昨日もちらっとお話しましたように、自分自身で咀嚼した「観光ガイド論」については改めてかしっとまとめたいと思います。
今日は昨日までの3日間でどんなお話を聞いたのかを備忘録として書き留めておきたいと思います。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
あくまで自分の感じたことではなく、こんなお話を聞いた、という振り返りを書き留めておきます。
まず、今回の集中講義は、ゲスト講師のお話を聞いたり、日本中のガイドさんとハングアウトを繋いでお話を聞いたりしました。
あくまで「観光ガイド論」に即したお話です。
初日9月4日
まず、一コマ目は最初に登壇していただいたのが、岐阜県飛騨市でSATOYAMA EXPERIENCEをプロデュースされている山田拓氏。日本人、特に田舎の人たちにとっては当たり前の里山の風景を見せ方、伝え方をうまく表現することで、外国人に人気の体験プログラムにされています。その詳細について。
二コマ目は山田桂一郎先生によるガイダンス。
実は本来これが初日の一コマ目に来るはずだったのですが、山田拓さんの時間の都合で逆転したとのことでしたf^^;
ここでは今回のテーマである「観光ガイド論」の骨子について。ガイドの役割とは、ガイドって必要か否か。「稼げるビジネス」「若者がガイドを目指すビジネス」になって行くための考え方を、実際第一線で活躍しているガイドの人の話を聞いていきます。もちろん、山田桂一郎先生のベースとなる考え方「地消地産」についての解説もありました。
三コマ目は弟子屈町地域おこし協力隊の炭田晃希さん。
山田桂一郎先生の著書「観光立国の正体」の中で地域の成功事例として紹介されている北海道弟子屈町のでしかがえこまち推進協議会や株式会社ツーリズムてしかがのお話を実際現場にいる人から聞くことができました。
四コマ目は香川県三豊市のツアー会社「無双地図」の横山昌太郎さん。
元々軽井沢で有名なエコツアー会社ピッキオにいらした方。現在は香川県三豊市で無双地図というツアー会社をされています。こちらでのユニークなツアーをご紹介いただきました。
二日目9月5日
一コマ目と二コマ目に我々夫婦が登壇。
最初に私がダイビングガイドにおける事例を30分ほど。その後、ジオパークのガイド事情を今井ひろこから。なんと午前中二コマがっつりお話させていただきました。
午後からの三コマ目。有田市観光産業アドバイザー檜垣敏さん。元リクルートでじゃらんにもいらした方です。
現在はみかんで有名な和歌山県有田市のアドバイザーをされています。地域においてプロガイドの持つ役割を独自の視点から解説されていました。
ボランティアガイドとプロガイドの差についてはこれまで私も感じていた言葉にうまく説明できない違いをわかりやすく解説。うん。このお話だけでもブログが一つ書けそうです。また追ってフィードバックさせていただきます。
そして最後四コマ目は青森県弘前で旅行会社「たびすけ」をされている西谷雷佐さん。
地域にとっては当たり前の素材に編集をかけることで、旅行者にとっては面白い体験ができるツアーを数多く手がけておられます。そのユニークな事例をたくさんお話していただきました。
三日目9月6日
三日目はバリバリのエコガイドの方のハングアウト講義。
午前中は屋久島でエコツアーをされているYNACの松本毅さん。
元々屋久島でダイビングショップをされていたのですが、山岳ガイドの方と元パークレンジャーの方三人で屋久島の山海を包括的にエコガイドできる屋久島野外活動総合センター(YNAC)を1993年に開業、屋久島エコツアーの草分け的な存在の方です。
主にお話されたのがエコツアーというアクティビティを高単価稼げる事業として地域に浸透させ、後に世界遺産登録の影響でお客様の急増、同業者がたくさんできたことにより、島全体のガイドレベルを高めるためのガイド認定制度の設立の今に至るまでのお話をいただきました。
ガイドを商売にする、その先進地、先行地としての経験、むちゃくちゃ参考になりました!ありがとうございます!!
午後は小笠原の自然体験ガイドソルマルの金子タカシさん。1989年より入島されたそうなのですが、ガイドとしてのお仕事だけではなく、環境保全の活動に携わることで、地域貢献とともにガイド事業者の社会的地位を上げていこうとしてきたこれまでの活動についてお話していただきました。
以上、この3日間、90分12コマの授業を全てダイジェストでご紹介しました。それぞれの詳細、全体を通しての気づきはまた改めてじっくりご報告させていただきます。
さあ、今日は最終講義。スペシャルゲストKMさんの登場です!!←一応シークレストゲストということで、イニシャルにww
コムサポートオフィス代表
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