最近の私の関心事項。
・Googleマイビジネス
・メールマガジン
・人生9回裏まである理論
・海マジ反対・安売り、タダ売り反対
・イノベーション
といったところでしょうか(笑)。
イノベーションとは技術革新ではなく、儲けの仕組みを変えること。
今週は特に、この言葉がものすごーく腑に落ちていてマイブームです。
そんな私の琴線に触れたブログがありました。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
ホッティ―ブログで感じたイノベーションのヒント
大切なことなので何度も言います。
イノベーションとは『技術革新』ではありません。
商売の転がし方、儲けの仕組みを変えること。
この考え方を念頭に置いて、私がとっても共感したブログがこちら。
当コムサポブログでも以前紹介させていただいた名古屋にあるホッティ―薬店。
この冬もホッティ―のミネラルのお蔭で
全く風邪をひきませんでした!!
そんな先述のブログには業界人からの指摘(批判?!)が記載されていた。
10:00〜17:00、短時間で店閉めてますよね。
みんな、9:00〜21:00までやってるのですよ。
組織で動いているのですよ。
一人での行動はダメです。
あなたのやり方はみんな批判してますよ。
メーカー奥様を連れて行って視察、ありえないです。
他の薬局からお客さん取ってるだけですよね。
みんなみてますよ!!! 有名人ですから。
それに対するホッティ―の意見。
・昨夜は深夜4:00まで仕事ました。(嫁に聞いて)
・組織って言っても、個人店の集まり。
・みんなって誰?!
・販売する商品の工場をこの目で観てお届けする。
どこがいけないのか?(確認もせずに売る気持ちがわからない)
・僕が薬局のお客さん取ってる???塩で???
こんな弱小ですし。僕。年商10億ぐらいいってたらまだしも
・見てる? ありがとうございます。届いてるのですね。
そしてFacebookに投稿していた極めつけのこのひと言に笑った。
僕、本当に頭が悪くて理由が、
理解ができませんでした。
そもそも医薬品1品しかないし!!!!
医薬品が一品しか売っていない薬店って・・・(笑)
まあ、今の大型ドラッグ店って医薬品よりそうでない品の方が圧倒的に多いですもんね。
比率で行ったらホッティーのお店の方が医薬品率は高いかも(笑)。
あ、イノベーションの話。
イノベーションは商売の転がし方。儲けの仕組みを変えること。
今までの売り方を止めて、新しい売り方をするということもイノベーションと言えるのです。
例えばですね。
例えば、お客様に安心な物を届けたいので、
直接この目で確かめるべく
メーカー、問屋の営業さんに連絡して、
アポイントとって、
嫁と休みに大阪まで行って、
社長さんに大歓迎されて、
製造ラインを見学して、
帰ってきて、記事にして
もちろん社長に記事を事前確認いただいて
皆さんにお伝えする。
それがダメらしい。
えーーっと・・・
私たちの業界。飲食業界ならばこれは当たり前です。
生産者のところに行って、こんなにこだわりの食材を使っていますってやるのは飲食店なら当たり前。
健康補助食品のメーカーさんだってよくやってますよね。
青汁は□□産の契約農家さんの無農薬〇〇を使用
って。その契約農家さんのインタビューがあったりすると更にその青汁の信頼度が増します。
それを現場レベル、薬店でやるのが非常識って道理はない。
いや、他の業界のことはわかりません。
製薬業界では非常識なのでしょう。
じゃあ、何が非常識なのでしょうか。
メーカー視察が非常識?
誰に迷惑をかけているのか?
お客様には迷惑をかけるどころか、喜ばれている。
薬じゃなく、自然食品で病気を治して薬を売れなくしてしまっているから?
その論理はおかしいって誰でもわかりますよね?
ホッティ―がやっていることは
生産者レベルに直接話を聞きに行って、それをブログやSNSで紹介している。飲食業界では当たり前にやっていることを薬業界でやっただけ。
薬業界では非常識かもしれませんが、世の中では当たり前のことです。
私ら夫婦もホッティ―の塩が本当に効果あるのか、直接聞きに行きましたから。
イノベーションは最初に同業者の批判を受ける
上記の流れの中にイノベーションのヒントが隠れていますよね。
ホッティ―が行ったのは
・生産者に直接話を聞きに行く。飲食業界では当たり前のことをそういった常識のない薬業界で行った。
・SNSやブログで取材した内容を発信した。
特に発信。これはやり続ければ業界に影響力を持ちます。
私もそうです。10年以上宿ブログを書き続けていたら、私の発信を面白く思わない地元の人、業界の人も数多くいるでしょう。
でも、批判が起こるってことは
その業界にこれまでない考え方、行動をしている
から。
考えるだけの人はたくさんいます。
でも、それを言葉にして発信したり、その通りに実際行動する人は数少ない。
私自身、単なる地域の食材や観光スポットの紹介ブログで終わらないようにしています。地域のこだわり、思いをどうすれば表現できるかをいつも考えています。
法に触れるようなずるいことをやっているわけではないし、その発信がお客様を幸せにしているものであることが大前提。長い目で見れば、地域にとっても発信しておくべきことであること。
今までのやり方をしていた人は、それを否定されたような感じになるので、面白くないのは事実です。
例えば、私が「安売りは悪」と言えば言うほど、安売り集客している同業者さんは嫌な思いをするでしょう。
でも、どこの地域もどの業界も変化して進化してくのです。
自分たちの常識が世の中から見たら非常識ってこと、たくさんあります。
業界の非常識が世の中の常識ということも。
普通じゃない行動を最初にした人を”叩く”というのもよくあること。
出る杭は打たれる
ってやつですが、
批判にさらされているが、お客様に喜ばれ、売上(利益)が上がっているということは、イノベーションを起こしているということです。
批判がないならば、何の影響も与えていないということなんですから。
間違ったことや違法なことをしてはダメですよ。
でも、地域や同業者から批判を受けた時。
お、イノベーション起こせてきたかも!!
こんな感じで受け止めていいんじゃないでしょうか。
コムサポートオフィス代表
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