昨日は宿泊予約サイトのコントローラー「ねっぱん」の自主開催勉強会でした。
お陰様で大盛況でした♪
別に「ねっぱん」の制作会社さんから依頼されてやっているわけではありません。あくまでもコムサポートオフィスによる自主開催です。
なぜ、自主で開催したのか。
今日はそんなお話をしたいと思います。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
Webでなかなか売れない宿の共通点
小規模宿泊施設さんにおいてWebでなかなかプランが売れない一番の理由。
それはすごーく簡単です。
在庫登録が遅いから
これが一番の理由であると私は考えています。
日々の仕事が忙しい。
Web関連の作業はどうしても後回しになってしまう。
慌てて1、2ヶ月前に部屋登録をする。
シーズンインしても平日がガラ空き。
直前割やクーポン乱発。安売りせざる得ない悪循環。
シーズンに入る前には金土日を満室にしておくには最低半年前からの在庫登録は必須なのです。
これまでは楽天トラベルが半年前在庫登録必須にしないと手数料率が変わるルールを入れていましたが、9月以降のサイトリニューアルと同時にこの縛りがなくなります。(ルール上は継続していますが、守らなくても罰則がないため、守らない人が続出することになるでしょう)
今後はより一層、しっかりと早め早めの在庫登録をした宿ほど有利です。
在庫登録を楽にするツールと言えば「ねっぱん」
少しでも在庫登録を楽にしたい。そのためには在庫登録ツールであるサイトコントローラーを使いこなせるようになるのが必須です。
在庫登録をいかに時間をかけずに登録できるか。
例えば、自宿が楽天トラベル、じゃらんnet、るるぶトラベルと契約していたとします。最近ではブッキングドットコムやエクスペディア等海外予約サイトもあります。
これらを1サイトずつ在庫登録と価格設定をしていく。
契約している予約サイトが多ければ多いほど管理に手間がかかります。当然ながら管理画面の使い勝手もそれぞれ違う。全て覚えなければなりません。
実際、管理の手間から予約サイトを絞っているという施設さんも多いです。
これを一気に解決してくれるのがサイトコントローラー。
しかもそれを無料で使わせてくれるのが「ねっぱん」なのです。
現在、ねっぱん利用施設は全国で7000施設を超えているのだそう。近い将来1万件を超えてくるのではないでしょうか。
しかも、宿泊予約サイトによっては、管理画面よりもねっぱんの方が使い勝手が良いという(笑)。
「ねっぱん」利用の3段階
今回の講座はねっぱんをすでに導入されている施設さんにパソコン持参でお越しいただき、実際に価格連携をするだけでなく、ベストレート設定や在庫の予約サイト別優先順位のつけ方等、かゆいところに手が届く機能を紹介させていただきました。
ベストレート設定のところでは、手数料の高いOTAのみ価格を高めに設定できる「ワーストレート設定」の方がウケが良かったのはここだけの話です(笑)。
今回講座をやって見て、ねっぱんセミナーを開催する場合、3つの段階で開催する必要があると感じました。
(1)ねっぱんを導入したい
例えば、私の地域ではじゃらんnetはやっているけど、楽天トラベルは参画していないという施設さんがまだまだ多いです。これは予約サイト導入期、じゃらんnetは雑誌じゃらんの営業の方が地域をくまなく回って登録を啓蒙したからだと思います。地域に営業担当がいたというのが大きかったと思います。
そういった意味でも楽天トラベルとねっぱんをセットで導入するというのは良い機会なわけです。インバウンド向けに海外予約サイトへの部屋提供を検討されている方にもオススメです。
ねっぱんを導入するとどんな良いことがあるか。ねっぱんの使い勝手はどんな感じなのか。そういった入門編のセミナーがあっても良いと思います。
(2)ねっぱんを使いこなしたい
部屋在庫の管理で使う分であれば、すぐに導入できますが、価格の設定もねっぱん側でやってしまえば、ものすごーく管理工数を削減することができます。
ねっぱんの利用者で
在庫管理としては使っているけど価格管理では使っていない
という施設さんは意外と多いはず。
今回の参加者でも半数の施設さんがそうでした。
価格設定もねっぱん側でできるようになること。一括で在庫と価格を登録することで、登録ミスを防ぐことができるのがねっぱん(サイトコントローラー)一番の利点です。
今回はまさにこのレベルの方にお越しいただくことをイメージして企画させていただきました。
(3)高度なレベルでねっぱんを使いたい
将来的にはねっぱんを使ったレベニューマネージメント講座もできるようになりたいです。
具体的には繁忙期のみカード決済予約のみにしてしまうとか、サイトごとに価格を変える、販売時期によって価格を変更するなど。。
R-withやじゃらんホームページダイレクトではなく、有料の直予約システムを使った場合にできることなども紹介できます。
今回、コムサポで行なったセミナーは原則(2)の方が対象。質問があれば(3)の方に喜んでいただけそうな情報をお伝えしますよ、といった感じでした。
ねっぱん利用されている方。当地でも多くいらっしゃることと思います。
在庫や価格登録の時間工数削減に。売上UPのための半年先の在庫登録を習慣化させるために。ぜひ、多くの事業者さんにサイトコントローラーの便利さをお伝えしたいです。
昨日参加していただいた方には
「本当に5百円だけでよいのですか?」
と言われるほど濃い内容をお届けできました。
あくまで、地域の施設さん、クライアントさんへのサービス開催です。
明日あと1、2施設さんならばまだ参加可能です。
ご興味ある方はぜひ。
ゴールデンウイークの前か後にオンラインミーティングアプリを使って全国対象でも開催したいと検討中です。
日程や詳細決まりましたらまたご連絡させていただきます。
コムサポートオフィス代表
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