、あるいは３段階で深掘りする

地域の観光商品を企画するために必要な発想法とは？

さて、思考法、発想法、色々な言い方がありますが「目からウロコ、こうやって考えるのか！」と私自身が衝撃的だった部分をフィードバックしますね。

１）時間軸の価値を考えてみる

田舎は遠いから人が来てくれない。ついついそう思いがちです。しかし、旅行における移動時間は９０分までは多くの人が許容範囲。９０分あればどこまでいけるか。日本はアメリカの１州ぐらいの大きさしかないので、９０分あれば飛行機活用でかなりの距離を移動できます。距離の壁を勝手に作っているのは受入側で、お客様は気にしていない。仮に９０分超えるのであれば、長時間移動することに価値を持たせれば良い。

インバウンドでは特に
「時間軸の価値」は重要

旅行において、「お金がかかる、時間がかかる」は、ネガティブ要素としてよく取り上げられます。しかし、実際本当にそうでしょうか。行く目的のある場所ならば遠方でも行きますし、近隣に観光客が多く訪れる場所があれば、そこから少し足をのばすだけで来ることができる場所のはずです。

「時間」をネガティブ要因と判断し、勝手にあきらめないこと。ネガティブ要因は本当にダメな要因なのか。固定観念ではなく、事実として数字で確認してみましょう。

「ネガティブな状況」を深く掘り下げていくことで、ビジネスチャンスは生まれる

とのことです。

２）地元の人が普段していることを体験してもらう

お客様に何かを体験してもらう、というと何か特別なアクティビティを考えがちです。特別なアクティビティほど、お金をかければどこの地域でもできることだったりします。お金のかからないことの方がむしろ当たり前すぎてやっていない。例えば、農家、漁師、サービス業。普段の生活、仕事ぶりを体験してもらう。そういうと、農家で野菜づくり、漁師は釣り、みたいに考えがちですが、旅行者から見れば異日常体験です。

我々宿業、サービス業だってできます。例えば「夏休み子供女将体験」や「○○をさばく調理師体験」など。

田舎の人たちの商売体験だって良いのです。

暮らしぶり、日常の中にある「価値」