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6万アクセスオーバーなんですねf^^;
この記事の中でリスティング広告事件というのがあります。
6年前、屋号で検索したらじゃらんnetの屋号リスティングがされていた、という問題です。このことで、実はじゃらんnetからの売上は、じゃらんnetの集客力によるものではなく、元々当館をご検討いただいているお客様が、本来直で予約するべきところを、じゃらんnet経由で予約しているに過ぎなかったわけです。
当時は、激おこプンプン丸でしたが・・・
今はほとんどの宿泊予約サイトがやっていることです。いえ、黒船OTAが参画してきてもっとエグイことになっていますね。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
今日のブログのタイトル。
じゃらんnetさんに「屋号のリスティング広告をしないで下さい」とお願いしたら却下されました。
こういった相談を最近いただきました。
6年前と今とでは状況が変わっています。
詳しく説明させていただきます。
今はリスティング広告を取り下げてもらえない
今はじゃらんnetに広告停止依頼をしても
宿泊施設等予約受付システム利用約款、第21条(掲載施設利用促進のための利用許諾)
に基づき、停止してくれません。6年前、じゃらんnetが独占だったリスティング広告が今では予約サイト同士の争奪戦になっています。どこかのタイミングで契約条項の改訂の際に、リスティング広告の許可を盛り込まれたようです。
そうなんです。6年前当時はじゃらんnetしかやっていなかった屋号リスティング。今やあらゆる予約サイトがやっています。
6年前、最初に屋号リスティングしたのは
じゃらんnetが最初でしたが・・・
じゃらんnetをストップしても、楽天トラベルをはじめとする他の宿泊予約サイトの広告が出てしまいます。
こちらも、抗議して消去してもらうことは出来ません。
じゃらんnetにおいては、リスティング広告費がかさむことが、手数料値上げの原因にもなりました。
でも、今や海外の宿泊予約サイトも参戦してきている時代。
特に衝撃的だったのは、Googleマイビジネス内の空き室情報に広告枠ができたこと。
私はここの部分の影響力の凄さに気づき、海外の宿泊予約サイトは素泊まり蚤の提供で、2食付では出さないという判断をしています。
更に言えば、この部分。じゃらんnetさんは撤退した。
楽天トラベルは参画しているのにじゃらんnetは参画していない。結果リスティング広告において、じゃらんnetさんは後塵を拝する形となってしまっています。
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リスティング広告を取り下げてもらえないのは問題だ!
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と言われそうですが、6年前とは異なり、様々な予約サイトが屋号広告を放ち、更には「Googleの空き室状況の確認」やトリバゴ、トリップアドバイザー等のメタサーチからの流入が増えている現状では、じゃらんnetのやっている部分に噛みつくことは、あまり意味をなさなくなってきているのが正直なところです。
リスティング広告対策はどうすればよいか
では、この予約サイトのリスティング広告対策。どうすれば良いでしょうか。どんどん直予約が予約サイト経由になってしまっています。
そんな中、私の宿は直予約の方が増えています。ブログやSNSに力を入れる、というのが王道ですが、それ以外に2つ私がやっていることをご紹介しますね。
(1)屋号リスティングを自社でも行う
一番シンプルな方法です。屋号で検索された時の広告を自社で購入してしまうという方法です。
何か、もったいない話ですよね。でも、これが最強の様です。これやってから自社予約が増えました(笑)。
悲しいことにこれが事実です。これにPPC広告料月3万円ほど使っています。
3万円を高いとみるか、安いとみるか。投資効果はあるんじゃないかって思っています。(宿の総売上によると思います)
リスティングをしている予約サイトには出さないとか、価格を高くするとかしても、抜本的な対策にはなりません。サイトごとに価格を変えてしまうとメタサーチの思うつぼですし、そもそもメタサーチに最安値にした自社予約を提示することができません。そう考えると、自社の屋号検索を守ることはとても大切なことだと思うんですね。
お客様は最初に表示されたものに飛びつく。冷静に価格比較をしている人もいますが、スマホ時代の今、単純に検索の上位に上がってきたもの、予約動線がわかりやすいもので予約をしてしまう人も一定層いらっしゃいます。いや、むしろ多いのです(笑)。
(2)Googleマイビジネスに力を入れる
あともう一つは、屋号検索した際、広告の次に表示されるのは自社公式サイトではなく、Googleマイビジネスであるという現実を受け止めることです。
私の宿の場合
「自社広告ー楽天トラベル広告ーGoogleマイビジネス」の順
Googleマイビジネスがしっかりしていれば、
「タップして電話」からの予約も一定数得ることができます。
ウェブサイトへの動線も活用されます。
宿業の場合、「空き室状況の確認」がリスティングされているのが痛いですが、それでもまだ直予約動線が残されているのがGoogleマイビジネスです。
無料で行える部分で言えば、やはりGoogleマイビジネスということになります。
あと、これは願望も交えた予想ですが、「空き室状況の確認」部分には近い将来直予約も入れることができるようになるのではと私は想像しています。
言ってみれば、屋号検索を自社購入するのと同じようなことです。現状の予約サイト同士で入札価格を争って釣り上げているのは健全ではありません。
結果、ユーザーに負担が来ます。度を超した広告料負担はGoogleも本意ではないと思うからです。
いざ、自社予約をGoogleマイビジネスに出せるようになった時の為に、今からGoogleマイビジネスをしっかりと管理、構築しておきましょう。
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急きょですが、AM11時までにお申込みいただければ、お昼の部のみあと2名様参加可能です!!
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ドタ参で参加出来そうな方はぜひ!!
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2018年8月22日(水) 14:00〜16:00 又は19:00~21:00
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コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
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