Googleマイビジネスのお話を続けてきました。
私の中では
ソーシャルメディア>SNS
です。
ソーシャルメディアの中でも、Googleマイビジネスをはじめとするクチコミサイトが事業者としては最も優先順位が高い。
ではSNSはしなくてよいのか。
楽しいと感じる方はやれば良い。苦痛を感じながらも無理してやる必要はない。
私がアドバイスするとすれば、そんな感じです。
では、改めて2018年夏。今の時点でのSNSの利点をしっかりまとめてみたいと思います。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
SNSを中小零細事業者さんがやるには時間をとられ過ぎます。
私はそう思います。
でも、SNSの存在は必須ですし、ビジネスに利用できる部分は必要最小限でうまく活用したいですよね。
私は、SNSに時間の取れない中小零細事業者さんは以下の3点に留意すればよいのではないかと考えています。
SNSがビジネスに活用できる大切な3つの視点
俗にSNSマーケティングと呼ばれるもの。私はこんな風にとらえています。
(1)最大の利点は「スポット」位置情報である
SNSがここまで注目されているのは、投稿に位置情報が登録されるから。
店舗ビジネスをしている人は特に、自店舗の存在を知ってもらうチャンスです。これはFacebook、Twitter、Instagram全てにおいて言えます。
スポット→マップ
という動線が非常に重要であるということをまずは認識しましょう
(2)自分が発信するよりも「お客様の発信」こそが重要
SNSに限らず、Web上で認識しておかなければならない事があります。それは
事業者側の発信=売り込み、広告
お客様の発信=クチコミ
であるということ。
実はSNSで大切なのは、事業者自身が発信することよりも、お客様がクチコミ投稿してくれることです。
例えば、こんな風に言えばわかりやすいです。
Instagramにおいてお客様に
@gakuimai 今井 学(民宿美味し宿かどや代表)をフォローして下さい!
というのではなく
#民宿かどや で投稿して下さい!
【香美町香住】民宿美味し宿かどや でスポット登録をした上で投稿して下さい!
という方が重要なのです。
また、お客様の投稿にどれだけお返事できるかも重要です。
せっかく紹介して下さっているのにお礼を言わないのは残念。自分の発信よりも、自分のお店が投稿されたことに気を配る。
これって、クチコミの返信に近い考え方です。
また、Instagramを中心にキレイな写真、楽しそうな写真を自店舗を絡めて投稿してもらえた場合はシェアやリツイート、Instaguramの場合はリポストなどをすることも有効です。
(3)SNS大好きな人は「ブランディング」に活用しよう
「ブランディング」というほど大げさなものではありません。
自分の「好き」を絞って発信すること。
例えば、自分はラーメンと日本酒が好き。ということがわかる投稿をする。
すると、「ラーメンと日本酒が好きな〇〇さん」というイメージが定着します。
これって、親近感が生まれますよね。
他にも「風景写真の撮影が大好きな酒屋さん」。「サッカー観戦が大好きな美容師さん」と言った感じで自分を覚えてもらいやすい投稿を心がけます。
自身が発信するとすればこんな感じで
私自身、SNSの投稿は必要最低限で良いと思っています。むしろ、時間をとられ過ぎないように注意が必要。SNSやっている時間があるならば、エゴサーチをしてお返事をすることの方に集中しましょう。
自分の発信よりも、自分のお店を誰かが投稿してくれたものにリアクションすることの方が大切なのです。
そんな中でも自身が積極的に発信する必要性はどこにあるのか。
例えば、あなたがどんなに小さな店舗であっても社長や店長、オーナーの家族ならば。
こんな思いで仕事をしている。こんな素敵な出来事があった、という発信はおススメです。ただ、そんなことは毎日あるわけではありませんので、私はブログに書いています。
ブログに書く前に、断片的にTwitterで発信してみる。それを少しまとめた形でFacebookにあげてみる。自分の言いたいことがまとまったらブログに清書掲載する。私はこんなイメージを持っています。
若者はSNSを検索ツールとして使っている
皆さんは「検索」と言えば、GoogleやYahoo!をイメージしますよね。
興味深いデータがあります。
10代、20代の若者は検索する際、GoogleやYahoo!で検索する人は全体の45%しかいないそうです。
では残り55%は何で検索しているか。
TwitterとInstagramだそうです。
検索しなくても「お気に入り」をタイムラインに入れておけば、自然と情報は入ってきます。
実際、私は以下のような業界情報やデータはTwitterから拾ってきています。
総務省によると、ネット利用者の割合は全体の80.9%。59歳までのすべての層でネット利用が9割以上に。デバイス別ではスマホが初のPC超えを記録。
– https://t.co/Av5YIeP8JX— トラベルボイス編集部(公式) (@travelvoicejp) 2018年7月13日
つまり、
ニュースの最新情報はTwitterで
美味しそうなお店、面白そう、美しい景色の情報はInstagramで
人の情報はFacebookで
検索しているのです。
そう言えば私も、「この人、どんな人だろう」って思ったらFacebookで検索して確認取ります。
Facebookは人の検索エンジン。
これ、目から鱗の発想でした。
SNSは広告ツールではない!!
改めて念を押しておきます。
SNSは広告ツールではありません。
「〇月×日、□□セールやります!!」
「今日は△△が安いです!」
といった投稿はNG。
友達とのコミュニケーションツールとして活用しているSNSに、友達が売込みの投稿をして来たら嫌ですよね。しかも毎日。
ごくたまに、あるいはこれを買えば助かる友達がたくさんいると思っての投稿ならば構いませんが、「自分が買ってほしいから」という自分ベースでの投稿は嫌がられます。
合コンの場で自分の販売している保険の売り込みを始める人がいたら嫌ですよね?
ビジネスに活用しなくちゃとSNSを始める人は、無意識に同じようなことをやってしまっています。
ということは、投稿内容によってはお客様を減らしてしまう、逆効果になってしまう場合があります。
その為にも投稿は「自分の好き」というポジティブな内容中心で。あるいは「熱いポジティブな思いを」。それ以上に必要なのは自社に対しての投稿にレスポンスすることです。
いかがでしょうか。楽しんでやる分にはOKです。但し、このSNSマーケティングはその効果、結果を具体的な数字で表したり、いつまでにという期限を設けることができません。
そういった意味で、マーケティングとしては非常に効率が悪いです。早くに効果の出る人もいますが結局は「センス」や「人柄」の影響が大きいです。
また、結局SNSも「クチコミ」が大きなキーワードになります。であるならば、Googleやトリップアドバイザー等、流れないで蓄積型で常にみられているクチコミに力を入れた方が良いというのが私の考え方です。
コムサポートオフィス代表
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