「動画」の設置場所によってWEBサイトは魅力的になることも嫌われることもある

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実は先月、カニシーズン終了と同時に宿の楽天トラベルの松葉ガニ特集のカスタマイズページをリニューアルしました。


リニューアルページはこちら
※画像クリックでもページに飛びます


終了と同時に変更って意味あるのーーー

今回は3つの理由があってこの時期にUPしました。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

正直、自社サイトでも楽天トラベルのカスタマイズページでも、あまりコストをかける時代ではなくなってきました。スマートフォンの普及により、PCサイトからの反応がどんどん低くなってきているからです。

今後、力を入れるのであれば、スマートフォンサイトだと思います。

なぜ、冬プランのページをリニューアル?

そんな中、シーズン終了と同時に冬のカニプランのPCページをリニューアルした3つの理由。

(1)動画をUPしたかったから

今回、2月に松葉ガニ料理の動画撮影を行いました。撮影は、なんと!映像作家の藤原次郎氏。


競りシーンも撮影いただきました

料理写真はプロに撮っていただかないとダメ、というお話をいつもしていますが、動画も同様です。

料理の美味しさを表現したければぷろに撮っていただくに限ります。近年、動画をアップさせる先はお金がかからなくなってきています。つまり、広告費はかからなくなってきているということ。であれば、その分撮影自体にお金をかけるべき。私はそう考えています。

ちなみに、映像において数々の世界的な賞を受賞されている藤原次郎さんですが、コマーシャル映像も撮影可能だそうです。興味を持たれた方はぜひ問い合わせてみて下さい。

 

(2)忘れないうちにやりたいことを即行動

毎年、そのシーズンが終わると様々な反省点、改善点が見つかります。

「来シーズンはこうしよう、ああしよう」

ということを考えたり決めていても、結局そのことを準備、改善せずに次のシーズンを迎えることが多いです。なぜなら、何をどう思ったかをすぐに忘れてしまうから(笑)。


今回の場合はカニプランを
サイトで選びやすくしたいということ

更には、年々早くなってきている冬のカニ予約。今年も間もなくスタートです。

そんな中、問い合わせで多いのがプランについて。どのプランを選べばよいのかわからない。今回はプランをよりよくわかるように、選びやすくすることを狙いにしてページをリニューアルしました。また、それをイメージしやすいように動画を活用しました。

動画や写真は、食材がないと撮影できません。夏に思いついても食材がない・・・

なので、2月の段階で来シーズンのための撮影を行い、その時のイメージをそのまま3月中にページに落とし込み、ページを完成させてしまったのです。

(3)11月までに手直しをしていくため

最後に3つめの理由。実はこれが一番大切。私の地域では11-3月5か月間の売上が7~8割です。この部分のサイト構成にもっとも力を入れなければなりません。できれば完璧なものを作りたい。

しかし、この考え方、「完璧の壁」がサイトの公開、更新を遅らせます。

動画が完璧でもそれを予約につなげる動線、ページ構成が完璧かどうか・・・。これはトライ&エラー、とりあえず公開してみて反応が悪ければ変えていく、とするしかありません。

つまり、今のページが100点満点中50点だったとしても、反応の悪い理由を抽出し、11月のシーズンインまでにより完成度の高い、100点満点のページに近づくよう手直ししていけばよいのです。


ページにおける動画の位置は
本当にこれで良いのか。

まだ半年ありますから、探っていって、これからもっと魅力的なページにしていくつもりです。

動画の設置場所でWEB制作会社のレベルが判断できる

さて、今日の本題。今回「動画」をページ内に組み込むにあたって意識したことがあります。お客様は動画は見るのは好きだけど、動画を無理やりみせられるのは嫌い、ということです。

YOU TUBEで最初に無理矢理始まるCM。イラッとしますよね。


スキップボタンがあれば
まだいいですが・・・

これ、サイトを訪れた方ならサイトに関する内容だったら大丈夫、と思うかもしれませんが、そうでもありません。

「動画」のメリットとデメリット

まず、皆さんは何のために自社サイトに動画を入れますか?動画は短時間で伝えたいことを一気に凝縮して伝えることができます。特に五感で伝えたいようなこと。料理や風景は動画の方がお客様の印象に残りやすいです。

動画で伝えられる情報量は、テキスト&写真の5000倍とも言われています。

見てもらえれば行きたくなる。買いたくなる。動画にはそんなメリットがあります。

でも、このメリットは鵜呑みにする事は出来ません。

お客様が自ら動画を見に来られた場合は確かにそうかもしれません。が、お客様が本人の意思に関係なく無理やり見させられた動画は不快感の方が高くなる可能性があるのです。

いきなり「動画」はNG

WEBサイトを開けるといきなり動画がはじまる。あるいは、WEBの一番上が動画。意外とこのパターンのサイトが多いです。(本当は具体例を紹介したいのですが、さすがにそれは営業妨害になるのでやめておきます)

どんなに素晴らしい動画であっても、見ようとする心構えのないサイト訪問者にいきなり見せるのは嫌悪感の方が先に立つ可能性が高いです。

お客様がサイトを訪れる際、何らかの意図があって必ず訪問されます。例えば宿サイトの場合、金額が知りたい、住所が知りたい、よくある問い合わせを確認したい等々。必ずしも動画で紹介されるような料理や風景を見たくて訪れたわけではないのです。早く目的の内容が書かれたページに向かいたいのに、動画ファーストのページ構成であれば、イラッとしますよね。

あるいは、サイトを訪れるのが2度目の場合、既にみたことのある動画は無用の長物です。

動画は、見たい人が見れるようにしておけばOK。どちらかというと、いくつか候補に挙がった宿泊施設の中で選ぶ最後の決め手となるための情報をお届けする。サイトを訪れた全ての人にこちらが勝手に決めつけたウリを見せつけるべきではありません。

なぜ「動画」ファーストのサイトがあるのか

とは言っても、一時期トレンドのように動画が最初に現れるサイトがたくさん登場しました。これを見た瞬間、一昔前に流行ったやたらと凝ったフラッシュから始まるホームページを思い出しました。

ハッキリ言います。

これらは、WEB制作会社が無駄に凝ったページを作って高くで販売するための手法です。

断言させて頂くと、

「動画」をサイトのトップに持ってくるWEB制作会社には気をつけた方が良いということ。

アクセスしただけで勝手に動画がはじまるのもNGです。

「動画」ファーストのサイトは、WEB制作会社がすごいページを作ったと発注者(そのサイトの事業者)に思わせて高いお金を頂くためのものでしかなく、発注者にとってはお客様に嫌われるためのサイトになってしまっています。

制作料は高いけど、売上に貢献どころか邪魔するサイトなのです。

更に言えば、売上動線をきちんと考えられる制作会社なのか。

サイトへの「動画」の設置場所でWEB制作会社のレベルが判断できる

のです。

「動画」は見せ方によってとても魅力的なコンテンツになりますし、逆にお客様を離脱させるマイナスのコンテンツにもなりえます。

その動画、何のために埋め込むのですか?

私の今回のイメージは、動画を見たくない人は見なくても良い。見たい人で見てしまった人は、それを欲しくて仕方なくなってしまう、結果注文、予約する、といった感じです。

「動画」のサイトへの埋め込みを検討、あるいは勧められた時には、動画で売上をアップさせる動線を構築できる制作会社にお願いしましょうね。

 

 コムサポートオフィス代表
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