今日はちゃんと書評書きます!!
ハイ!こちらの本です!!
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
エクスマで押さえておくべき基本
エクスマを学べばビジネスはうまくいく。
この5年間で私が確信したことです。
エクスマの格言の中で最も重要なのは以下の3つだと私は思っています。
(あくまで、売上を上げる、マーケティング的な側面において)
新版安売りするな!「価値」を売れ!の中からピックアップしてみます。(それぞれの詳細は参照ページを記載しています)
1.なぜあなたから買わないといけないのか
たくさん似たような会社(店)がある中で、
お客様は、どこから買ってもいい、
あるいはどこからも買わない、という選択肢がありながら、
どうしてあなたのところで買わなければならないのか?※19ページ
2.価値が伝わらなければ存在しないのと同じこと
あなたがどんなにいい店をやっていても、
どんなに素晴らしい商品やサービスを売っていても、
その価値を伝えなければ、
お客様にとって、あなたの商品、サービス、店は存在していないのと同じです。※34ページ参照
3.モノではなく体験を売る視点
この商品を買ったら、
どういう体験が得られるのか?
どういう新しい生活と出合えるのか?
どんなライフスタイルを過ごせるのか?
どんな問題解決をしてくれるのか?※42ページ参照
以上の3点を突き詰めて理解できた時にお客様に喜んでいただける商いができ、結果繁盛するというのがエクスマです。
ただ、こうなるための思考、思想が重要になります。
エクスマを実践し、結果を出せる考え方とは?
そうなんです。世の中には「こうやればうまくいくよ」「こうすれば大丈夫」というノウハウは山のようにあります。
事実私も含め、エクスマの教えに従い、事業を好転させた人がエクスマ塾生の中には山ほどいらっしゃいます。
今回の書籍で紹介されている事例の数々は、エクスマを取り入れてうまくいった手法というレベルではありません。お客様に感謝されながらも繁盛する商いをする上での考え方を理解し、実践してみやすい内容になっています。
「価値」「ゆるやかな関係性」「個を出す」という前半のお話は今のSNSの時代風にアレンジされていますが、5年前に出版された
で述べられている本質と同じです。
今回、新しく書かれているのは後半の「好き・楽しい」「編集」「逸脱」といった、エクスマを実践し、結果を出すための考え方だと思います。
「手法」ではなく「考え方」です。
改定版である新版安売りするな!「価値」を売れ!の中で、特に強調されているのは
”楽しむ”ということ。
好きなことの方が夢中になれる。一生懸命できる。苦にならない。
だから、自分の仕事に自分の好きなことを絡めて楽しもう。
そして、自身のオリジナリティとは普通と普通を掛け合わせたもので良い。新たな個性を生み出さなければならないと難しく考えるのではなく、「本職×好きなこと」を「編集」することで、その人にしかない独自性が生まれることを理解する。
ただし、時代の変化スピードがものすごく速くなってきているので、業界の常識、これまでの考え方にとらわれることなく、今のやり方を「逸脱」する勇気を持つこと。
こんな感じのことが書かれています。
私が自然に考えられるようになったこと
思えばこの5年。私自身はこの「逸脱」を全くイメージできなかったところからのスタートでした。このやり方をすれば売れる、儲かる、という情報にばかり振り回されてきました。
今はもう自分がやることを決めています。
「本職×好きなこと」
宿×文章を書くこと=宿ブログ、ニュースレター
コムサポ×文章を書くこと=コムサポブログ
と、自分にとって大好きで苦にならないこと。「文章を書く」ということを自分の商売や妻の商売のサポートに取り入れています。
では「逸脱」は?
私は「逸脱」とは時代の流れを読み取り、1年後、2年後、3年後、5年後とどんな世の中になっていてそんな中で自分はどんなことをしていたいかを想像することだと考えています。
「逸脱」とは、本筋から逸れる、常軌を逸するということではありません。
今の本筋、常識に新しい仕組みや考え方が入ってくると、世の中がどう変わるかを近い未来で想像すること、と私は解釈しています。
藤村先生がよく言われるのが、スマートフォンやSNSで世の中がどう変わったか、という話。
自分の業界に置き換えてみると、宿業界では「写真」の重要性がとてつもなく重要になりました。お客様はパソコンではなく、スマートフォンで宿探しをされるのです。もう文字なんて読まれません。どんなにこだわりがあっても、それをサイト内で語っても、誰も読んでくれないのです。その前に惹きつける写真が必要。
あるいは、SNSで拡散してもらえる仕組み。チェックインができる、グーグルマップに掲載されている。顔出し看板とまでいかなくても、この宿といえばここで記念撮影、みたいな定番撮影スポットを持っておくこと。
自分の日々の生活、ビジネスの中で、世の中の流れに即して変えていく、違ったやり方を試してみる勇気。
それが周囲から見れば十分「逸脱」になります。
逸脱は難しいことではありません。既存のモノ、コトの組み合わせ、あるいは「自分」という人としてのオリジナリティを乗せれば良い。「編集」によって誰でも新たな試みに挑戦できるのです。
特に好きなコト、夢中になれるコトを組み合わせることによって楽しみながら行うことができる、続けることができる。
誰もが気づいていないだけで、持っている資質です。自然に考え、行動に移せるようになることを目標にして、ぜひ様々な事例を読み進めて行ってみて下さい。他人がいとも簡単にすることで自分にできないことがあるのと同様、他人にはなかなかできないことで自分がいとも簡単にできることが必ずあります。(私の場合は長文を毎日書ける、というのがそれにあたります)
ぜひこの本を読んで自分の価値を見付けるヒントを探って下さいね。
コムサポートオフィス代表
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