言葉でわかりやすく伝えるって大切。
ふと、どっちが伝わる?
のお話を思い出しました。
エクスマ基本事例より。
エクスペリエンスマーケティングの基本講座でよく出てくるお話です。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
薬の成分がキャッチコピーになっている。
それに対して以下。
言うまでもありませんよね。
後者の方が伝わります。
詳しくはこちらを読んでみて下さい。
時々この事例を思い返すんです。
POP、キャッチコピーの基本、初心に帰るための本質的な事例としていつも心に留めている、私にとってバイブル的な事例です。
宿事業者なのに薬のPOPが役立つの?
「分かりやすく伝える」ことを注力するのに業界は関係ありません。
皆さんも置き換えて考えてみて下さい。
最近ソーシャルメディアのお話が続いたので、今日は久しぶりにキャッチコピーのお話をしたいと思います。
宿泊施設のプランタイトルも同じなんです
私の宿の事例でお話します。
以下は私の宿の春・秋のカニのプランです。
3プランあります。
上記のように作ってしまえばわかりやすいのですが、実際には他の季節や他のプランもあり、パッと見わかりにくいです。
特に、宿泊予約サイトで見たりするとたくさんのプランがありすぎてよくわからない、どれを選べばよいかわからない、ということが多いんですね。
こういった場合、金額で「松竹梅」の3プランにするとわかりやすいです。上記のように量で価格差をつけたり、品数で価格差をつけても良いわけです。ホテルなどでは、お部屋のグレードで価格差をつけられていますよね?
3プランの違いが見てすぐにわかるようにする。
キャッチコピーを色々考える以上に、見やすさ、選びやすさって大切なんですね。
プランタイトルでもっと見やすく、わかりやすく
ちなみに上記の3プラン。プランタイトルにおいて上限の50文字フルに使って更に詳しく紹介されています。
「松」相当のプラン
【春・秋P】お腹いっぱいカニを食べたい方へ☆香住・春と秋の味覚☆「香住ガニ3ばい付フルコース」プラン
「竹」相当のプラン
【春&秋P】かにプラン定番、迷ったらこれ!!「香住ガニ2.5はい付フルコース」プラン【当館一番人気】
「梅」相当のプラン
【春&秋P】50歳以上の方、女性にオススメ。品数充実“香住ガニ2はいフルコース”☆ベストプライス保証
3ばい、2.5はい、2はい。量で区別されているからもう十分わかりやすいじゃないか。
プランタイトルならば、それで十分じゃないか。
そう思うかもしれません。
ちなみに最初に【春&秋P】としているのは他にも【夏P】や【冬P】が混在した時に分かりにくいためです。
このように表示していても
「春プランが夏の日付で出てこない!」
「冬プランが秋の日付で出てこない!」
というお電話をよく頂きます。
売り手がわかりやすいと思っていても、買い手から見ると必ずしもわかりやすいものではない。
いえ、どんなにわかりやすくしても買い手側から見ると見落としやすいというのはよくあることなのです。
「松竹梅」の場合、最もわかりやすくする方法。
・「竹」プランに「当館一番人気」と入れる。
・「梅」プランに「最安値」「ベストプライス」などという最も安いということを示した言葉を入れる。
・「松」プランには最もボリュームがある、ぜいたくプラン、などという文言を入れる。
ちなみに上記の「梅」プランは
「50歳以上と女性にお勧め」と最初に書くことで、「量が少ない」だから「最安値」ということを50文字で全て伝えています。
私はこのようにわかりやすさを更に高めています。
宿泊プランはキャッチコピーのセオリーを活用しよう
POPのセオリーはキャッチコピーのセオリーでもあります。
宿泊事業者の場合、売店などがあり、物販をしているところしかキャッチコピーの勉強はしなくて良い。
そう思っている方は多いです。
私の宿は売店がありません。でも、POPのキャッチコピーのノウハウを学ぶことはものすごーく重要だと考えています。
実際、POPのノウハウをプランタイトルを作る時に活用しているからです。
楽天トラベルマイスターでキャッチコピー賞
がプランタイトルであるのはそういうこと
宿泊施設の方。
プランタイトルはキャッチコピーである
という視点で見てみましょう。
特別目立つキャッチコピーを考える必要はありません。
キャッチコピー賞をとれるほどのセンスあるコピーを考えなくても良いです。
大切なのは
見みやすいこと、選びやすいこと
です。
比較しやすくなることはとても大切なのです。
自社のプラン一覧を俯瞰して、見やすく選びやすくなっているか、考えてみて下さいね。
センスある、あるいは注目を集めるキャッチ―なプランタイトルを考えるのは次の段階です。まずは見やすさ、選びやすさです。
お店で商品を陳列する場合、ネットで物販で商品を並べて表示する場合。
同じことが言えますので他業種の方も是非置き換えて考えてみて下さいね。
コムサポートオフィス代表
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