「インスタ映え」という言葉が流行語をとりました。
ということはインスタは今がピーク。
これからは緩やかに下降線をたどる。
エクスマ藤村先生がそんなことを言われています。
SNS淘汰時代
本当に一年前と、今では、状況がかなり変わったきたと思う。
「インスタ映え」が流行語大賞ですからね。
SNSが市民権を得た年だと言ってもいいでしょう。
SNSの消費が経済に影響を与えているのは確実です。
でも、これがピークですから、あとはブームが去っていくだけです。
これからは、ゆるやかな「淘汰」が始まっていくと思う。
成熟していく過程で淘汰が起きる
この発想、鋭いですよね。
その通りだと思います。
流行語大賞をとったということは、今がピークです。
また違ったものが出てくるかもしれません。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
先の藤村先生のブログで
SNSを本当にやっている人とSNSをやっているつもりになっている人。
明暗が分かれていくと思うのです。
ただ単純に発信していたらいいというものでもない。
と言われています。
確かに発信の”質”が大切になった。
ホント、そう思います。
でも、質をあげる云々の前に、限られた時間の中でどのSNSに注力すればいいのか。その上でどうやって質を上げていけばよいのか。
難しい時代になってきています。
そう考えた時に私は、Web集客の全ての中心を”ブログ”に持っていくのがこれまでもこれからもしばらくは変わらない本質であると考えています。
ブログがこれからもWeb集客の軸である3つの理由
結局、ブログを日々更新している人が最後には有利。これまでもそうでしたが、これからもしばらくは続くと思います。理由として3つ挙げたいと思います。
(1)「誰が」が明確であり、かつオープンである
きっかけはどこかの業界話、あるいは趣味の話かもしれませんが、「〇〇さんが書いている」という点で「誰が」が明確。しかも、SNSのように閉鎖性がありません。オープンな場に書いていますので、検索エンジンなどから、書かれている内容に興味を持った見ず知らずの人が訪れるきっかけとなります。
「匿名で書かない」ということが条件になりますが、ビジネスをしている人ならば会社名や屋号を持っていて何かを売っているはずです。
「どんな人がどんな思いで売っているか」
を知ってもらった上で購入してもらえる。
より濃く、深く知ってもらえる場として、ブログに優るものが今のところありません。
私の中ではまだまだSNSはブログへ誘導するためのきっかけの位置づけ。メインはブログ。注文・予約する場がホームページ(Webサイト)です。
(2)記事が蓄積されていくことは価値になる
SNSの投稿は流れて行ってしまいます。
ブログは過去記事として残ります。
この差は大きい。
自分のビジネスに関わる、あるいは”個”としての自分自身を表現している文章がどんどん蓄積されていくわけです。
SNSのように投稿が流れずに記事として蓄積される。ここにブログの強みがあります。
検索をすることのできるネットの社会では、書いたことを忘れた頃に過去記事がクローズアップされる、ということはよくあります。
先日もはてブから
10月に書いていた記事が突然アクセスUP!!
(3)情報ではなく「意見」を発信できる
情報は鮮度が大切。そういった意味ではSNSの方が強いです。でも、ブログは事象に対する意見や自分の思いを書くことが出来ます。しかもそれが先述のように蓄積される。
実はブログでアクセスを集めるコツはここにあります。
”情報”ではなく”意見”を書くということ。
今、こんなことやってます。
こんなことがありました。
今度こんなことがあります。
もちろん、それはそれで書いても良い。
でも、大切なのはその事象に対して自分がどう思っているのか。どうしたいのか。
「意見」を述べること。
皆が拡散したくなるような”情報”ってそうはありません。
でも、「意見」に対してならば
確かにそう思う
それは違うんじゃないか
って、話が広がる=拡散する
可能性がある。
こんなことがあった。だから自分はこう思う。
この自己完結型の問答を書くにはSNSだとちょっと短い。
時間が経つにつれ、投稿が流れて忘れられてしまう。
ブログがちょうどよい。
まだまだブログは必要とされているのです。
ブログはSEOとか情報発信の為ではなく、 自分の考えや思いの開示の場となる
以上、3つの理由でお話したように、ブログは最も自分の考えを公にできる場になります。
「このことについて、私はこう思う」
「こんないいところがあるってよ、こういう視点で楽しむと良いよ!」
「これ、おいしい!何でおいしいかっていうと・・・」
そういった自分の感情が日々の生活と共に発信されて行きます。
そうなると、発信された内容ではなく、発信している人の考え方、世界観に興味を持つ、つながっていく流れになってくるのではないかと感じています。
数年前に比べてSEOでキーワードを確保する、というのが難しくなってきました。それだけ情報があふれているというのもあるのですが、検索エンジンは無料で使える分、やはり広告枠の影響も大きいです。
SNS淘汰の時代です。いくら情報発信しても、見てもらえない。SNSで「いいね!」をしてもらっていても、内容は読んでもらっていないということも多々あります。
そうなってくると、記事内容を読んでもらえるだけの質を高めるか、もっと言えば「この人の文章を読みたい!」という存在になることが必要になってきます。
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そんなハイレベルなこと無理だよ!!
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確かにハードルは上がってきます。
だからこそ、続けている人が強いのです。
続けている中で、反応が悪くなったら変えてみることが出来ること。
人は”練習”することでスキルアップします。特に実践練習。”ブログを書く”というのは”書いて伝える力”を伸ばすためのまさに実践の場でもあります。
なんてったって、読者の反応がアクセス数という形で可視化されますし、SNS等で感想や意見を頂くこともできます。
発信しながらつながりを構築し、文章力、伝える力を日々高めていくことが出来る。
これまでもこれからも「ブログを続ける」ことこそ最強の手段なのではないか。来年もこの軸は変わらないとみています。
事業者さんはブログ、あるいはブログに値する普遍的な情報発信の場を持つことは当分はまだまだ有効なのではないかと思います。
1年の計は元旦にあり。
今からでも遅くはありません。
来年こそはブログにぜひぜひ挑戦してみて下さい。
コムサポートオフィス代表
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