中小零細企業が宣伝広告にお金をかける。これはとても難しい時代です。
「お金」では大手企業にはかなわないから。
では、どうすればよいか。お金のかからない告知方法をコツコツとやっていくこと。
このコツコツタイプの典型がブログであり、SNSです。
すぐに効果は出ないけど、積み上げていくことで振り返るとすごい価値になっています。
比較的短期でお金をかけずにすぐに結果の出やすい方法として「プレスリリース」があります。
コムサポ販促塾、2017年度第1回目のテーマは「プレスリリース」、特にテレビ番組で採用されるには、というお話でした!
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
考えてみると、商売と同じなんです。自分が売りたいものがあれば、買い手の気持ちを知ること。
プレスリリースの場合、自分が出したい情報があれば、受け手であるテレビ局の気持ちを知ること。
この考えで行くと、番組で採用されるにはどう考えればよいかがわかってきます。
テレビ局側の気持ちを知るために大切なこと
今回、講師を担当された方は毎日放送の人気情報番組「ちちんぷいぷい」のチーフプロデューサー。な、なんとコムサポ代表今井ひろこの高校時代の同級生、しかも映画研究部で部長、副部長の間柄という無茶苦茶近い関係。本来、対外的な講演はしていただけないのですが、そんな学生時代のつながりで特別にお話しして頂けました。
ちなみにこの放送後、紹介されたプランが提供できる1か月間半の間、宿がずっと満室になりました。
この時の出演オファーはたまたま私のブログをみて、でした。
向こうから探してくれた特異なケースです。手前味噌ですが、私のように圧倒的な数量でブログ記事を書いていると、こうやって見つけてもらえる可能性もあります。
ただ、それは現実的ではありません。やっぱりこちらから情報を提供、提案してく「プレスリリース」を行うのが、大切。
では、プレスリリースをするに当たって、採用されやすくなるにはどうすればよいか?
当たり前ですが、テレビ局に知り合いがいること。情報提供できる人がいること。これが最強です。
でも、実際つながったとしても、何を提案してよいかわからない。
私たちはテレビに出るには、特別なもの、奇を衒ったものをついつい紹介しなければならないと思いがちです。でも実際は、自分にとって普通、周りからみると個性的なことを見つけるだけでOK。視点を変えると個性的なこと、面白いこと。田舎にとって当たり前でも都会の人たちには面白いことってたくさんあるのだそうです。
では、それを見つけるにはどうすればよいか。
それは
出たいと思った番組を徹底的に見て、
どんなコーナーがあるかを知ること、です。
ちちんぷいぷいのコーナーはこんなにある!
山の数ほど来るプレスリリース。番組宛にも来ます。そんな中で、コーナー宛で来るものはそんなにないようです。
これらなら、担当者の名前を知らなくても、番組のコーナー担当が目を通す確率は高くなります。何より、コーナー指名できていることで
ああ、この人はちゃんとうちの番組を見てくれているんだな
という好感を持つそうです。
見てもらえるハードルが下がる上に、ピンポイントでの提案ですので際良くされる確率もグッと上がります。
大切なことなのでもう一度言います。
番組に採用されるコツ。
出たいと思った番組を徹底的に見て、
どんなコーナーがあるかを知ること、です。
テレビに採用されたかったら、私ならこうする
その話を聞いて、私だったらこうするかな、ということ。
それは、出演したいテレビ番組の各コーナーを見て、
「ああ、この話だったらうちの地域の〇〇の方がもっと面白い」
という風に考える習慣をつけること。
つまり、どんなコーナーで、どんなネタが採用されていて、それを自分や自分の地域に置き換えた場合にどんな話があるかを考えることです。
可能であれば、それをすぐに書きだす。メールで番組宛に送っても良いです。もちろん、きちんとしたプレスリリースのフォームにして郵送してもOK。(テレビ局の場合、FAXでのプレスリリースは埋もれてしまって見逃されることが多いそうです)
絶対ではないですが番組名のハッシュタグをつけて提案をツイートするのも番組のエゴサーチをしているチームに見てもらえる可能性がゼロではないそうです。
プレスリリースにおいて一番大切なこと
お話を聞いていて思ったのは、こちら側の「テレビで紹介してほしい」と思う気持ちだけでプレスリリースを書いてもうまくいかないということ。
見てもいない番組、親近感のない番組にプレスリリースを出してもうまく行きません。その番組が好きで、出たいという思いが強いことが大切です。
そして、大切なキーワードがあります。
それって「面白い」やん。
ということ。テレビは「その話、面白いね」というのがあるから採用されます。
この本質を忘れてはいけません。
そういえば、そういった思いで「探偵ナイトスクープ」に出た友達がいました(笑)。
今回のセミナーを通して、ふと上記ブログ記事のエピソードを思い出しました。
そのテレビ番組が好きなこと。そして更には
「それって面白いやん」
って思うことが最強。
まあ、これは下心のない純粋な気持ちだったから「(馬鹿げた)面白さ」を依頼で来た話ですけどね。f^^;
風船おじさんの話と写真の後だと説得力ありませんが、繰り返します。
特別なもの、奇を衒ったものを紹介する必要はありません。自分にとって普通、周りからみると個性的なことを見つけるだけでOKです。視点を変えると個性的で面白いこと。田舎にとって当たり前でも都会の人たちには面白いことでよいのです。
他にもたくさんのテレビ番組に採用されるコツのお話をいただきましたが、他は受講された方だけが知ることができた特典ということで、このお話だけにしておきます。
コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
お問い合わせもこちらから
↓↓↓
今井ひろこドットコム