最近、スマートフォンの文字が読みづらくて困っていたので眼鏡屋さんに行って視力をはかってもらいました。
やっぱ老眼がかなり進んでいた件。 #新しいメガネを買おう (@ 神戸メガネ) https://t.co/VYJ5tXYQlk pic.twitter.com/9lGItkT2xy
— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年8月17日
すると、老眼がかなり進行していて・・・ というか、2年前に初めて遠近両用メガネを作ったのですが、極々弱くしか老眼を入れてなかったのです。今回、3段階上げてもらいました。(本当はもっと進んでいるらしいけど、メガネはこれぐらいにしておいた方が良いらしい)
来週には新しいメガネができます。フォーナインズからクラシックタイプのフレームが出ていたので、これまでのスポーティーなタイプのメガネから知的な?!メガネに変更します。出来上がりが楽しみです♪
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
さて、今日のブログはエクスマ藤村先生のブログを読んでの気づきです。
今回、感銘を受けたブログはこちら。
SNSがGDPに影響を与えるようになってきた
何に感銘を受けたかというと、
お客様の購買動機、消費行動が変わった
ということ。
SNSで変わった、ということ以上にその本質を理解しないといけないと思いました。
2010年までの購買動機、消費行動
わかりやすく2010年までとそれ以降に分けますね。2010年としたのはスマートフォンの普及とSNSのインフラ化が始まった年、と規定して下さい。
思えば、1995年の阪神淡路大震災の際、関西地方では電話が全くつながらなくなり、そんな時でもつながった携帯電話の優位性が注目されました。
同じように2011年東日本大震災では固定電話・携帯電話回線がつながらなくなっても、SNS(当時は特にTwitter)の優位性が注目されました。
その前年、2010年まで。消費者はどんな風にモノやサービスを購入していたか。
ズバリ、広告によるところが大きかったです。
自社のモノ、サービスを知ってもらうために雑誌やミニコミ誌、時にはテレビやインターネットに広告を出し、見ず知らずのお客様に新規で買ってもらい、その後気に入ってもらえればリピートして頂く流れです。
「この雑誌に広告を出せば集客はOK」
という雑誌がどの業界にもあった
今、お客様が激減している事業者の皆さんは、世の中がまだこのやり方で集客できると思っているので、お客様が来なくなってしまったのです。
そうなんです。「広告」ではお客様はモノやサービスを買わなくなってしまったのです。
一番の理由は、
モノやサービスを購入する理由がなくなったから
と、私は感じています。
モノはもう十分にある。慌ててほしくなるものが少なくなってきている。
広告を見て「いいな」と思っても、その場で買わず1日考えてから買うかどうか決めてみる。
半分以上のものが買う必要のないものであることがわかります。
モノがあり余り、何でも買える時代。LCC航空を使えば遠く海外へも安価に旅できる時代。
お客様は今すぐ買わないといけないモノなんてないのです。
何より、どこで何を購入してもクオリティが高いのは当たり前。そんな中、見ず知らずの人を満足、感動させられるような商いをするのがものすごーくハードルが上がっているのです。
そんな中、2010年以前と同じように商売をして、同じように広告宣伝をしていたらお客様がどんどん少なくなってくるのは当たり前です。
2011年以降の購買動機、消費行動
2011年の東日本大震災で「絆」という言葉がクローズアップされました。SNSの活用も無縁ではないでしょう。
人の購買動機、消費行動が
「自分が楽しむ」
から
「友達に勧められて」
「友達と盛り上がりたいから」
「友達を喜ばせたいから」
に変わって行ったのです。
インスタグラムはそれを文章力が
なくても写真で手軽に表現できる
もう一度、藤村先生のブログ、
SNSがGDPに影響を与えるようになってきた
をご覧ください。
GDPが6期続けて伸びているそうです。
でも、景気がそんなに良くなっている感じはしませんよね?
理由は「個人消費の伸び」とのこと。
SNSの普及が一番の要因ですが、SNSが普及したことによって消費者が求めているものが何に変わったのかを知ることの方が本質として大切です。
関係性消費、つながりの経済が今の時代の購買動機、消費行動のキーワードなのです。
情報入手手段が広告からSNSに代わってきた
5~6年前は実感がありませんでした。
いえ、「広告で効果が出なくなっている」ということは認識していたと思います。
じゃあ、それに代わって人は何から情報を得てどこで消費しているのか。
Facebookのタイムラインで友達が面白かったと言っていた本を自分も買ってみた。
Facebookのタイムラインで友達が美味しかったと言っていた飲食店に自分も食べに行ってみた。
好きなお店に行くとついついSNSでUPしちゃいます。
それを見てまた友達がこのお店に行くという循環。
皆さんも消費者の立場になれば、いつの間にかそんな行動をとっていませんか?
広告を見て「これいいな、買おう、行こう」ではなく、
友達が喜んでいる姿を見て買った、行った。
あるいは、広告やテレビ・新聞等で「買いたい!」「行きたい!」という衝動にかられたとしても、「自分が楽しみたいから」よりも「これ、SNSにUPしたら友達が盛り上がってくれるからうれしい」になっていませんか?
私はなっています(笑)。
旅行に行くのでも友達の宿。モノを買うのでも友達の店。何故かというと、「〇〇さんの店に行ったよ~」って、行った後もその話題を仲間で共有して盛り上がれるから。
自分一人の満足から仲間全体の満足を共有する楽しさ
自分一人が楽しかった、にお金を使うことが減ってきているということ。どうせお金を使うならば、それによってより多くの友達を巻き込んで盛り上がりたい。
それが今の消費行動になってきています。
繰り返します。
GDPが6期続けて伸びているのです。
個人消費も伸びでいるのです。
団体で旅行しなくても、個々が違う日に目的地に行ってその状況をSNSにUPすれば、仲間全員がそこに行った喜びを共有できます。
良く宿泊&観光施設などが
最近は団体旅行が減った
と言いますが、
むしろ、繁盛しているお店は個人のつながりで同じカテゴリ、仲間が入れ替わり来てくれています。
でも、それ以上にそうなった本質、「関係性消費、つながりの経済」についての消費行動を理解していないとこれからはモノもサービスも売れませんし、SNSをやっても効果はありません。
理解していない事業者は既に売上がどんどん下がっていってしまっているのです。
コムサポートオフィス代表
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