来月に文章講座を学ぶ赤羽博之先生に「言葉の泉」を増やそうと言われたことがあります。
詳しくはこの本に↓↓↓
例えばですね。
今食べた晩ごはんが美味しかったとします。
「美味しい」という言葉を使わずに美味しさを伝える文章を考えてみましょう。
お刺身が美味しかった。
そのお刺身がどうおいしかったのか。
こんなワークをしてみる。
SNSにその表現を上げてみるのも良いかもしれません。
って、全然そんな表現投稿していませんね、私も。
「今日は家飲みっす」って・・・f^^;
今後はやってみよう。
あなたはどんな言葉を使ってどんな風に美味しさを表現しますか?
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
誰がどんな行動をしてるか表現できていますか?
言葉のバリエーション、表現力を鍛えるのって大切です。
それによって普通の言葉も相手によって刺さる言葉に変わることもあります。
お客様に自分事として捉えてもらえるキャッチコピーってどんなものでしょうか。
私はよく
「自分事として情景が浮かぶもの」
と、表現しています。
例えば、ファミリープランを検討しているとします。
【ファミリープラン】〇×会席
というネーミングのプランタイトル。
あるあるですよね(笑)。
これでファミリーがイメージできる・・・。
・・・・
・・・・
いや、無理矢理ですよね。
ファミリーと言われても何人家族なのか、両親どちらもなのか、おじいちゃん、おばあちゃんは?って限定して投げかけられないと、なかなかイメージできないものです。
では、このプランタイトルをみて下さい。
「お父さん、海の中ってすごい!」
忘れられない親子の思い出作り☆ドキドキ体験ダイビングプラン
上記は実際夏のヒットプランです。
たくさんのご予約を頂いたプランです。
「お父さん」「親子」という言葉がありますのでファミリープランであることがわかると思います。
家族旅行である。
その中でもお子さんとお父さんにフォーカスしているのがわかります。
「おじいちゃん、イカが動いてるよ!」
ピチピチ活イカに感動と興奮の孫旅☆フォトブック付で夏の思い出作り
「おじいちゃん」「孫旅」で三世代旅行であることがわかりますよね。
夕食で食卓を囲んで興奮している三世代家族の様子がイメージできませんか?
どちらのプランも情景が浮かんできますよね。
知識・情報ではなくどう感情が変化するのかが重要
昨日もお話ししたように、Webサイト(ホームページ)も宿プランタイトルも、パンフレットやカタログに掲載されているようなスペックでは誰も見てくれなくなってしまっています。宿業界に限らず、どんな商売でもそうなってきていますよね。
知識・情報はそのお店ではなく、その地域のPRであって、周辺の同業他社のお店・宿に行っても同じクオリティを確保できたりするものです。
あなたのお店・宿に行けば、誰がどんな風にハッピーな体験、良い思い出を作ることができるのか。あるいは、不・負の解消が得られるのか。
そのことをより具体的に、情景が浮かぶかのように説明できること。浮かんだ情景はお客様にとって幸福感や負の解消がより鮮明であればあるほど大切。
お客様に提供しているのは食材ではなく
素敵な思い出を作る”場”
それを表現、説明できる方法は色々あります。パンフレット、チラシ、Webサイト、ブログだ、SNS等々。
でも、宿業界の場合、一番見てもらいやすく訴求力があるのは「プランタイトル」です。検討される方は必ず見る。そこで「この宿いいな」「自分にピッタリだな」って思ってもらうことができるか。
「松葉ガニフルコース」や「但馬牛すき焼きプラン」ではお客様は”自分事”のプランとは思わないですよね。
カニ料理だからカニプラン、
という名称だけでは伝わらなくなってきた
昔はそれでもお客様は予約して下さいました。来て下さいました。
宿よりも旅行者数の方が多い時代でしたから。
今は、特に国内旅行者に限って言えば、どこの宿も満室にできるほど旅行客はいないと思った方が良い。
ただ、宿の存在を知ってもらうだけではお客様は宿泊してくれないのです。ただ美味しい食材を提供している、近くに有名な観光地があるだけでは自分の宿を選んでもらえない時代なのです。
どんなお客様にどんなハッピーを提供できるか。これを50文字で表現するチャンスを与えられているのがプランタイトルです。
その50文字で、素敵な情景をイメージさせること、意識してみましょう。
コムサポートオフィス代表
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