昨日もお話ししましたように佐津オープンガーデンフェスタの集客数は1日あたり約500名。2日でのべ1000名ほどです。
でも、受付でカウントしている数は2日とも400名に満たない程度。
じゃあ、サバを読んでいるのか。
いえ、むしろ二日で千人というのは控えめに言った数字。
本当はもっと多くの方にお越しいただいている。
つまりは、受付に寄らずにスルーしている人が2日とも100名ずつぐらいいたということです。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
2日間、半日ずつ。
昨日のブログでもお話しした通り、地元のオープンガーデンフェスタで駐車場の案内係をしていました。
その中での気づきです。
駐車場は受付のすぐ横にありました。
「受付」といっても有料であったり、記帳があるわけでもなく、単に無料配布の地図がもらえますよ、というだけのもの。
受付に寄らなくてもよいし、寄ってもよい。
ただ、先にも述べたように一定数の受付に寄らない方がいらっしゃいました。
なぜ、受付に寄らない人がたくさんいたのか?
受付に寄らない、あるいは受付を通らない。
私が気づいただけでも、5つの理由があったようです。
(1)受付横の駐車場が満車で、 海側の受付から遠い駐車場に駐めていたから。
自分の車を駐めた場所を起点に移動された方がいた。実際、私は遠い方の駐車場の誘導係もしましたが、受付方面へ行かない方も半分ぐらいいらっしゃいました。
(2)毎年来ているので、地図がなくてもOK。
オープンガーデンはリピーターさんが多く、2日とも来るいらっしゃる方もいました。
「受付で無料地図をどうぞ」
とご案内したら
「地図なくても大丈夫よ」
と言われたことも何度かありました。
(3)別の駐車場に置いた
例えばうちの宿でも、宿泊されたお客様が宿に車を置いたまま受付をスルーして巡回された。宿泊されていなくても、他地域の親戚、友達が佐津で懇意にしている宿の駐車場に車を置いて巡回したというケースは私の宿に限らず結構あったようです。
(4)受付のカウントミス(笑)
単純に席を外していてカウントしていなかったということもあったようです(笑)。
(5)受付に行くとお金の徴収があると思っている
今回、駐車場案内係をしていたからこその気づきです。
受付に行くと
個人情報を記帳させられる?
入場料or駐車場代がかかる?
と、警戒している。
こう思っている人、意外と多かった気がします(笑)。
いや、無料の地図をお渡しするだけなんですけどねf^◇^;
この感覚を持っている人が多いので、受付のカウント実数への漏れがあるのだということを実感しました。
これ、駐車場の案内係をやらなければ気づかなかったことかもしれません。
「受付」じゃなく、「無料案内所」とすべきだったか。
あるいは、チラシに「駐車場無料」「入場料無料」更には「ガイドツアー無料」というのをもっとわかりやすく書いておくべきだったか。
実際、駐車場代をどこで支払えばよいのか聞かれたこともありました。
この辺はチラシでも現場でもできる限り分かりやすくしておくことが大切ですね。
こちらが書いていても、お客様目線では伝わっていないことって多いですから。
チラシや看板が、
あるいはこちらの口頭での伝え方が
お客様には違った意味で伝わっていることがある。
これ、ビジネスにおいて大切な視点ですよね。
観察の重要性と伝え方の重要性
以上のことから、駐車場の案内係をやっていて2つの学びがありました。
やはり、お客様の動線や入れ込み状況を現場で観察することは重要だということ。
ただボーっと駐車場の案内係として警棒を振っているだけで終わるか、どんな客層が、どんな目的で来ているかを感じられるかどうか。更にはお客様の動線、表情から何か次回に、あるいはビジネスに活かせる気づきはないかどうかを考える。
まさに「観察」のチャンスでした。
もう一つは「受付」ではなく「無料案内所」としていれば、もっと立ち寄る人が多かったのではないか。伝え方次第で動線は変わるということ。奇しくも受付カウンターの数値は2日とも375。でも両日とも先述のように100人以上の漏れは間違いなくありました。
「受付」をもっと人が集まる”場”を作ることができたかも知れない。
正しいかどうかはやってみないとわかりませんが、色々な伝え方を試してみることは大切です。
例えば私は今回、
「受付はあちらです」
と言っていたのを
「無料の地図をあちらでお受け取り下さい」
と変えるようにしました。
更にはそのことを伝える看板を受付に見やすく書いておくべきだったか、などなど。
実は私、今回の駐車場案内係を半日2回やることで、ビジネス的気づき、ブログ・メルマガネタ(笑)が3つ4つはできると思っていましたが、その通りになりましたf^◇^;。
他にもビジネス的な気づきやアイデアが多々でてきたのですが・・・
実際にやってみてうまく言ったらまたご紹介したいと思います♪
まずは「観察」「伝え方」の学びがあったということで。
これって自分の仕事でも宿ならフロント、お店ならばレジにいる時に必要な観察眼なんですよね。
うん!全力で駐車場の案内係をやると、そこからの学びはたくさんあります!!
コムサポートオフィス代表
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