私は自分の集客のベースを「クチコミ」に置いています。
どんなツールであろうが、「クチコミ」重視の姿勢をベースとしている。
そんな話を昨日のブログでお話ししました。
今日は、全てのベースを「クチコミ」に置いている理由。本質の更に本質のお話をしておきたいと思います。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
人口減少社会では常識が180度変わったことに気づこう
多くの人が過去の成功体験で仕事をしています。
売上が減った。
お客様が減った。
その時どう考えるか。
何が原因か。
商品が悪いから?
価格が高いから?
一つに商品の良さをしっかり伝えないといけなくなった。
昔のように
「とりあえず買っておこう」
とならなくなった。
それは景気が悪いからか?
モノ余りの時代になったからか?
一見正解のように感じますが、私は
「人口が減っているから」
が全てを説明できる答えになると思っています。
これまでのビジネスモデルが全て人口が増えることを前提にしたものだったのです。
2008年を境に日本は人口減に転じた
※総務省情報通信白書より
「人口減少」が売上に与えた影響
人口減少で買う人が減った。
だから景気が悪いのか!
売上が落ちているのか!
これは大きな誤解です。
問題の核心は
人口が減少しているのに人口増加時代の売り方をしている。
人口減少社会での売り方に変換していない。
ということにあります。
分かりやすく言えば
人口増加時代・・・薄利多売、増産多売
人口減少時代・・・高利少売、減産少売
です。
たくさんのお客様に買っていただく時代から、同じお客様に何度も買っていただく時代になったのです。
気づかないうちに人口減少が生活を、
常識をどんどん変えていっている
にもかかわらず、多くの人がこれまでと同じ商売の仕方をしているのです。
なぜクチコミを重視しなければならないのか。
新規顧客を常に増やし続けるビジネスモデルが崩壊したのです。
人口増加時代は、新規顧客を増やし続ることで売上が成り立っていました。
失客しても次のお客様が存在しましたから。
でも、今は違います。
そこで、クチコミが重要になります。
同じお客様に何度も買ってもらう。おなじみさんからの紹介のお客様に買ってもらう。
この仕組み作りが重要になるのです。
例えば宿の場合。8部屋しかない宿は8組までしか受けられません。
が、同じお客様が年に2回お越し下されば、16組のお客様を確保できます。
飲食店の場合。20席しかなければ20名までしか受けられません。
が、同じお客様が月に2回お越し下されば40名のお客様を確保できます。
これ、どんな方法よりも売上を2倍にするのが簡単な方法だと思いませんか?
同じお客様が来てくれなかったとしても。
そのお客様からの紹介があれば、同様に来客数を2倍にできます。
全く新規のお客様を広告等で集めるのと、既存のお客様に2回来てもらう、あるいは紹介したお客様に来てもらう。
どちらの方が難易度が低いかは明確ですよね。
但し、友達が良かったと勧めてくれるというのは、簡単そうで簡単ではありません。
「3対33の法則」
とよばれるものあります。
良いうわさを3人にするとすれば、悪いうわさは33人にすると言うものです。
人はなかなか良い評判を広げてくれないんですね。
だからこそ、良い噂、評判を広げやすいツールを大切にしないといけないのです。
良い評判を書いてもらう努力をしないといけないのです。
何より、クチコミを発生させるツール、目を向けさせるツールがたくさん登場してきていて、無視できなくなってきているのです。
人口減少社会ではマッチングがより重要になる
クチコミによって、自社のとんがり(独自の価値)を気に入ってくれたお客様とマッチングすることが重要になります。
合えば合うほどリピートしてくれやすくなるからです。
でも、人口が減っているなら、自社にあったお客様を見つけるのが難しくなるのではないか。
確かにそうかもしれません。
だからこそ、しっかりマッチングして何度も来ていただけるようにならなければなりません。
また、嫌われるならば来店される前に嫌われておく。
来店してから合わないということで悪いクチコミを書かれる前に、最初から嫌いになってもらって関係性を持たないことです。
万一良いクチコミ、悪いクチコミどちらも入ったとしても、
良いクチコミで良いマッチング。悪いクチコミで合わないお客様の排除
です。
人口減少社会だから「クチコミ」を重視する。
SNSもクチコミを発生させやすい一つのツール。
クチコミのあるサイトは要チェック。
検索や地図の窓口にクチコミが存在しているのがGoogleということを認識する。
マッチングのきっかけとなるのが「クチコミ」です。
クチコミに向き合いましょう。敏感になりましょう。クチコミに関わるツールから目をそらさないようにしましょう。
人口減少社会では、「クチコミ」を無視できないのです。
コムサポートオフィス代表
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