2日続けて講演会のアウトプットブログです。
先週の土曜日、平田オリザさんの講演会が香美町役場でありました。講演会、といっても今回は2021年に豊岡市にできる専門職大学の説明、今後の大学受験の方向性について。なぜ、演劇的コミュニケーション能力が必要なのか、というお話でした。
平田オリザさんのお話は、相変わらず講演会並みに面白かったです。
おはようございます!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!
まずはザックリとですが、平田オリザさんのお話の振り返りです。
今後、大学受験に必要な能力は主体性と協働性
オリザさんのお話は14時ごろから始まり、15時半まで。でも土曜日ということもあり、残念ながら私はチェックインのお客様に間に合うよう14:40に話の途中で泣く泣く退席しました。
40分間のお話で興味深かったのは、今後社会人にとって必要となる能力が大学受験で問われるようになってくるという話。これまでの受験は大学受験の18歳時点での知識量、勉学を努力した者順に合格でした。それが今後は主体性と協働性を持った人材優先で大学側が合格させていく受験に変わっていくようです。
主体性と協働性。個性的でありながら、周囲との関係を良好に築ける能力を持つこと。一見、二律背反したこの2つの能力を持っている人材が今後のグローバル社会では必要になってくるという考え方です。実際の試験がグループワークやグループディスカッションになり、2、3年受験勉強やっただけの人は2割ぐらいしか合格できない、子供の頃からアクティブラーニングを学んだ人が有利な時代になってくるとのことでした。
現在の受験勉強や面接で合格者を出していくやり方からは多様性が生まれない。受験はもちろんのこと、面接すら準備されたもので答えるケースが多いからです。今後専門職大学では、演劇を用いたコミニケーションで主体性と協働性を持った人材を育てていくとのことです。ワクワクするお話でした!!
もっともっと話が聞きたい。この続きは・・・と思っていたところで私はタイムオーバー。オリザさんのお話のフィードバックはここまでとなります。今日のブログで私がお話したい内容は別のことです。
録音不可、スライドの撮影禁止の講演
今回、13時半からの講演だったのですが、開演5分ほど前に主催者からの注意事項がありました。
講演の録音、録画はご遠慮下さい。撮影は他の方の迷惑になりますので、ご遠慮下さい。
とのこと。録音、録画は不可。これはよくあること。撮影も不可。著名人などの場合はありますが、「撮影」には2種類の撮影があります。講演者を撮影する場合と、スライドを撮影する場合です。
また、撮影を許可する場合でも、「自分が勉強用に、メモ代わりに撮影するのは可、SNSやインターネットに投稿するのは不可」とする場合もあります。
例えば今回、オリザさんの講演は素晴らしいお話でした。先に概略を書きましたが、私の稚拙な文章では今回のお話の1割も解説できていないと思います。たくさんのスライドを紹介しながらの講演で、しかも大切なキーワードが随所に出てくる内容でした。スライドの撮影はできませんでしたので、私のメモ書きを見て思い出しながらの振り返りの概略です。
スライドを撮影できれば、より正確にしっかりとした振り返りブログが書けるのになぁ・・・
そんなふうに思いながらお話を聞いていました。
セミナー、講演中に撮影って他の方に迷惑?
そもそも、最初の主催者注意事項説明の時点で私は違和感がありました。
撮影は他の方の迷惑になりますので・・・
例えば、資料に著作権があるため不可、守秘性の高いスライドのため不可、ならばわかります。「撮影が他の方の迷惑になる・・・」セミナーとかで許可されている場合、バシバシとスライド撮影する私なので、感覚が麻痺してしまっているのかもしれませんが、撮影不可って勿体無いなぁーって思います。今はSNSやブログなどで紹介してもらえる時代です。各市町を回って説明会を開いているような今回の内容ならば、より拡散を期待すべきではないでしょうか。
オリザさんのお話は革新的です。ただし、革新的なだけに古い考え方の方からの反発があるでしょう。より広く早くその考え方を拡散させるには、
じゃんじゃん撮影してインターネットで紹介してね!感想書いてね!
って言った方がプラスになると思います。なんかですね、革新的アイデアを古い固定観念で説明して回っているという違和感を強く感じたのです。
こう考える方もいらっしゃるかな?
撮影は、講演者の方にも迷惑です!!
果たしてそうでしょうか?私は、どのスライドの時に撮影が多いかをいつも参考にしています。
今やポールマッカートニーの
コンサートでも撮影可の時代です!
今までの常識は今も正しいと言えるのか?
去年、地元の観光協会に
配り物もう止めませんか?メールかラインですむでしょ?
と私は言いました。すると、
メールできない人もいるので・・・
との返事。
令和の時代に100軒以上の組合員に対して手配りで連絡文書を配布する非効率さ。「できない人」に合わせる公平性という名の不公平さでは、今後益々若い人が頑張る土壌ができないのではないか。何よりも他の新しい取り組みをしている地域に取り残されていきます。
話を戻します。セミナーや講演中の撮影が禁止。確かにそれはこれまでは常識でした。
メモ代わりに撮影したい。昨日のブログで書きましたが、どんなに素晴らしい内容の講演でも、半年経てば忘れます。でも、ブログやSNSで言語化した講演やセミナーは覚えているものです。忘れてもすぐに思い出せますし、繰り返し聞くことで習慣化も可能です。
ただ、聞いただけのセミナーや講演はほとんど意味がない。私はそう断言できると考えています。
きつい言い方をすると、「勉強になりました」で終わって行動しない人がほとんどの現状はこう言った環境から起こるのかなぁーと。
役場や行政に準じる団体は変わるのは難しいかもしれませんが・・・
情報過多な今の時代、資料配布もなく、正確なメモをとれない話はほとんど記憶に残せません。
せっかく大きな変化を生み出すチャンスなお話をしているのですから、こう言ったところでもチャレンジして欲しいと感じました。
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