SNSは衰退してもソーシャルメディアはなくならない

SNS・WEB全般

まず、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)とソーシャルメディアの違いについて説明しておきますね。

あ、この下の図を見てもらうのが早いですね。


SNSはソーシャルメディアの一部

ソーシャルメディアとは社交(ソーシャル)のメディア全般のことで、その中でも友達とのコミュニケーションをとることが目的になっているのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)です。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

昨日のお話の続きになります。

SNSはなくなるの??

ソーシャルメディアはなくならない??

という刺激的な終わり方に対するアンサー、といっても私見になります。

SNSのビジネスツールとしての価値が下がる

まずは、SNSはなくなるか否かと言ったら、完全にはなくなりません。

でも、強力なビジネスツールではなくなります。

例えば電話。

「電話営業」ということがありました。


「電話営業」は今や死語?!

「電話」は相手の時間を奪います。

今の時代、そんな営業スタイルをしている会社がうまくいきません。

メールやSNS、電話以外に連絡を取る方法はいくらでもあるのですから。

ではSNSは?

SNSに滞在する時間は減っていきます。

SNS自体の存在はなくなりませんが、より濃い関係性のみで活用される。

言ってみれば、連絡ツールに近くなっていく。

ビジネスとして使いたければ、広告代を支払わなければならない流れはより一層強まります。

先ほども言ったようにインターネットの普及で電話の価値が下がりました。

テレビCMの価値が下がりました。

同じようにインターネットの価値もいずれは下がりますし、SNSで告知する価値もどんどん下がっていくでしょう。

お金を支払わないとビジネス的な告知が難しくなるのは当たり前と言えば当たり前。

SNSでビジネス的メリットがあった時代は終わりを告げ、これまでがうまい話過ぎだったのです。

長く残るのはソーシャルメディア

SNS内の関係性は身内だけ。濃い友達だけ。

ビジネス的な紹介は有料広告を介さなければならない。

こうなると、事実上SNSによるビジネス活用はテレビで広告枠に出るかニュース枠に出るかの違い程度でしかなくなってきます。

でも、ソーシャルメディア全般にまで言えば、そうでもありません。

ブログやメルマガは生き残ります。

どちらも、事業者側の発信として認められた上で、必要な時には見てもらえるツールだからです。買い手にとって必要な情報を書いておけば、見つけてもらえるチャンスを持ったツールです。

また、クチコミサイトもその信ぴょう性や実名制をどんどん上げていくでしょう。

Q&Aサイトもそうです。GoogleマイビジネスのようにクチコミやQ&Aでのやり取りができるツールができたのも大きいです。

実店舗を持った事業者は、SEOよりもMEOの方が重要になってきます。

MEO(Map Engine Optimization)とは?

日本語で言うと「マップ(地図)検索エンジン最適化」のことで、Google MapにおいてSEO対策と同様、自社が上位表示されるよう行う対策のこと

主にクチコミやQ&A、写真投稿など、お客様からの投稿ややり取りがあるお店、宿ほど地域で上位表示されやすくなります

 

SNSが運営している会社の都合(アルゴリズムの変更)によって振り回されるのに対し、ブログやメールマガジンは自分が好きな内容を好きなタイミングで読者に届けることができます。

また、読者も読みたい時にいつでも見ることができます。

つまり、ブログのような自分の商売における価値ある情報を書いたり、クチコミというお客様の生の声に対してやり取りする場があることがとても重要。


それらを総括したGoogleマイビジネスは
今後注目度の高いツールです!!

とはいっても、これってまた元に戻ってきているとも言えますよね。

大資本のあるところがデータやAIを活用したカスタマーファースト思考でマーケティングを展開して来たらどうすればよいか。

SNS消費が淘汰されていった時、どうすればよいか。

SNSの次には何が来るか、ではありません。ビッグデータとAIの進化により、カスタマーファースト思考になる。

それによってSNSよりも大切にしなければならないソーシャルメディアが再浮上してくると私は予想しています。

SNSではないソーシャルメディアをしっかりと整備しておくことが大切です。

もちろん、アナログ、リアルとデジタルの融合も。

変化に敏感になる。しっかり変化についていくことが大切な時代です。

タイトルとURLをコピーしました