ロボットやAIが進化して、人口減少&高齢化社会になった時の本当の問題~エクスマ・エレメントE大阪その3

エクスマ

最近、このデータを持って将来を悲観する風潮があります。

ドリカムもびっくり!お先真っ暗な 2050年の【日本】未来予想図

https://matome.naver.jp/odai/2138069935981188801

人口が減少しているのは事実です。高齢化社会になるのも事実です。でも、それを悲観視するのは今の日本人のライフスタイルをそのまま続けていった場合なんじゃないかなぁ~って思います。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さてさて。もう一つだけエレメントEからのお話をしたいと思います。

今、現時点で最も問題になっているのは「人手不足」です。

普通にこのままいけば、人口減少、高齢化社会に突入し、人手不足はさらに加速します。

でも、長いスパンでみれば、悲観的なことばかりではありません。

ロボットやAIがどんどん人手不足を解消してくれるからです。


テクノロジーとは
本来仕事を効率化してくれるもの

藤村先生のお話でハッとしたことがありました。

テクノロジーが進化すれば、仕事は効率化され、労働時間も減るはず

という考え方。

本来、働かなくてもよい人が増える、働く時間が減る。

この発想、スゴイと思いませんか??

考えてみると、私達の生活。

効率化しているのにどんどん仕事が増えていきます。

特に日本人。

残業することが良いこと。人より長時間働くことが良いこと。

そんな変な美徳を持っています。

実は、この美徳こそが一番の問題なのではないか・・・。

下積みは必要か?

もう一つ別のお話をしますね。(後でつながってきます)

以前から藤村先生がよくお話しされること。

映画監督になるのに下積みは不要。今、機材は安価で買えるのだから、どんどん作品を作ってコンクールに出品すればいい、と。

テクノロジーの進化と下積み不要の関係性で面白いお話をされました。

戦後しばらくの後、映画が娯楽の最盛期の時代がありました。その中でも数々の映画スターを輩出したのが「日活」です。


「日活」全盛時のヒット映画の数々

でもテレビの登場で映画離れが進んだ。そこで日活はどうしたか。テレビでは放送できないテーマの映画を作ることにした。

そこで登場したのが、日活ロマンポルノ。


マーケティングセミナーで
「日活ロマンポルノ」の話をしたのは
多分藤村先生が日本初だと思う(笑)

この日活ロマンポルノは、斜陽産業になりかけた映画界に再び光を当てました。でもそれだけではありません。

ポルノに進出することをNOとした数多くのベテラン映画監督が次々と日活を辞めていったのです。

そこで、若手監督が抜擢されることが多くなった。その時抜擢された多くの若手監督がその後、日本を代表する映画監督となっていきました。


日活ロマンポルノ出身の映画監督

いやぁ~この話、興奮しました!!
(あ、ポルノにではなくてねf^^;)

というのも、ちょうど私、沖縄に1冊の本も持って行っていたんですよ。

それがこの本。


寿司修行3か月でミシュランに載った理由

 

この本を読むと、さすがに考えさせられますね。

先日、ちょうど寿司アカデミーについてをテレビでもやっていました。


2か月81万円で
寿司職人になれてしまうんですって!

下積みを否定はしません。私もダイビング業界がそうだったから。

下積みのメリットは経験を積み上げられることでしょうか。

それは違いますよね。下積みでなくても自分でお客様をとれば、いくらでも経験はできます。

先述の本では下積みで最も学べるのは”忍耐力”と書かれていました。

なるほど・・。

でも日本の場合、中学や高校の部活動でこれ、学べちゃってます。

ここを”否定できないところ”にテクノロジーの進化に対して時間を削減できない日本人の問題があるんじゃないかって思ったのです。

つまり、日本人の”美徳”が解決手段を遅らせているのではないか、と。

最近のエクスマでよく言われているのが、

人は楽しいこと、夢中なことは苦にならない

という考え方があります。

だから、好きなことをやる。

あるいは、自分の仕事に好きなことを取り入れる。

「忍耐」から価値が高まったものと、「好き」から価値が高まったもの。

いえ、「忍耐」修行をした人も、「忍耐」の中から自分の「好き」を見つけ出した人だと思います。

でも、このやり方はドロップアウトしてしまう人の方が多いんですよね。

「下積み」否定、「忍耐論」否定をすることに批判はあろうかと思います。私自身、我慢して、苦労こその達成した時の喜びは好きです。なので、「下積み」や「忍耐」を否定しきれない自分もあります。

でも、日本人の時間の使い方の下手さ。時間をかけることを美徳とする矛盾。

日本で働く外国人には既に指摘されています。

働きすぎ? 日本人の働き方をどう思うか外国人に聞いてみた
「日本人は働きすぎ」とはよく聞く話だが、本当なのだろうか。日本在住の外国人20人に、日本人の働き方についてどう思うか聞い...

・「働きすぎだと思います。特に無意味の残業をやめて、平日の夜は仕事と違うアクティビティをやらないといけないと思います」(フランス/30代前半/男性)

・「働きすぎと見えているが、働きすぎぶっている」(ベトナム/20代後半/男性)

先日のブログでも

ツヴォイ流「中小零細企業が生き残るには?」~沖縄坪井セミナーその2
何回耳にしたでしょう。 「中小零細企業」というワード。2日間ツヴォイさんと一緒にいて、一番よく聞いた言葉だった気がします...

 

時間を作れる人が生き残れる人

という話もしました。

藤村先生の話を聞いていて、結局は「時間」を制した人がうまくいくのかな、という思いを更に感じました。

時間、作れていますか?

時間に追われていませんか?

本を読んだり映画、芸術を観に行ったりする時間をとれていますか?

時間が確保できないのであれば、いくらテクノロジーが進歩しても、進歩が自分の豊かさには結びついていないのです。

 

コムサポートオフィス代表
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