お店や宿が売上につながるブログを書くために意識する3つのステップ

SNS・WEB全般

ブログを書くことで売上をUPさせる・・・

そんなことできるの?

実際、お店ブログ、宿ブログされている人、多いですよね?

個人ブログで日記のようなこと書いている人でも、ちゃんと実名顔出しでやっていれば自分を知ってもらうことからビジネスにつながることはある・・・

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顔出しバナーで
「誰が」を明確にするのは大切です!

 

おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さてさて。昨日はブログをバズらせると、というお話をしました。

バズらせることでグーグルさんとかの検索エンジンに「ここは人の集まるサイトだよ」って認識してもらえるかもしれませんね。それもメリット。

でも、それ以上に大切なのは

あなたが何の専門家(プロフェッショナル)であるか、

を明確にすることです。

専門性を明確にさせたブログとは

お店ブログ、宿ブログならば、商売が明確ですよね。なので、もうそれで専門性は明確じゃないか、と思われるかもしれません。

宿だったら宿泊のプロ、料理のプロ。パン屋さんならパン作りのプロ。お洋服屋さんならファッションやコーディネートのプロ。


そんなこと、わかってることじゃん!

そう言われそうですが、それだけだと専門性は伝わりません。

ここでいう専門性とは、業界の専門知識ではなく

あなた独自の視点からみた業界情報です。

これをブログに落とし込む場合に私が3つのステップで意識するのは

誰に伝えたいか

その人が欲しい情報は何か

その情報を私独自の視点で伝えられないか

ということです。

(1)誰に伝えたいか

昨日お話ししたように、実は万人に受けるお話というのは、お客様に選ばれる話にはなりにくいです。自分のお客様が知りたい情報は何かを考えること。自分のお店・宿はどんなお客様が多いのか。どんなお客様の満足度合いが高いのかを考えてみることです。実は、これも先日お話ししたお客様の声シートにヒントがあります。実際にお越しくださったお客様はどんな方が多いか。これはわかると思います。性別、年齢、カテゴリー(家族、カップル、女友達、グループ・団体等)。個人のお客様の場合はどんな趣味・思考の方か、なんていうのも考慮できます。なぜ、その人たちがうちのお店を選ぶのか。特にリピーターさんはなぜ何度もお越しになる?直接聞いてみてもよいでしょう。あるいは、「お客様の声シート」を活用する場合、どのカテゴリーのお客様が「お喜びの声」を書いてくださっているかをみることです。

お客様の声カテゴリー
良いお客様の声を書いてくださる方は
どんな人たちか?

こういったお客様が多いからうちはこういったお客様に人気のお店だ、というのを結論付けるのは時期早尚です。

「お客様の声シート」を取っている場合、良い感想を書いてくださっているお客様が多いのはどんな人たちかを見ることが大切です。

例えば、前述の私の宿のカテゴリーでは、三世代旅行は106件で、お子様連れ家族旅行は104件です。実際の件数で言えば、お子様連れ二世代家族旅行は三世代家族旅行の2倍近くあります。でも、お客様の声シートに喜びの声を書いてくださる方は三世代旅行の方が多いのです。

三世代旅行の方がより満足度が高いか、おじいちゃんぱあちゃんはこういった紙媒体に感想を書いてくださる方が多いのかのどちらかでしょう。たくさん喜びの声を下さるカテゴリーという意味では嘘偽りありませんので、そのことに注目するのは大切なことと考えます。

「誰に伝えたいか」の「誰」は「あなたが提供できるモノやサービスを一番喜んでくださる方々」のこと。その人に対して書く、という意識を持つことです。

(2)その人が欲しい情報は何か

先述の例を持ち出して話を続けますね。私の宿は三世代のお客様に評判がいい。じゃあ、そのお客様が喜んでくださる情報って何だろう?

例えば、三世代旅行はおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃる。あまりアクティブなところは大変。更には子供たちも「楽しい!」って思ってもらえるところ。更に更には雨が降った時なんてどうする?

と、自分がその立場で旅行をする際に知りたいことって何かな~と考えることです。あるいは、お客様の声シートなどに「帰る時に教えてもらった〇〇、楽しかったです!」とか「子供も大喜びでした!」といった良いクチコミも入ってくるはずです。

そんな情報をブログに書けばよいのです。

ニューズレターより
評判良い記事はニューズレターにも転用♪

(3)その情報を独自の視点で伝えられるか?

日々お客様と対応していたり、お客様の声をいただいていると、それに対して日々気づきがあるものです。例えば、ある時こんな発見をしました。

三世代旅行でいらしたお客様のお子さんは、全体的に行儀がいいなぁ・・・

と。なんでだろう?と考えて見た感想をブログにしてみました。

「宿で子供がはしゃいで周りのお客様に迷惑かけるのでは?」と不安なお母さんへ

三世代旅行
「三世代旅行のお子さんの行儀が良いことが多い」
の部分をぜひお読みください♪

独自の視点、といっても特に大げさな話ではありません。あくまで”自分自身の気づき”でよいのです。「私はこう思った」でよいのです。大切なのは自分の意見を入れること。それによって「確かにそう思う」と思って下さる方の共感を呼びます。ここで重要なのは、否定されることを恐れないこと。ひょっとしたら「この人の考え方は私と会わないな」と思われるかもしれません。でも、それでいいのです。SNSは感性のあう人と出会う場ともいえるのです。

最後に・・・

最初に言いましたが、大切なことなのでもう一度言います。

そのブログは「誰」が言っているのか?

オーナー?女将?スタッフ?

私も昔はそうでしたが、「こんにちは民宿美味し宿かどやです!」みたいな感じで屋号で挨拶していました。


かどやの誰なの???

がわからない、顔の見えないブログを書いていました。

ガク
もちろん、書いている人の”顔”出しも重要

発信者を明確にしてこそ、「誰に」「何を伝えていうか」が伝わりやすくなります。

「誰が」を明示した上でこのステップで書いてみる。オーナーでも従業員でも同じです。立場や立ち位置、すなわち視座が変わればそれが個性的なブログを生みます。ぜひ意識してみてください。

 

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