ストレングスファインダーの本を買って診断するだけなのとワークショップに参加することの違いは?

セミナー・講演会開催

ストレングスファインダーワークショップ、面白い!!

これ、但馬で毎年やろう!!

終了後、私にコムサポ代表今井ひろこが言った言葉です。

今回、2日間で20名(1日10名ずつ)の方が申し込まれました。

ワークショップ形式のセミナーの場合、10名前後がベストですね。

講師との距離感、一人一人に対する対応も含めて。

いや、毎年同じ有料セミナーで、こんなに参加者を募れるのか、コムサポ・・・f^^;


【感謝】土曜日AM開催参加者の皆様

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

毎年同じセミナーを主催するのって結構大変なんです。

赤羽先生の文章術セミナーのように毎年受講した方がスキルアップする種類のワークショップならば良いのですが、ストレングスファインダーの場合、可能ならば毎回初めての方にお越しいただきたい。

どんなビジネスの集客でも、”初めて”の方を集めるのって大変なんですよね。

ストレングスファインダーの良さって何?

ということだけでなく、

コムサポってどんな会社?

コムサポセミナーって何?

ってことも説明しなければなりません。

セミナーって内容もさることながら、”誰が” ”どんな思いで” やっているかが大切だと思うからです。

でも、これを伝えるのって結構大変なんですf^^;。

今、コムサポセミナーは以下のように定義づけをしています。

私達と一緒に成長し、一緒に地域をビジネスで盛り上げる場

この定義に沿って考えれば、

地域を盛り上げるために、自分の強みを引き出すことのできるストレングスファインダーの受講者をもっともっと増やすべき、という発想になります。

冒頭の「毎年開催したい!」

はそんな思いから発した偽らざる気持ちです。

確かにそうなんですよね。

今回私も、ストレングスファインダーの診断を受けたこと以上に、ワークショップに参加することがいかに大切かということを実感したことがあります。

ワークショップは他人の診断も聞ける

今回、講師の橋本かおり先生も自分の診断結果を自己開示されていました。我々コムサポ夫婦もそうです。

つまり、2回のセミナーそれぞれで12名の診断結果を元にワークが進んでいきました。

自分の診断結果がどうなのか。

自分の資質って何?

それを強みに変えるにはどうすればよいの?

最初はそのことにフォーカスします。

ほとんどの場合、それを知りたくて皆さん参加されているのですから。

私も診断を受けた理由はそうです。

でも、多人数で受けるとビックリするほど自分と異なる資質、正反対の診断結果の方がいらっしゃいます。

例えば、私は上位5資質に「最上志向」があります。

これは、長所をさらに伸ばしたい、80点を100点に、120点にしたい、と考えることです。

その対極にあるのが「回復志向」。

これは悪いところを改善したい。マイナス20点を0点(スタート)まで戻したい、とする考え方です。

初日はこの「回復志向」の方が多く、2日目は「最上志向」の方が多かった。

この2つの資質は、お互いを理解しにくい対照的な資質と言われているのです。

良いところを伸ばしたいと考えるか、悪いところを改善したいと考えるか。感情の優先順位がどちらを先にするか。

どちらが正しい、間違っているという問題ではありません。どちらを優先したくなるかどうかはその人の資質であって、良いも悪いもないのです。

自分と違う考え方を受け入れる

ストレングスファインダーの本を購入して診断を受けただけならば、自分の強みに気づくだけかもしれません。

もちろん、それだけでも価値があります。自分の行動に自信が持てます。

ワークショップに参加し、自分だけでなく多くの人の診断結果を聞くことに、全く違った、大きな価値があることに私は気づきました。

それは

自分と違う考え方を受け入れる心を持つ

ということです。


ワークショップの価値とは?

田舎で人付き合いをしていたらこういう言葉をよく耳にしませんか?

あの人は常識がない。

あの人は若いのに常識を知っている。

この場合の”常識”ってなんでしょう。

多くの場合、その人の価値観。その地域だけの古くから残っている慣習です。

それが地域の特徴を表し、良い面もありますが、場合によっては他人や他地域からみれば非常識、その人が自分の考えを押し付けてるために他者に対して「常識がない」という言葉を使っていることが多いです。

そう。時代の変化に対応していない人が発する言葉であることも増えてきています。

若い人が都会に出たい。田舎で生活したくない、と思うのはこの「常識」という名の時代遅れの規律に縛られるのが嫌だからではないでしょうか。

もちろん、そういった「常識」を押し付ける人たちが”悪”ではありません。文化や風土、慣習を”守る”という点での良さを発揮しています。

反面、”変化”を受け入れる視野の広さを持てないという弱みにもなります。

田舎の、地方の一番の問題点は、

自分の考え方と異なる人を排除しようとしてしまうこと

ではないでしょうか。

それには2つの問題点があると思います。

一つは最近私が良く言っているファシリテーション能力の欠如。問題の本質を議論する際、白黒どちらが正しいかで判断してしまい、お互いの意見を聞き合い、理解しようとする能力が低い、ということです。

もう一つはその前段階。お互いの意見を聞き合うために、世の中には自分と異なる思考の人がいるということに気づくことです。

こう考えるのが常識だ

あいつの考え方は間違っている

そう考える前に、なぜそういった自分と正反対の考え方をいう人がいるのか、と考えてみる。

そもそも、思考の出発点(持っている資質の強弱)が異なるのだから、そこを理解していないと議論は全くかみ合わないということに気づかなければなりません。

人の意見を聞こうとしないのは、

自分は他人と違う

世の中には考え方の違う人がいる

ということを受け入れてないから。

前提条件として「他人は自分と異なる」という当たり前のことを認識しなければなりません。

当たり前、と思うでしょ。

これ、できない人の方が多いのです。

私も最近ようやく気付いたのですから(苦笑)。

ストレングスファインダーの一般的な使われ方

事業を行う場合、自分の持っていない資質の人を仲間に加えると考えてみる。

考え方の違う人は受け入れない、ではなく異なる資質の人を適材適所に配置することで、お互いの長所を使い合う相互補完効果を生み出す。

実際、企業研修のチームビルディングにストレングスファインダーを活用しているケースが多いようです。


本を買って診断するだけだともったいない!

ストレングスファインダーは「自己理解」のためだけではなく「相互理解」のために活用するのがその本質なのかもしれません。

でも、、、

そんな高レベルの話を今、しようとは思っていません。

ストレングスファインダーの診断を受けることで「自己理解」ができ、ワークショップに参加することで「相互理解」のできる人を増やしていく。

そういった意味でワークショップをする価値があるのではないか。

シンプルです。

他人は自分と考え方が異なるものなんだ。

そのことに気づくだけでも良いのです。

ちなみにそれを自虐的に「自己理解」に絡めても面白いです。

例えば私達夫婦の場合。

私、上位5つの資質だけでなく、34の資質全てを開示してみたんですね。(別途69ドルかかります)

本来、上位の資質は5つではなく7つで、という議論もあったそうです。

そんな私の資質の6位と7位は・・・


6位が学習欲、7位が個別化

あれ?これ、うちの奥さんがどちらも上位5つに入っている資質です。

どうやら、我々夫婦は似た資質を持っているということです。

ということは、夫婦一緒でも足りない資質があるってことなんです。

というわけで、私の下位5つの資質を見ていました。


私の下位5つの資質です!!

お、おん、、、

慎重性、調和性、公平性がないよね・・・。

こういった資質の高い人を右腕としてビジネスパートナーにすればよいということになります。

他者との相違を認め、お互いを補いあう発想を持つこと。

私にとって今回のストレングスファインダーワークショップにおけるもっとも大きな学びであり、ただ診断を受けるだけでなく、ワークショップに参加する価値はここにあるんだということを実感しました。

来年、但馬で開催するならば参加したい方いらっしゃいますか?

あるいは、今回講師をお願いした橋本かおり先生は企業研修だけでなく様々な場所でこのワークショップを開催されています。

直近だと5月19日に梅田であります!!

http://real.tsite.jp/umeda/event/2018/04/post-532.html

今すぐ受講してみたい方は参加されてみてはいかがでしょうか。

我々夫婦が1年前に受講した、お勧めの講座です!!

あるいは、社員研修としてストレングスファインダーワークショップを開催したい場合も橋本先生に相談してみて下さい。

https://saikojibunsozo.com/

このワークショップを職員全体でやったら素晴らしいチームビルディングになるでしょうね♪

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