先日、民泊で起こるべきして起こった残念な事件がありました。
頭部発見施設はヤミ民泊だった…1泊2千円、外国人客急増 「身元確認不十分で犯罪温床の恐れ」懸念、現実に(産経ニュース)
対面でやり取りするフロントのない宿泊施設。私は民泊に反対ではないですが、家主と全く顔を合わせない民泊は反対です。
こういった事件は今後起こりうることでしょう。国際化が進み、犯罪の温床になるというのはその通りだと思います。
ただ、以前からお話しているように「民泊」は「観光」の為ではなく、不動産業界、建設業界の思惑で話が進められていますので、こういった事件が起こっても無視されます。「民泊」の流れは止められません。
民泊問題についての私のブログ記事↓↓↓
出だしからネガティブなニュースでごめんなさい。
今日のブログは決してネガティブな話、民泊の話ではありません!!
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
対面よりも非対面の方が気が楽?!
さてそんな中、地元の若者のユニークな意見を拝見しました。お隣新温泉町に住む岡坂君のブログ。
対面よりも非対面のサービスの方が気が楽、というテーマです。
airbnb人気の要因の1つとして、予約からチェックアウトまでサービス提供主と会わなくて良いことが挙がっています。
僕もそのタイプです。
むちゃくちゃサービスが良いところじゃない限り人に会わないのがラクちん。
非対面による犯罪が懸念されている「民泊」ですが、一方で対面に対するわずらわしさもある。
このお話、私も納得してしまいました。
例えば、私自身ガソリンスタンドはもっぱらセルフを使います。なぜならば、変に接客されるわずらわしさ、面倒くささよりも、自分でちゃっちゃっとガソリンを入れて早く作業を終わらせたい、という思いがあるからですね。
セルフのガソリンスタンドを使うのは、何も安いからだけではなく(むしろ、寒い時などは数円高いぐらいならば有人サービスを使いたい)そういったわずらわしさから解放されたいからというのが潜在意識にあります。
非対面の気楽さってありますよね。
話はそれますが、ネコの初対面での
人見知り感ってハンパないですよね・・・
なぜ、非対面は気が楽なのか
よく、”人見知り”って言葉があります。これって性格でしょうか。変えられないものなのでしょうか。
よく
「私、人見知りなんです。仲良くなっちゃえば、その人とは平気なんですけど」
っていう方、いませんか?
私も含め、多くの人がそうなんだと思います。
特に田舎者は。
初対面の人に対して、よそ者に対して警戒しますよね?
民泊を反対しているのも、どこの誰かわからない人が突然自分の住むマンションの隣の部屋に入れ代わり立ち代わり住んでいるのが気持ち悪いからです。
でも、その人が友だちだったり、友だちの友だちだったら平気なはずです。
事前にSNSでつながっていれば、初対面でも打ち解けて話が出来た経験ってあるはずです。
要は、
初対面の人と打ち解けるまでに要する手順が煩わしい。
ましてや宿やガソリンスタンド、飲食などで一見で訪れるところならば、わざわざそこにコミュニケーションはいらない、省きたいって思っちゃうんですよね。
でも、私思うんです。
ここにビジネスのヒントがあるよなぁ~って。
だから「非対面」のビジネスがこれからは流行るってことではない。
むしろ、「非対面」のハードルを下げればよいのではないか、と。
SNSでつながっていれば初対面でも心が通じ合っている
先の岡坂君のブログ記事、最後に印象深い言葉がありました。
人とのコミュニケーションは好きなんだけど、
コミュニケーションは得意じゃないから、すごく消耗する。
店員さんを粗末にするタイプだったら気にしないんだろうけど、
そうじゃないから疲れちゃう。現代病でしょうか。
人は好きなんです。人は好きなんですよ。
そうなんです。本来コミュニケーションが好きな人は圧倒的に多い。
むしろ、人はコミュニケーションなしでは生きていけない動物です。
潜在的にはほとんどの人が好き、むしろ最初のわずらわしささえなければ、と思っている人も多いはず。
だったら一見の宿でも、ガソリンスタンドでも、リアルに会う前にお互いが知っていれば、SNSでつながっていれば良い。
例えば私、ガソリンスタンドに今、友達はいません。もしもSNSなどでつながっているガソリンスタンドに勤める友達がいたら、少々高くてもそのお店にガソリンを買いに行くでしょう。
例えば床屋さん。私は自宅から徒歩1分の地元の床屋さんに行きます。車で20分走れば、3分の1の金額でカットしてくれる安い散髪屋さんもありますが、地元の床屋を使っているのは、床屋のオーナー親子と仲が良いから。SNSでつながっているわけではありませんが、リアルでものすごくつながっているからです。
ここまでお読みいただいた方はお気づきかもしれません。
そうなんです。
初対面のハードルをグッと下げる、SNSというツールが今の時代はあるわけです。
50歳のおっさんが尾道の甘味処さんに行く時代?!
先日、Twitterでこんなやりとりがありました。
私こそ今年は尾道に夫婦で伺いまーす^^
— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2018年2月15日
リンダさんのブログを読んで私が共感してブログを書いた。それをツイートしたところ、リンダさんが会いたい、と。もちろん私も会いたいです。
ということは私、今年中にリンダさんの営む尾道の甘味処にうかがうと思います。
50歳のおっさんが、尾道の甘味処まで行く。
それだけ取り上げたら変ですよね(笑)。
でも、つながるってこういうこと。
距離の問題ではない。
私がスイーツが食べたくて尾道に行くわけではないことはわかりますよね?
おはようございます(^O^)/
今日は2月22日
ニャンニャンニャンで猫の日ですさくら茶屋の猫パフェ
食べに来てニャン♬#尾道 #尾道カフェ #さくら茶屋 #onomichi #猫 #猫パフェ #おやつ pic.twitter.com/IRk6j7z9bL— 甘味処 尾道さくら茶屋 尾道駅前店 (@sakurachaya2) 2018年2月22日
猫好き夫婦としてはインスタ映えしそうな猫パフェには興味ありますけどね(笑)。
SNSをしていれば初対面でも常連さん
初対面のわずらわしさ。見ず知らずの人と会話しなければならないわずらわしさ。
確かにありますよね。
だから、これからはセルフが流行る!!
違いますよね。
究極のセルフ、自動販売機は何だと思いますか?
私はAmazonだと思います。
だって、店長もわからないし、販売員の顔も見えないところから価格やスペックだけで買ってるのですから。
知ってました?
今の時代Amazonでカーリースもできちゃうんです
こんななんでもセルフで販売できる大企業のシステムに対抗はできない。
我々中小零細企業は”セルフ”を目指しちゃいけません。
むしろいかに
本当はコミュニケーションはかりたいんだけど初対面の緊張感が嫌
という人からそのわずらわしさを取り除くかを考えないといけない。
その為のツールとしてSNSって有効だと思いませんか?
リアルに会う前からつながりができてしまう、友だちになれちゃうんですから。