今回、すぎちゃんと2日間一緒にいて興味深いお話を聞きました。
最近、イベントやセミナーを企画しても満員にならないケースが増えているよ。
人気の講師が登壇する場合でも同じ。
とにかくイベント数も増えていて、集客が大変みたい。
とのこと。
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
確かに、去年コムサポセミナーを4月に開催した時は、20人定員のところに60人も参加表明があり、ビックリしました。昨年5月、6月も30人近く集まりました。
参加料を上げたためというのもありますが、今年のコムサポセミナーは4月、定員20名に対し参加者20名。5月、定員20名に対し7名。6月定員20名に対し参加者18名でした。
5月は何度も開催している私の講演ということであまり集まりませんでしたが、4月と6月は外部講師にお越しいただくということで、最後まであきらめずに定員いっぱいお越しいただけるよう頑張りました。最終的にはほぼ定員に近い人数にお越しいただくことができました。
集客はドンドン難しくなっている
すぎちゃんともこの話になったのですが、SNSで集客が容易になった反面、遊びでもビジネスでも年々人を集めるのが難しくなってきています。
確かにエクスマセミナーだったら全部行く、みたいな勢いだった私も、去年に比べて地方開催分や塾生限定セミナー等が増えた分、全てに参加するのは難しくなってきました。
単純にセミナー開催数が増えている、と言えます。そうなると、セミナーを主催しているコムサポートオフィスも同様です。最終的に一杯になっても、去年の前半のように最初の告知段階ですぐに満員、半分以上が埋まる、ということが難しくなってきました。
たくさんの方にご参加いただいた
1年前の6月のコムサポセミナー
世の中にあるセミナーの絶対数が増えてきているというのもあるように思います。
これ、セミナーに限らず一般のビジネスに置き換えてもらっても良いです。宿ならばお部屋を満室にする。お店ならば仕入れた商品を全て売りつくす。
ドンドン難しくなってきています。
コムサポがやった3つのこと
そんな中、コムサポはどうやって集客したのでしょうか。まず、第一前提として頭に入れていることがあります。自分の商売に置き換えて考えてみて下さいね。お客様が来ない理由は2つ。
存在を知られていないから。
それももう一つ。
価値が伝わっていないから。
この2つ以上でも以下でもありません。
では、存在を知ってもらうために私たちは何をやったか。
(1)告知を一つだけに頼らない
去年の前半はFacebookのイベントを立ち上げたらすぐに満員になってしまいました。だからといってFacebookだけに頼ってはいけません。
お客様が集まらない時。一つの集客ツールだけを見てしまう傾向があります。例えば今回の場合20人。私たちはFacebookでは半分集まれば大成功、と思っていました。それ以外にブログ、ツイッター等でも告知しました。
そしてチラシも作り、ニュースレターで同封したり、手渡しもしました。ちょうど4日前に新温泉町で藤村先生のエクスマセミナーがありましたので、その時にもチラシを名刺とともに配りました。
つまり、一つの告知ツールで集めようとするのではなく、一つの告知ツールで1人、20種類の告知ツールで20人を集める、といったイメージを持ちました。(あくまでイメージです)
(2)同じ告知の仕方をしない
告知、というと「〇月×日に△△があるので是非来てください!」というのをFacebookやTwitterで何度も繰り返し投稿している人を見かけます。
実はこれ、逆効果です。告知はしてよいですが、同じ文章、同じことを言わないことが大切。
コムサポセミナーは原則として、人前で伝えるトレーニングを受けた方に登壇して頂いています。なので、面白いお話をしてもらえる確信の持てる方ばかりです。
でも、決してネームバリューのある方ばかりではありません。さすがに自主開催で毎月高額な弁士をお呼びすることは難しいです。
無名な弁士の講演に「来て下さい」というのはその人の良さを伝えるのに相当な努力が必要と思っています。
いらっしゃる講師がどんな方で、どんな人が聞くと参考になるのか。それをセミナーの案内文だけで伝えるのは無理だと私は思っています。なので、ブログで何回かに分けてご紹介する、と言った感じ。ということは、都度紹介させて頂く内容が変わるわけです。
同じ文章で「来て下さい、来て下さい」は単なる売り込みです。そうではなく、どんなに人にどんな話をさせていただけて、そのお話を聞くことでどういった行動に結び付けることができるのかをイメージできるようにご紹介するよう心がけています。
(3)最後まであきらめない
そして最後に一番大切なのは「最後まであきらめない」気持ち。ただ、この気持ちというのは、自分が集客したい、という気持ちであきらめないのではありません。例えば、セミナーの場合ならば「今回のお話を聞いて下さる人が一人でも多ければ、それだけ地域をよくするために自分の商売をうまく行かせる人を増やせられる」と言った思いからです。
商品やサービスであるならば、これを買えば自分が儲かって嬉しい、ではなく、これを手に入れることで生活が便利になる、楽しくなる、きっと喜んでもらえる。
そういった思いを込めて様々な媒体でぎりぎりまで告知させて頂くことを心がけています。
結局は価値を伝えられるか否かが全て
「その日はどうしても用事があって行けない人がたまたま多かった」
「この月はイベントが多いため来れない人が多い」
言い訳すればいくらでも思い浮かべられます。
でも、私自身、自分がセミナーやイベントへ行く際、
「行きたいのに行けなかった」
というセミナーやイベントはありません。
・絶対に行きたい
・空いていればいく
・行かない
のどれかです。
もちろん、告知がギリギリで、先に外せない用事が入っている場合もあります。
でも、行きたいセミナーやイベントならば全ての事よりも優先してその日を押さえておくはずです。
特に自営業の場合、何に参加する、しないを決めるのは自分なのですから。
参加者が120%やる気になって帰る
価値あるセミナーであることの確信
それに参加することでさらにアイデアが浮かぶ、新たな行動を生み出せるのであれば、仕事を早めに切り上げるか、誰かに変わってもらうぐらいでも良いのです。
そこまでしないということは「空いてれば行く」程度の認識しかされていない。その程度の価値しか伝わっていないからです。
「空いてれば行く」を「絶対行きたい、行く」に変えるにはどうすればよいか。
しっかりと価値をお伝えするしかありません。
行ってみようかな、行ってみたいな、と思ってもらえるような紹介ができるかどうか。商品・サービスならば「欲しい!」と思ってもらえるような紹介ができるかどうか。
結局は価値が伝えられるか否かが全てです。
コムサポートオフィス代表
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