昨日、コムサポメルマガ、第1号を配信しました!!
100名以上の方が登録して下さいました。
ありがとうございます!!
そのうち、エラーとなって届かなかったメールアドレスが8件ありました。
7件がdocomo.ne.jp でした。
携帯メールで登録された方。
@com-support-co.jpからのメールを受け取れるようにしておいていただけましたら幸いです。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
さて、どんどん民泊問題がクローズアップするにつれ、問題点が多く指摘されています。
民宿であっても我々は正規の宿泊施設。
保健所や消防等の許可をとって正規営業しています。
でも、、、
だからと言って自分たちが優れている、というわけではありません。
先日、ホスト滞在型民泊は民宿、ペンション、ゲストハウス等小規模宿泊施設の脅威になる、というお話をしました。
なのでSNSをやった方が良いですよ、というお話をしたのですが、それだけではありません。
古参の宿ほど業界の常識に縛られて今の常識から外れて行ってしまっているのです。
民泊事業者はどうやって集客しているか、ということにフォーカスしてみて下さい。
民泊ではクレジットカードが常識
民泊と言えば世界最大のサイトはAirbnbです。
こちらで宿を予約した時、旅行社は皆、クレジットカード決済で前払いというのをご存知でしたか?
現金取引は不可
(Airbnbサイトより)
そりゃそうですよね。ホスト不在型もあるわけですし、今問題になっているフロントでの対応がない点。これらを簡略化するためにもクレジットカード決済は必須です。
でも、これが逆転現象を起こしています。
民宿、ペンション、ゲストハウスはまだまだ現地での現金払いが多いのに、民泊は全てクレジットカード決済。
支払いにだけ関していえば、民泊の方が進んでいるのです。
もちろん、民泊と異なり食事付の宿泊施設では別途飲料代や入湯税等現地での追加払いが発生することが多いので、先払いしたからと言ってお金のやり取りがなくなるわけではないのですが。
いずれにせよ、「小さな宿だから現金のみ」という常識は、業界の常識であって、世の中の常識からはかけ離れてきています。
これまでのやり方ではクレームとなる場合も
時代の変化に応じて新しい仕組みを取り入れていくことは必須です。
これまでとやり方が変わってきてる。
お客様に対するサービスも多様化していますが、そんな中で昔ながらのおもてなしが逆にウザがられたり、クレームになる事すらあります。
(参考サイト)
「逆にウザい」と感じる日本の過剰サービス1位
「商品を店の外まで持って見送ってくれる店員」
1位の店員の見送り、というのは宿にもお見送りがあります。
旅館や民宿の場合、お見送りは当たり前だったのですが、最近は車に乗ってからすぐに出発するわけではありません。行き先を確認したり、カーナビをセットしたりします。
その間、ジーーーっとお見送りの為に待たれるのってプレッシャーですよね。
私自身、お客様として旅館に宿泊した時に気づいたのです。
私はすぐに出発して少し先のコンビニによってカーナビをセットしなおしました。
その時、正直言ってお見送りも嬉しくない場合あるかも、と思いました。
他にも・・・
もちろん、それが良いというお客様もありますので、一概にどちらが正しいというわけではありませんが、多様化に対して自分がどちらを選択しているのかを明確にしておかなければなりません。
集客もこれまでのやり方だとむしろお客様が減っていく
同様に集客のやり方も変わってきています。
広告でPRするのがかえってマイナスに。
例えばYouTube動画前の広告のように、みたい動画の前に無理矢理みさせられて逆にイラッ。その広告をしている企業のこと、嫌いになることもあります。
広告をすればするほどその商品や企業が嫌われる。そんな事態も起こっています。
自分たちの常識の元でやっていたら、取り残されることで世間の非常識になって行っているわけです。
話を元に戻します。
言い方悪く言えば”民泊”は”素人宿”です。でも、そんな”素人宿”がクレジットカードをつかえてプロ宿で使えない。
Uberもそうですよね。カード決済でしかも明瞭会計。地方に行けば現金のみで、着くまでいくらかかるかわからないというタクシーはまだまだあります。
もちろん、白タク行為なので色々と問題点はあるでしょう。
民泊も同様です。様々な問題があります。
ただ、これだけ普及しているのはシェアリングサービスだから、というスキマ時間の活用が理由なだけではありません。
利便性もあるのです。
私自身、民泊は反対派です。
でも、こういった逆転現象に対しては見て見ぬふりをしてはいけないと考えています。
また、いわゆるイールドマネージメント。
普段7千円程度のビジネスホテルが繁忙日には4万円とか5万円になるというやり方。こういったやり方って個人的には好きではありません。
ただ、この手法は民泊とかが広がると真っ先にできなくなってくると思うんですね。
なので、ヤミ民泊は明確に反対します。
新法施行と法改正で違法業者にメス 知っておきたい「民泊」の光と影
「民泊はホスト不在型とホスト同居型の2種類があります。現在、日本国内で稼働している民泊施設は約6万軒。ただし、許可を取り営業をしているところは10%程度、それ以外は違法民泊です。具体的な所在や管理者が不明な施設は少なくなく、実態がつかめていない場合もあります」
こういった過度なイールドマネージメントを防ぐためにも適度な民泊はあっても良いのではないかと思う場合もあります。
例えば、以下のようなビジネス特化型の民泊は私も一度利用してみてレビューしてみたいと思います。
まとめます。
何が正しくて、何が正しくないか。
自分の常識がすべて正しいわけではないし、今持っている常識が数年後非常識になっているかもしれない。
新しい仕組みが登場すると、既存のビジネスの人が既得権益を守るために反対するという側面もあります。
ただ、こうした新しい流れは、今までのやり方が古くなってきていることに気づけるチャンスでもあります。
そう言った目はしっかり持っておきたいです。