そういえば先月、電話をとるといきなり怒鳴られるということが2回連続で続きました。
問い合わせをされてきてこちらが対応できない旨を言った途端、豹変されたんですけどね。
いや、ビックリです。
とともに、世の中には「自分と意見が違う」「自分の思い通りにしてくれない」=「敵」と認識していきなり攻撃的になる人がいるんだなぁ~と感じた出来事でした。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
まあ、取引をした上でではなく、お問い合わせの段階だったので良かったです。
この時ふと思ったのです。
自分の目的に向かって行動する際、意見の異なる人を”敵”とみなし、攻撃的になる人って存在します。
地域の会議などに出た時にもこれ、良く見受けられます。でもこれって、そういう人がいる、ひとはそういった感情になることがあるってことをあらかじめわかっていることって大切なんじゃないかなぁ~なんて思うんですね。
持論が誰か、何かの批判の上に成り立っていたら要注意
自分自身もそうなっていないか、自問自答する上でもチェックは大切です。
例えば会議に出た場合は、会議が終わったすぐ後に何らかの新たな行動指針が生まれていないといけません。
こういった問題がある。これに対処するために、この会議後はこういった行動をして行くことにしよう。
そんなイメージです。そうそう。その為には先日からお話しているチーム全体のビジョン。数年後の達成していたいイメージを共有していることが大切なんですよね。
でも、それが「〇〇が悪い」という意見の主張がはじまり、敵・味方の対立軸を作ってしまうとほとんどの場合、うまくいきません。
そう。対立している同士、ゴールは同じなのです。何らかの活動で地域をよくしたいという思いは同じ。
「あの人の考えはおかしい」「◯◯のせいでうまくいかない」という言葉を使って対立軸を作ってしまった時点で泥沼にはまってしまいます。
最もやってはいけない会議
会議は自分の意見を主張する場ではありません。もちろん、良いアイデアがあれば主張してよい。でも、その意見を押し通すのではなく、皆の意見を聞いてブラッシュアップさせる場。全く異なる意見が出てきたら、お互いの意見の整合性をとる場であって、勝ち負けをつける場ではありません。
先日、Facebookのタイムラインにて
地域起こしのための振興会の会議の議長をしていたのですが、全員が60歳以上で、無反応、興味なし、他地域の悪口で2時間が経ち、、、(一部文章を変えています)
という若い友達の投稿が流れてきました。
年齢が高い参加者の多い会議ほど”あるある”ですね。
また、批判を伴う意見は「発言が長い」という傾向もあります。
あるいは「質問」という名を使って持論を展開を延々に述べるケース。
「で、質問は何だったの?」
ということ、よくあります(笑)。
あ、これ、セミナーや講演会でも多いですよね。
また、会議の議長は第三者がやるのがベター。若者に任せてしまうのはとても良いと思います。
コントロールできないのではないか、と言われそうですが、世代が違うからこそ違和感を敏感に察知できるはずです。要はその違和感をしっかりとコントロールできるかどうかであって、それこそ若い人に磨いてほしい能力です。
何らかの意見を持っている、あるいは方向性を決めつけている人が議長をすると、自分の思っている、都合のよい方向へ話を進めてしまおうとする傾向が出てきます。
これだと、決定事項がその後の行動として実行されなくなります。
議長の中立性。コントロールはとても大切です。
強い思いがある場合ほど意見のコントロールが重要
とはいえ、「強い思い」を持ち、意見されることは大切です。
大切なのは発言する側が
自分の思いが何かの批判になっていないかを留意すること
議長、ファシリテーターが
発言者に他を批判することなく建設的なアイデアのみ発言できる場づくりを心掛けること
話を最初のエピソードに戻します。
攻撃的な人はいます。あまりに極端な場合は距離を置いても良いでしょう。
でも反面教師として、違う意見を持つ人のことを無意識のうちに自分も敵意を持ち、勝ち負けで意見をぶつけ合っていないかを時々見返す必要があると感じています。
何度も言いますが、会議は整合性をとる場所であって、プレゼンのように勝ち負けでどちらかを選ぶ場ではないのですから。
議論の場で。会議の場で、良いアイデアを生みたいならば敵味方の2極で考えないこと。これってとても大切だと思います。
コムサポートオフィス代表
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