本日、いよいよ松葉ガニ解禁です!!
お昼に初競りがあります。
もちろん、見学に行ってきます。
今日から日本海側はカニで繁忙期へと向かって行きます♪
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
田舎の事業者ほど多いクレジットカード導入アレルギー
以前、地元の同業者さんとお話ししていた時、
クレジットカード使えるんだけど・・・
手数料もったいないから使えること隠してるんだよね。
言われたら対応する程度
と、いう話を聞いたことがあります。
あるいは今でも
手数料がもったいないからクレジットカードは導入したくない。
そんな言葉を同業者さんに限らず多くの田舎の事業者さんから聞くことがあります。
私的にはたくさんの同業者のある中で、うちの宿だけカードが使えるというのが強みになっているので、それはそれでよいのですが・・・・(笑)
地域経済としては、多くのお客様に多くの宿や飲食店、お土産屋さんにお越しいただき、お金の落ちる循環が生まれた方が良いですよね。
あの宿がどんなに良くても、あの地域はカードの使えるランチのお店がないよね、お土産屋さんがないよね、ってなると旅行先として選ばれなくなるか、いらしても宿へ直行直帰となってしまいます。
ふと、気づいたことがあったんです。
これって、
お客様がもう一度いらっしゃる
ということを想定していない事業者さんの考え方なんじゃないかなって。
事実、私の周りでもクレジットカード導入をためらわれる事業者さんほど、広告費を多く投入されているか、お客様のリピート率が低いように思います。(よほどの人気店は除きます)
カード導入も表現がネガティブだと逆効果
決算書だけ眺めていれば、カード手数料という無駄な出費を減らしたい、なくしたい、となります。でも、私の経験からいうと、カード手数料は「広告費」として捉えた方が良いです。
そもそも、カードに対する事業者側のスタンスはネガティブです。
例えば、私の近隣にあるセルフのガソリンスタンド。香住と豊岡、どちらも
クレジットカード払いの場合、2円高となります。
という表示があります。
これ、手数料分高いよ、というメッセージですよね。
本来は
現金でお支払いの場合、2円引きとなります。
の方が正しい。
同じようでいて違う。カードだと高い、と現金だと安いはアプローチが違うのです。
POPやお知らせ表示はお客様の再来店効果を促す言い回しがベター。
「〇〇できません」よりも「〇〇できます」
と言った表現にした方が良いのです。
つまり、
カードが使えます→現金だと更に安いです!
という動線をはることがまたお越しいただくお客様を生むことになり
カードが使えます→但し、2円高になります!
は、お客様の再来店しようという前向きな気持ちを心理的に消してしまうわけです。
実感としてカード導入の有無で売上は1割以上違う
例えば、カードの手数料が3%だったとします。(当館の場合、2.6%~3.74%なので平均すると3%)
売上1000万円のうち、30万円がカード手数料ということになります。
1000万円のうち、カードが使えないならばやめておこう、と思ったお客様は何%ぐらいあるか?おそらく10%どころでは済まないでしょう。
つまり、もしもカードが使えなければ100万円以上失客していて売上は900万円以下だったことになります。
逆を言えば今、売上が1000万円だった場合、カードが使えていれば、売上は1100万円以上だった可能性があります。
低く見積もっても手数料よりも損失の方が大きい。で、売上を上げるために広告費にそれこそ30万円以上費やすのは本末転倒だと思うのです。
リピーターさんほどカード利用可能かどうかは重要
クレジットカードが使えるか否かでそのお店の価値の全てが決まるわけではありません。でも今の時代、良かった、気に入った、となっても再来店を促すのがとても難しくなってきています。
特にわざわざ現金を用意していかなければならないという時点で最終的な購買決定をする転換率に大きな影響を与えています。
シーズン中、複数回いらっしゃるお客様が多い場合、「利便性」が重要になります。シーズン中に2回、3回といらっしゃるお客様。もしも現金オンリーであれば、3回の方が2回、2回の方が1回になってしまうのではと私は感じています。
同じ人が家族と、友人と、仕事仲間と
複数回利用される幹事さんはカードが多い
リピーターさんの少ない宿は、カードが利用できないことによる売り損じなのかもしれません。
11月の予約状況の悪い宿泊施設さまへ
日本海側はカニシーズン。カニでの宿泊ですとお一人様2万円前後、日帰り昼食でも1万円前後からです。カードが使えないのが大きく売り損じを招いています。
12月の予約は良いけど、11月の出だしはイマイチ・・・
それ、カード支払いできることを公表していないからかもしれませんよ。
12月はボーナス時期でもあり、財布が緩みます。逆に11月は金欠の時期・・・。でも、カード支払いならば、お客様は11月の旅行代を12月、もしくは1月に支払うことができますよね?
以上、全てのお話として具体的な数字で表すことはできませんが、
クレジットカード手数料よりもクレジットカードが使えないことによる売り損じの方が大きい
ということは、実感として言えることです。
カニシーズンは今日から。
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コムサポートオフィス代表
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