SNSの本質は自分の発信ではなく、お客様の発信にアプロ―チすることが大切です。
でも、、、
SNSってお客様よりも仲の良い人との交流が多くなってしまいます。何よりも、自分の発信を見てほしい、という気持ちの方が強くなりがちですよね。
誰でも簡単に始められますが、心地よい交流やお客様との交流に使えるセンスのある人って、実は限られています。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
SNSでお客様と定期的にコンタクトをとる。このことには落とし穴があると昨日お話ししました。SNSでお客様とつながっている方。是非調べてみて頂きたい事があります。
SNSのおかげでビジネス上売上に繋がったのは自社の売上全体の何%ぐらいですか?
私の宿のお仕事で言えば・・・
5%もありません。
今、3大SNS。Facebook、Twitter、Instagramを止めても、宿の売上に大きな影響は与えません。
やってもやらなくても売上に対する影響はないのです。
自分の情報収集や友達とのコミュニケーションとして止めるつもりはありません。自分が楽しむレベルでのSNSは続けます。
その中から売上に繋がることもあるでしょう。ただ、それが売上の大部分を占めるということにはなりません。SNSからのきっかけでお客様がいらっしゃることはありますが、現実的に数字で把握すれば微々たるものなのです。
ビジネスの為にSNSをするのは無駄ではありませんが、ビジネスの為だけにSNSをやっていると、周りから人はどんどん離れていきます。
むしろ、SNSに時間を割きすぎてしまうデメリットの方が大きい。
更に言えば、SNSを行うことで止めてしまったことの中に大きな売上減の原因になっていることがあるかもしれません。
Webがメインで季節のお便りを止めてしまった
先日、私の宿のクリスマスカードを紹介しました。
私の宿は数年前から年賀状を止めました。
止めたと言っても、WebやSNSの普及によって止めたわけではありません。
年賀状は送ってはいけない人がいる。
たくさん届くので埋もれてしまい、見てもらえない可能性がある。
という理由でクリスマスカードに切り替えたのです。
暑中見舞いは出していません。その代わりに春と秋2回、ニュースレターを発送しています。
勿論、どんな業種かにもよりますが、定期的にお客様へコンタクトするのにあたってアナログツールはまだまだ無視できません。
むしろ、お客様層によっては紙媒体の方が有効なアプローチになっていると言えます。
SNSでつながっているからもう季節のお便りはいらないだろう。
そんな風に考えて年賀状を止めちゃったりしていませんか?
SNSでつながっているお客様は数えるほど。年賀状の送付先の方が大切なお客様が多かった、ということは多いのではないでしょうか。
年賀状や暑中見舞いを送っても反応ないんだよね・・・
単なる文字だけの、印刷のお便りになっていませんか?今の時代、お便りを送る目的は「思い出してもらう」「忘れられないようにする」ためです。手書きでだすとか、インパクトのあるイラストを入れるとか、工夫が必要です。
SNSだけやっていてブログやメルマガをしていない
SNSで交流は出来ます。でも、いざ興味を持ってもらった時により深く知ってもらう場を準備しなければなりません。
その為に有効なのがブログであったり、メールマガジンです。
興味を持ってもらった人が
更に深く知ってもらうための場はあるか
「SNSやった方が良いよ」
という声をよく耳にします。
これは、「SNSやればモノやサービスが売れるよ」という意味ではありません。
SNSでブログや自社サイトを見てもらうきっかけにする。メルマガに登録してもらうチャンスを作るということです。
最近はそれすらもSNSで行うのは難しくなってきているのですが・・・
SNSだけで成功できる人は利用者の1%未満
勘違いしてはいけないのは、SNSで成功しているように見える人は、ちゃんとSNS以外もやっているのです。
SNS+ブログ、SNS+メルマガ、SNSと紙媒体どっちも、といった入口と出口をしっかり持っている人がうまくいっている人たちです。
SNSでつながった人に会いに行く、リアルの関係性を築く、という方法もあるでしょう。
SNSだけ、Web上の交流で完結してうまくいっている人はいない。いたとしても1%未満というのが私の実感です。
Webにおいて更に言えば、SNSよりもブログやメルマガの方が大切です。どれかしか時間がない、ということであれば、私はSNSよりもブログやメルマガをお勧めします。
実際、この10年の中でSNS内のツールでの流行り廃りはありますが、ブログとメルマガは安定しています。10年前も今も重要度は変わりません。
それも無理であれば、基本に立ち返って紙媒体のツールを行うことです。お便りを書きましょう。
お客様との接点の基本は自社サイトとGoogleマイビジネス
興味を持っていただいたお客様と連絡が取れる状態を作っておきましょう。
その為には自社サイトが必要です。
昔のように細かく情報を掲載する必要はありません。
多くのお客様がスマートフォンで確認します。
であれば、「タップで電話」と「経路案内」が必須です。
この2つが既に可能になっているツールがあります。
それがGoogleマイビジネスです。
業種によっては、自社サイトなしでもやって行けるでしょう。
イメージするのにはこの記事が詳しいです
↓↓↓
宿泊施設も予約サイトを中心に売上を立てるのであれば、自社サイトなしでもOKかもしれません。
優先順位を見極めよう
事業の業種、お客様がどの辺の人か(近隣or遠方)にもよりますが、限られた時間を販売促進に使うのであれば、できることとできないこと、時間のとれることととれないことで優先順位をつけましょう。
例えば、宿業の場合私ならばこんなイメージを持っています。
先にも述べましたが、自社サイトやGoogleマイジビネスはお客様が注文する”場”という意味で必須なだけで、日々の活動の上で優先順位が高いわけではありません。ちゃんと整えて使える状態(注文や問い合わせを受けられる状態)にしておきましょうね、という意味です。
また「優先順位」とはズバリ、
これがあるから売上がある、という売上に対する影響力という意味です。
自分がやりやすい、効果があると実感できるツールからやっていけばよいと思いますが、紙媒体の販促をしてブログやメルマガ、最後にSNSとあるのは、より濃く深く、しかも深く繋がれるツールであることがお分かりいただけると思います。
小規模事業者は無限に売り続けなければならないわけではありません。自社のマンパワーレベルで無理のない売り方で長く売上を維持したいはずです。
私の持つイメージをご理解いただけましたら幸いです。
SNSは・・・
楽しむ分には良いですが、商売においては優先順位が低いのです。
コムサポートオフィス代表
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