えっと・・・
先日、答えにくい質問をされたので今日は思い切って公開回答しちゃいます。それが表題の件。
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どうしてガクさんは楽天トラベルを絶賛して
じゃらんネット(リクルート)は否定的なの?
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いや、これ、ド直球な質問です。
自分の中では意図的にやっていたわけではありません。
でも、他から見るとそう見えているみたいです。
じゃあ、今日は自分の中でもなぜ周りからそう思われているのか、思い切って分析してみようということで。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
まず、このブログ内で言えば、リクルート批判、楽天ビイキと受け止められる記事は以下の2つでしょうか。
リクルート批判↓↓↓
私がじゃらんネットの販促パックを止めた理由~「販促パック」って効果あるの?
楽天ビイキ↓↓↓
6年前と今でホームページの作り方が変わった~クチコミを活かしてWEBサイトを制作した視点から(※内容は楽天トラベルのカスタマイズページ作成をお勧めしています)
この2つを読み比べてみたら確かに楽天好き、リクルート嫌いと思われますよね(苦笑)。
元々どちらもそんなに好きではなかった
実は私、元々どちらも嫌いでした。だって直予約をインターセプトされてしまうわけですから。もっと昔は旅行会社も大嫌いでした。インターネットというものが存在しない時代、旅行会社はうちのような弱小宿泊施設に対してものすごい高飛車でした。
私が宿を継いだ20年前はまだインターネット集客などなく、旅行会社からの送客全盛の時代。繁忙日の部屋を押さえておいて、間際でキャンセル。キャンセル料も支払われない。そんなことが当たり前のように繰り返されていました。対等な関係ではないことにぶちぎれた私は旅行会社との契約は全て打ち切り、インターネット集客に切り替えました。それが1998年の事。この時期としては思い切った決断だったと思います。まだ予約サイトというのも「旅の窓口」があった程度の時代ですから。
3,4年ぐらいでしょうか。理想的な自社サイトからの直予約の時代がしばらく続きました。
そんな中、どんどん勢いを増してきたのはじゃらんネットと楽天トラベルの2強。最初じゃらんネットから始めていた私は楽天トラベル2001年のスタート時に登録はしてみたもののそのまま放置していました。本格的にスタートしたのは2009年です。
正直・・・
どちらも直予約から見れば敵。そんなに好きではありませんでした(笑)。唯一やっていたじゃらんネットも閑散期と繁忙期の平日のみ部屋提供、といった感じでした。
じゃらんネットを始めた経緯
じゃらんネットを始めた経緯は雑誌じゃらんに広告を出し始めたところからスタートします。2000年に食事処を始めた際、その告知方法として雑誌の関西じゃらんを活用したのです。当時、とんでもなく高い広告料金にビックリしたりもしていましたが、その抜群の集客力からやがて食事処だけでなく宿の方も広告を出すようになりました。更にはそれを年契約するようになり・・・
思えばうちのような小さな宿が雑誌じゃらんだけに年間300万円以上の広告料を支払っていました。更には途中からじゃらんネットの手数料も加わり。こちらも年間1千万以上の売上がありましたので、その8%でおよそ100万円程度支払っていたと思います。
更に更に販促パックというのも始まって月々税別2万円・・・。いくらカニという高単価の宿泊プランを販売しているとはいえ、1年のうち5か月間です。部屋数8室の宿がこれって今考えても異常な広告料でしたね。
確かに売上は上がりましたけど、利益は出るわけもなく当時自転車操業だった原因はこの辺にもあったかと思います。
それでお客様がリピート化すると信じてやっていたのですが、広告を止めるとお客様が止まってしまう恐怖心から広告を止められない負の循環に当時は気づいていませんでした。
今、自分の教訓としてあるのは
新規顧客を増やしたいからと言ってリピート化しない一見さんのお客様を増やすだけの広告には手を出してはいけない
ということ。
広告はその反応率だけでなく、次も来たいと考えてくださるお客様を集める性質の広告かを見極める必要があります。
それでも当時はじゃらん(リクルート)を そんなに嫌いではなかった
それでもじゃらん(リクルート)のことは別に嫌いではありませんでした。それは雑誌じゃらんに広告を出稿する時やじゃらんネットにプランを出す時に的確なアドバイスをもらえたからです。当時はまだホームページビルダーを使って手作りで自社サイトを作っていた時代。
例えばキャッチコピーを考えたり、プランタイトルを考えたりするのは雑誌じゃらんで営業担当の方が作ってくれたものをそのまま採用していました。
実は私自身、当時この膨大な広告料を「高い」とはそんなに思っていませんでした。単なる広告料としては高額ですが、キャッチコピーやプランを考えてくれるコピーライティング代も含まれている、という感覚でいたからです。
じゃらんネットも当時の8%という手数料であれば、1000万円売上があっても80万円。雑誌での広告代換算すれば2か月半分です。リアルの旅行会社の手数料相場が15%ぐらいだったので半分、というのも「予約サイトの手数料って安価!」と思っていました。
何より、当時営業担当して頂いた皆さんには本当にお世話になったと思っています。逆に、楽天トラベルはとても嫌いになるきっかけがありました。
楽天トラベルを始めた経緯
先に述べた通り、最初は楽天トラベルは嫌いでした。いや、最初は苦手でした。管理画面がじゃらんネットに比べてわかりにくいし、カスタマイズページも良く意味がわからないし。そんなんするんやったら自社サイト触った方がいいじゃん、って。
苦手が嫌いに変わったのは、2004年の「旅の窓口」を吸収した時。「じゃらんネットよりも安い手数料」をウリにしていたのですが、旅の窓口を吸収すると同時に一気に手数料を引き上げたのです。
低手数料で集めて、稼働しだして離れなくなって来たら一気に手数料値上げ。まだ当時楽天トラベルは登録しているだけでほとんど手を付けていなかったので「この会社はヤバい、やらない方がいい」と本気で思っていました(笑)。
楽天トラベルの見方が変わった瞬間
予約サイトはじゃらんネットのみ。楽天トラベルは嫌い、というのがしばらく続いていたある時、転機が訪れます。2009年7月2日、全旅連青年部が運営するyadomoというコミュニティサイトで知り合った方に大阪の阪急インターナショナルホテルで開催された楽天トラベルサマーカンファレンス(現楽天トラベルEXPO)に連れて行ってもらったんです。
その時のことをコミュニティサイトに書いていました。
昨日の楽天トラベルサマーカンファレンス、懇親会のときのお話。
最後の方で楽天トラベルでたくさんお客さんが来たホテルとか旅館とかが表彰されていた。
呼ばれたら壇上にまで上がって。
で、その人が旅館の人かホテルの人か、発表を聞かなくてもわかりますね。^^
歩く時、ホテル関係者の方は明らかに背筋が伸びています。
逆に旅館関係者の方は背筋が曲がっている・・・ホテルマン&ウーマンの方々は、“歩き方”の教育を受けているんでしょうね。
逆に、旅館はそんな教育はないのでしょうね。
同じ職種でも、歩く姿見て明らかな違いがあるのが面白かったです。
あれ?!どうでもいいこと書いてるf^^;
mixiの方は何書いてたっけ??
楽天の三木谷社長のありがたーいお話を聞きました。
楽天トラベルの岡武社長のありがたーいお話を聞きました。
基調講演や分科会でなかなか参考になる話も聞けました。
懇親会で楽天トラベルの中村副社長とお話する機会があり、楽天トラベル内にダイビングの現地サービスを一緒に予約できるシステムを組み入れられないかという話でかなり突っ込んだ質問を私の方が色々されてしまいました。
最後に抽選会があり、Wiiが当たりました。
なかなか有意義な一日でした。
ちなみに香住のお宿で参加してるのはうちだけでした。
但馬でも城崎のお宿さんがもう一軒だけでした。
あ、一応勉強になったって書いているww
そうそう。Wiiが当たったんだ!!これ、新品のまま今もまだ倉庫に眠っているwwだって私、ゲームしないんだもん・・・っていうか、この当時の私の文章力、低っっっ
上記の日記に対する友達(マイミク)のコメントも今見ると笑えますww
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あれ? 楽天さんとは以前きれてませんでしたっけ? 旅窓時代は使ってましたが楽天トラベルになってからなぜかわざわざログインしない とならなくなったので最近はじゃらんしか使わなくなってしまいました。。。
コムサポートオフィス代表
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