今年開催したジオガイド講習会は稼げるガイド育成と地域活性化に向けて明確なビジョンを持っている

マーケティング

一昨日お話した理念とビジョン。目的と手段。Facebookでたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

商売も地域振興も「理念」が定まっていないから目的と手段が混在し、うまくいかない
そうはいってもガクさん。 300円でやってたものをいきなり1万円でやるのって難しいでしょ。 確かにその通りです。 その為...

数年後、こうなっていたいという明確なビジョンを持つこと。なぜ、そのビジョンを持っているのかという目的、理念。

これが語れるかどうか。明確な映像としてイメージできないものは実現しない。言い換えれば、人は明確にイメージしたものは叶えられる。

ツヴォイさんが最近のセミナーでよく言われることです。


「未来のイメージ」は重要

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さて具体的に自分たちがやっていることで明確なビジョン、理念のお話をしてみたいと思います。

今シーズンは山陰海岸ジオパーク推進協議会様よりコムサポートオフィスとして、ジオガイド養成講座を受諾し、開催しました。

その詳細は以下の通り。

山陰海岸ジオパークガイド養成講座2017 in KAMI


Webサイトビルダーで自作
サイトを自作したのにも狙いがあった

今回の養成講座で意識したのは

・若いアクティブ世代にも参加してもらうこと

・地域の縛りなくガイドになりたい人を募集

・半年間かけての長いカリキュラム

・稼げるガイドの育成

・お金のとれるツアーを造成する

ということ。

Webサイトを自作したのも、インターネットやSNSでの発信という、ビジネス、マーケティング面での考え方も学んでいただく講座にしたかったからです。

ベースは、ちょうど浜坂道路が完成し、余部クリスタルタワーという観光ポイントができる香美町香住区余部地区。

鉄道ファンの間でも聖地であり、道の駅という拠点もある場所です。


修了式にて。30名以上の受講者

実際に、インタープリテーションを含む稼げるガイドとしての技術習得。若い方、府県を越えての参加。当初の狙い通りの講座を開催することが出来ました。

また、「稼げるガイド」「お金のとれるツアー造成」ということで、ノルディックウォークツアーも旅行会社さんのツアーとして開催。


ノルディックウォークガイドも養成

今後はこういった点にも力を入れ、ツアー造成も含めて、ガイド業が商売としてしっかり成り立つ仕組みを作っていく予定です。

ジオガイドにおけるビジョンとは?

さて、ジオパークにおける理念は

持続可能な地域社会を作ること

と認識しています。

そのため、ジオガイドも将来的には”稼げるガイド”となることを目標にしています。

将来的に、といっても遠い未来の話ではありません。

余部を拠点に定点ガイドとしての技術を磨く。

来春には香住の足跡化石や今子浦のジオガイドもできる人をさらに増やしていく予定です。

それによって、香住エリア全域をガイドできるプロのジオガイドを増やしていく。

勿論、浜坂エリアとのコラボもOK。

それがしやすいのが”余部”という地域の利点。

今回のジオガイド養成講座には新温泉町の方、しかも若い方にご参加して頂き、修了して頂いているのも魅力です。

広域ガイドに対して、旅行会社のツアーとして造成するのもよし。お客様の乗用車に同乗する「現地調達型バスガイド」や将来Uber特区を目指して利用する、なんてこともできるかも知れません。

今すぐにできなくても、時代の変化に合わせて対応できるように準備していきたいと考えています。

そうなんです。

今の常識で判断しない、数年後の”稼げるジオガイド”のイメージ、すなわちビジョンを明確に持っているのです。


一昨日はそんな仲間が集まって勉強会
をしてその後に懇親会も♪

目的を明確に。そのための手段は?

何よりもそれを実現した時の地域の笑顔溢れる良いイメージができているか。

最初のお話に戻ります。

明確にイメージしたことは実現します。

ビジョンで描いた方向へ向かっていっていること。

持続可能な地域社会を作って行くという理念に即していること。

一昨日の勉強会で、どちらも確信しました。

今出来ていることではなく、できていないことに挑戦していますが、うまくいく具体的なイメージはできています。

稼げるガイドの育成は、そのための手段。

”稼げる”に特化したところが大きな特徴です。

今年、まずはその一歩めを踏み出しました。

 

コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
お問い合わせもこちらから

↓↓↓
今井ひろこドットコム
今井ひろこドットコム

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました