皆さん、今Twitterでバズっているミルク飲みが豪快すぎるヤギってご存知ですか?
こちらです。
ちょちょ!
おいおい!
顔入れすぎだろー pic.twitter.com/61wxDgnBWP— 十勝千年の森チーズ工房 (@tokachiyagi) 2018年8月15日
実は、このヤギのいる「千年の森」をはじめとする北海道ガーデン街道の仕掛け人、北海道ホテルの社長でもある林克彦さんのお話をZOOMにてお聞きすることができました。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
皆さんは「北海道ガーデン街道」って知ってますか?
大雪―富良野―十勝を結ぶ250kmの中、8つのガーデンをつなげたルートのことです。
ドイツのロマンチック街道のようなイメージで、北海道ガーデン街道をメジャー化させようとPRされています。
この取り組みの中からの気づきを3つご紹介させていただきますね。
民間からスタートしたことのメリット
250kmというと、山陰海岸ジオパークの約2倍の総距離です。私の中ではかなり広域のイメージですが、林さん曰く、車で3時間ほどは観光客にとって行動範囲。2、3泊してもらわないと地域にお金が落ちないという点でも250kmあることはむしろ理想。
とのことでした。
「山陰海岸ジオパークは広域だから難しい」
と思っていた私は、考え方を改めないといけないと思いました。
ただ、山陰海岸ジオパークは行政主導で始まっている。北海道ガーデン街道は民間主導で始まっています。
当初観光協会に期待した時もあったそうなのですが、地域ごとの予算で活動している観光協会は、他の地域のPRを行うのは難しく、なかなか足並みが揃わなかったそうです。だからこそ、民間で動いたのがスピードの面でも正解。
ガーデン街道チケット
8つあるガーデンをどのように周遊してもらうか。ポイントは宿泊してもらうために4施設共通券を販売されました。8施設全てを回遊するのは難しい。かといって単発で回ってもらうのでは一見さんが増えてしまう。
そこで、4施設周遊できるチケットを作ったそうです。
ガーデニングはファンが多い。私自身規模は全く違いますが、オープンガーデンを開催している集落に住んでいますので、こう行った取り組みはとても興味深かったです。
ガーデンに来たい人は豚丼を食べない
あと、私が一番感銘を受けたお話。
ガーデン街道に来る人で多いのは、50〜70代の女性。しかも比較的上品なお客様層です。
ツアープログラムを組む際、地域としてはどうしても郷土料理、B級グルメを入れたくなります。でも、こう行ったお客様層は帯広名物「豚丼」を食べることは求められていません。
これ、ツアープログラムを作る人にとってはとても大切な視点。
名物だから入れよう、という発想をしてしまいがちですが、それよりも大切なのはお客様が何を求めているかということ。
このお客様視点、言われてみればその通りですが、見失いがちな視点です。
以上、地域として大きな観光地を短期間で作り上げた人ならではの実践に基づいた説得力のある数々のお話を伺うことができました。
「観光」を「プロディース」するということ。
今日と明日、あと2日がっつり学びます!!
コムサポートオフィス代表
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