旅好きな人こそ「恩送り」って考え方が大切です

接客・接遇

昨日はJRでお越しのお客様を豊岡市の高速バスの乗り場まで送迎。

が、急きょ運休になり、移動方法が全くない状況になってしまいました。

調べて行くうちに、姫路まで出れば、新幹線が動いており、東方面へ移動可能とのこと。

姫路駅まで送迎してきました。


新幹線はかろうじて動いていた!!

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

そこまでする必要はあるのか?

私は可能であれば対応すべきと思っています。

災害クラスの事象に対しては特にそう。

更に言えば、私もたくさんの旅をしてきて多くの方に助けられてきました。


学生時代は自転車旅をしていた

大雨警報の中を自転車で走ったこと、2回ありました!!

最近でも先週の沖縄旅行。

ダイビング目的で行った3泊4日ですが、結局台風の為ダイビングは出来ず。

でも、多くの友達が4日間を楽しく過ごせるアクティビティをたくさん用意してくれていたんですね。

特にうれしかったのが、沖縄在住のミュージシャンの紀々さん。


私の隣が紀々さん

私達の為にウェルカムミニコンサートを開いてくれました♪

その後はワークショップを企画して盛り上がり・・・

他にも突然ノンアポで訪れたペンションのオーナーさんがパッションフルーツでもてなして下さったり。


ペンションビセザキのクマさん

最終日にはマンゴー農園見学も♪


かんな農園さんにて

ガッカリしている時ほど。

悪天候で最悪の事態と思っている時ほど。

救いの手を差し伸べてもらえることは嬉しいものです。

「恩送り」って言葉をご存知ですか?

「恩送り」と言う言葉があります。

誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ることです。


恩は「返す」のではなく「送る」

私はこの言葉、旅人にこそ常に持っていたい言葉と感じてます。

最高のお天気や景観。最高の料理が用意できる時はお客様が自分のペースで楽しんで下さったらよい。

でも、外的要因。私たちが先週体験した台風や、今回の洪水クラスの大雨が起こった時。

困っている人に与えられた試練を「恩送り」でサポートすること。

こうやって旅のすばらしさ、人とのつながりって生まれていくんじゃないかなって思うんです。

大変なことが起こった時にこそ手を差し伸べる。自分が困っている時に差し伸べられた手は素直に受け取る。

災害時こそ「恩送り」は大切。

むしろ、すべきことなんじゃないかって私は感じています。

流石に昨日、今日のお客様は相談の上、キャンセル、順延にしていただきましたけどね(笑)。

そんなに数多くあることではありません。

特に災害時。

あ、今こそ恩送りしなきゃ

って思うこと。

そんな感性を心の中に少しだけ持っておくことって大切なんじゃないかなって思います。


お客様と姫路駅で別れ際にパシャリ

最悪の環境を最高の思い出にするのも私たち宿事業者の役目でもありますしね♪

 

コムサポートオフィス代表
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コムサポートブログを書いている人
コムサポートオフィス 今井ひろこ/今井学

私たち夫婦は、兵庫県の日本海側・豊岡市を本拠地に、全国の小さなお宿やお店の集客問題の解決に取り組んでいるコンサルティング事務所「コムサポートオフィス」を運営しています。私たちが実践して培ったノウハウや日々の実践例を、この公式ブログでお伝えしています。なお、ブログネタは宿泊施設の集客などに限らず、一般の事業者向けのものも多いです。

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