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プランタイトル、長すぎませんか?
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ここのところお話ししている宿のプランタイトルについて。やっぱり50文字ともなると違和感を感じる方もあろうかと思います。
確かに長いです。
ふと思ったのです。
プランタイトルを「販売商品名」ととらえたら明らかに50文字は長い。
でも、お客様のハッピーを表現するシナリオとして考えると50文字って無茶苦茶短いんですね。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
お客様は宿泊プランを購入しているのではない
まず、エクスマの定義に則って考えてみますね。
お客様は〇〇なんてほしくない。
〇〇、したいのだ
それで、□□な体験や生活を手に入れたいだけなんだ
宿泊プランを「販売商品」として捉えてしまうとこの発想ができなくなります。
お客様はカニフルコースなんて欲しくない。
家族で美味しいものを食べる団欒の時間が欲しいのだ
それで、家族の絆を深め、家族が皆仲の良い幸せな生活を手に入れたいのだ
こう考えると、我々はプラン商品ではなく、どんな体験ができるか、というシナリオを提供することの方が大切、ということがよくわかると思います。
皆に好かれようとすると誰からもに選ばれない
シナリオを絞ると共感する人と嫌悪する人がどちらも出てくることは覚悟しなければなりません。
「これって自分のことだ!」
と思ってもらえる半面、
「これって自分には関係ないな」
って思う人も出てくるでしょうし、更には「大きなお世話だよ」って嫌悪感を持たれる可能性も出てきます。
でも、ここで大切な考え方があります。みんなに好かれようとするとみんなに選ばれない。一人に好かれる代わりに一人に嫌われる「覚悟」は必要ということ。
もちろん、ストーリーでお伝えしていたら、意図していないイメージのお客様から「こういったプランを探していたんだ!」と言われることもあります。
プランをシナリオ化するというのは、「誰に」お届けしたいのかを明確にしなければなりません。
プランタイトルは何度でも変更できる
お客様が来ない。それって景気のせい?地域が頑張ってないから?
そうかもしれません。
でも、そうであったとしても自分にできることは何かないかと考えてみる。
お金があったら広告が出せるんだけどなぁ・・・
広告を出せばお客様はいらっしゃるでしょうか?
残念ながら今はそんな時代じゃありません。
お客様がいらっしゃらないのは、自分の提案しているシナリオに魅力がないと考えてみる。
「商品」ではなく「シナリオ」に魅力がない、と。
そう考えると、お客様に提案できることは無限に出てくるはずです。
プランタイトルの変更は、お金をかけずに誰にでもトライできる改善策です。
万策尽きた、といっても何万もプランは考えていないですよね?
売れるプランが見つかるまでプランを考え続けてみる。
プランタイトルについてのブログを長く続けて来ましたが、要は私が一番言いたいことは「変えてみようよ」「行動してみよう」ということなんです。
宿泊事業者にとってのプランタイトルは小売業者にとってのPOP同様に大切です。
コムサポートオフィス代表
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