赤羽博之先生の文章講座。
もう一つの深い学びがあります。
それは他人のライブ添削を見る事が出来ること。
皆さんの添削を見ていて、文章力だけでなく、文章のスタイル、思考等自分にはない感性に触れられるのも勉強になります。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
実は今回の文章講座でもう一つお話ししたいことがあります。
これは、私にとって悩みというか、苦手なことに実感してしまったお話です。
情感のある文章に触れる
ご本人がブログにアップされているので紹介しちゃいます。
マイブーム
「掃除をするだけで、お金をもらえるなんて、何と良い仕事だろう。」
随分と前の話だが、民宿の女将さん達と宿泊業者の良さについて語った事があった。先輩女将から出た言葉であったが、若い時から片付けの苦手な私にとって、この人は掃除が苦にならないのだと関心したものだ。
この道25年の私にとって、今だに掃除は修行をしているとしか思えないのである。
ところが、夏の繁忙期も過ぎ、自分の時間を取り戻した私が今、はまっているのが、お掃除である。近頃の断捨離ブームも手伝って、あれだけ苦痛だった掃除機かけが毎朝の日課になっている。おまけに風水の情報も入り込み。トイレ、玄関のお掃除が大切。外の草むしりもやり出した。次は、タンスの中の整理整頓。もう何年も手を通さない服が沢山ある。
「水曜日はゴミの日だから、捨てよう。そしてその次は・・・」
ただ困った事だが、決まってマイブームは短期で終わりを告げるのである。
引用長くてごめんなさい。
でも・・・
いかがですか?
とても面白い文章ですよね!!
赤羽先生の講評も絶賛。
過去の話から現在ハマっていること。そして未来がオチになっている。読み手の「読みやすさ」に貢献している文章とのことでした。
ロジカルな文章になってしまう私は、こういった文章が書けないんです。
特に苦手なのが情景描写。
今回、400文字とか150文字でも見事に情景描写を入れてくる方が何人かいらっしゃいました。
短い文章になると私は情景描写を「無駄」だと切り捨ててしまうんですね。
そもそも人の心の動きや自然の移り変わりを言葉で描写することの多い小説をあまり読んでいないからかもしれません。
経営者は『教養』が必要になると思う。
一見、仕事と関係ないことに興味を持つことが大事。
文化や芸術に親しむこと。
映画、音楽、ファッション、ゲーム、スポーツなんでも心が動いた、やりたいこと、好きなこと。
それをやってみる。
ビジネス書ばかり読むのではなく、小説も読もう #藤村正宏— 藤村正宏 (@exmascott) 2017年8月27日
はい。反省です。もっと小説も読まなくては。
そういえば、以前こんな書評も書いていました。
味わいのある文章が書けるようになること。まさに文章職人。
文章を書くにあたって本当は目指したいのはここ。
例えば、ある方の課題の中にこんな講評がありました。
今、マイブームはダイエット。「キレイになると楽しい」が導入、最後の〆が「今日も鏡を見るのが楽しみだ」。
そんな感じの文章でした。
ほとんど完璧な文章。素晴らしい。私からみたらどこも手直しするところはないです。
でも、赤羽先生の講評曰く最後の
「今日も鏡を見るのが楽しみだ」の部分を、例えば
「今日もお気に入りの曲を聴きながら鏡を見る」とした方が
情感たっぷりの文章になる、と。
この違いわかりますか?
「楽しい」という言葉が2回出てきてしまうと少し稚拙な文章になってしまう。
「楽しい」という言葉を使わずに「楽しい」を表現すること。
「お気に入りの曲を聴きながら」
という言葉が、自分は今気分が良い、楽しい、という感情を持っていることを「楽しい」という言葉を使わずに読者に伝えることができる。
もうね。ライブ後の講評はこんな話ばかりだったのです。
自分ができるようになったわけではありませんが、このことに気付けた、目を向けることができただけでも自分の文章力がまた一段レベルアップした気がしました。
目指すレベルが見えて来た、と言えばよいのでしょうか。
文章で伝える。伝える力。まだまだ道半ばですが、方向性が見えてきました。
できないことを認識しましたが、課題を発見したワクワク感の方が勝っています♪
次に目指すのはこの部分。
ロジカルな文章も書けるけど、情感あふれる文章も書けるようになる。
頑張ります!!
赤羽先生だけでなく、ご一緒していただいた
皆さん、ありがとうございました!
グループワークで開催したことも今回、本当によかったです。
コムサポートオフィス代表
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