先日、友人から
「10万円ぐらいで一眼レフのカメラを買うとしたらどれがいい?」
と相談されました。
私はニコンしかわからないので、ニコンで説明したのです。その時にちょっとした気づきがあったんですね。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
一眼レフカメラを買いたい。どれを買えばいいの?
一眼レフカメラには35mmフルサイズとAPS-Cサイズの2種類があります。撮像素子の大きさの違いなのですが、ザックリ言ってしまうとフルサイズはプロやハイアマチュア用、APS-Cは一眼レフのエントリー機、初心者用です。35㎜フルサイズはレンズとカメラ本体合わせると20万円以上となる場合が多いです。したがって10万円の予算だとAPS-Cサイズになります。
ニコンの場合、35㎜フルサイズはレンズにFXフォーマットと書かれているタイプで、APS-CサイズのものはレンズがDXフォーマットと書かれているタイプです。
ザックリ言うとDXシリーズだけでも
D3000シリーズ・・・初級者用
D5000シリーズ・・・初・中級者用
D7000シリーズ・・・中・上級者用
があります。
FXとDXで分かれていて、DXの中でも3段階に分かれている・・・
これって初めて一眼レフを検討される方にはわかりづらいですよね?
これにそれぞれのシリーズにモデルチェンジ前の安くなったタイプがあります。
例えば私はD7200というモデルですが、現在はD7500というモデルが出ていて、7200は安くなってきています。
一眼レフの場合、これに組み合わせるレンズもどれにするかでの検討があるわけですから、ややこしいですよね。
以上の内訳がキャノンでもあるわけです。最近ではミラーレス機という選択肢もありますし、もう、何が何だか、です。
ちなみに予算10万円にてニコンで、となると
D3000シリーズの最新モデルでレンズを2,3本購入する
D5000シリーズの最新モデルでレンズを1本のみ購入する
D7000シリーズの型落ちモデル+レンズ1本のみ
といった選択肢があります。
どの組み合わせが正しいかとなると、その人がカメラをどう使いたいか、今度どう使って行くかによって違います。
自分の商売に置き換えてみよう
前置きが長くなりました。
カメラの解説がしたかったわけではありません。
カメラを例にとると、商品の違いを説明するのに最低でもこれだけかかるということなんです。
結構大変ですよね?
これ、自分の商売に置き換えて考えてみてください。
例えば、宿プランに置き換えてみます
商品バリエーション。これ、私のような宿泊施設で言えば、宿泊プランが該当すると思います。
春、夏、秋、冬プランで分かれます。
お部屋やお料理のグレードによる料金(松・竹・梅)で分かれます。
早割・直前割等のプランがあります。
カップル向け・ファミリー向け・シニア向けプラン等で分かれます。
記念日プランもあります。
・・・・
そうやっていくと、組み合わせによって何十プランもできてしまう、ということに。
さて、お客様は無事、自分にピッタリのプランをすぐに見つけられるでしょうか。
スマートフォンだと益々見つけづらい
以前はお客様の選ぶ選択肢を増やした方が良い、ということでたくさんのプランを作ることが主流でした。
でも、今のスマホファーストの時代、お客様が一つの宿でプランを確認できるのはせいぜい3つぐらいまでです。
予約サイトのスマホ
アプリの場合プランは
3つしかトップ表示されない
それでも3,4軒の宿を比較すると10プラン近くの中からの検討になってしまうわけです。
そう考えると、最初に見た瞬間の「わかりやすさ」って大切だと思いませんか?
どこの業界にも言えることですが、商品バリエーションのわかりやすさ、比較のしやすさって購入決定に大きな影響を与えています。
宿泊施設の場合、プランタイトルに「誰にどんなハッピーがあるのか」が表現できていないといけませんし、なおかつ「他のプランとの違いは何なのか」がわかるようにしておかなければなりません。
私自身、宿を予約しようとして様々な予約サイトや宿のWebサイトを見ることがあるのですが、どれを選べばよいのかがわからないプランタイトルに数多く出くわします(笑)。
自分だけがわかっているプランになっていませんか?
プランの違いに矛盾はありませんか?
一つ一つのプランがわかりやすいことは勿論のこと、プランを横並びで見た際にその違いがすぐに分かること。これって大切なんですよね。
まずはこの整理をしていくこと。特に宿業界の皆様。自宿のプランがそうなっていないか、よーく俯瞰して確認してみてくださいね。
コムサポートオフィス代表
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