多くの事業者が事業や人生のビジョンがわからずに迷走する〜ツヴォイさんのグループコンサルでの気づき

セミナー・講演会聴講

自分が悩み、課題と思っていること。

誰かに相談することによって頭の中が整理されることってありますよね。

アドバイスをもらうわけではなく、優れた質問力を持った人に尋ねられることで、悩みや課題の本質が見えてくる・・・。

自分の考えを正当化したのではなく、自分の考えを明確化したい。

あ、これって男性と女性で違うかもしれませんけどね。

 

おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

懇親会の席ではそんな男性脳、女性脳の話でも盛り上がりました。あと、ツヴォイ流組織論、リーダーシップ論の話も。

それぞれでも一つのブログが書けてしまいますが、今日は会社経営者が最も聞きたい部分のお話をします。

ツヴォイさんの圧倒的な実績

なぜ、人はツヴォイさんに相談するのでしょうか。

勿論、ツヴォイさんに魅力があるからなのですが、「男性脳」で考えるならば、「実績があるから」です。

実家の傘屋さんを廃業し、リサイクルショップをゼロから起業。10年で30店舗を持つ上場企業へと成長させた。

どうやったら起業してたった10年で上場させられるような大企業を作ることができるの?

小さいながらも会社をやっている人ならば、知りたい、話を聞きたいと思いますよね。

短期間で大きな成果を上げる人の思考を知りたいと思わずにはいられません。

ツヴォイさんは実際お会いするとむちゃくちゃ魅力的な方ですが、実績を聞くだけでも、会う前から会ってみたいと思う人、多いはずです。

ツヴォイさんにあって我々にないもの

グループコンサルを受けた際、相談者共通の悩みが見えてきました。

それが「ビジョン」です。

「ビジョン」というと抽象的ですよね。

これもツヴォイ流シンプルな質問があります。

「お前さ、10年後何やってたいの?」

これも突き付けられると言葉を詰まらせてしまう人、多いです。

ビジネスでも人生でも目標や目的ってあります。

それを映像を見ているかのように言うことができるか。

10年後になりたい、ありたい自分をどんどん書き出し、それをより具体的に映像化していく。

この作業が必要。

ツヴォイさんは、起業して途中で「上場する」という明確な目標を立て、具体的にイメージしたそうです。

目標とビジョンは違います。

この違いを明確に理解するために以下の本を読みなさい、とツヴォイさんに言われました。


ザ・ビジョン

ケン・ブランチャード「ザ・ビジョン」

お近くのAmazonでのリンクを貼っておきますね。

 

 

ビジネス本なのですが、ほとんどがストーリーで書かれていますのでとても読みやすく、理解しやすいです。

ビジョンを構成する3点柱について書かれていました。

(1)有意義な目的

企業の目的は「誰かをこんな風に幸せにしているのだ」と言えることであり、それを意識すれば「社員がやる気になる」こと。

(2)明確な価値観

譲れない信念。自分にとって何が正しく、何が大切か。判断や行動の目安となる考え方。

(3)未来のイメージ

最終結果のイメージ。なくしたいものではなく創り出したいものをより映像のように具体的に想像できること。

この3つを軸として「ビジョンとは何か」をまとめると

ビジョンとは、自分が何者で(存在の目的)、何を目指し(未来のイメージ)、何を基準にして進んでいくか(価値観)を理解することである

としています。

ツヴォイさんが強調していたのは「未来のイメージ」

ツヴォイさんがグループコンサルに参加していたメンバーに繰り返し強調していたのは「未来へのイメージ」を明確に持つこと、でした。

ツヴォイさんは会社をやっていく中で創業10年以内の上場を明確にイメージしていたそうです。自分の中では10年で達成は予定よりも遅かったのだそう。

上場が形として見えてきた時、上場後の自分の生活もイメージしていた。今のプータロ―生活はその時にイメージしていたその通りに近づいてきているとのことでした。「プータロ―がイメージ通りって??」って疑問に思った人はツヴォイさんに直接聞いてみて下さい(笑)。

では、どうすればよいか?

まずは自分が今できることを書きだす。好きなことを書きだす。そして、将来やってみたいこと、なっていたい自分を書きだす。

例えばツヴォイさんはプータロ―になった2014年にそれをとにかく書き出して、自分の中で可視化していったそうです。


ツヴォイさんの2014年時点での
現状分析と未来像のマインドマップ
(昨年12月エクスマ大阪セミナーにて)

書き出し、整理することで5年後でも10年後でも20年後でも自分がどうなっていたら幸せかをイメージする。

「じゃあさ。ガクは10年後どうなってたいの?何をしていたいの?」

私もツヴォイさんにそう聞かれたのです。

(他にも同じ質問されていた人が複数いました)

先に紹介した「ザ・ビジョン」の中では「最終結果のビジュアライゼーション」という言葉がありました。エピソードとしては以下のようなもの。

ダイエットに何度挑戦しても続かない。そこで、着られなくなったお気に入りのジーンズを引き出しから出して寝室にかけておいた。毎晩寝る前と朝起きた時にそのジーンズをはいている自分、はいた時の自分の嬉しい感情を想像する。これを繰り返すことでダイエットが続き、達成することができた。

 

ツヴォイさんは繰り返し「映像にできるぐらい具体的に想像すること」と言われていました。この「未来へのイメージ」がビジョンに大きな影響を与える、と。

「目的」や「価値観」が定まっても、最終結果のイメージができなければ、自分が目指しているゴールには到達しないのです。

目的、目標とビジョンは違う

この話を聞き、この本を読んでみて思ったのは、目的や目標と言われている言葉と、「ビジョン」は違うんだ、ということ。

ビジョンがあるから集中して全力で頑張れる。途中で止めたりしない。

最初の下世話な疑問。

どうやったら起業してたった10年で上場させられるような大企業を作ることができるの?

このヒントは「未来のイメージ」の明確性、より映像として具体的にできるか否かにあるのではないかということに気づくことができました。

ちなみに「ザ・ビジョン」の後半はビジョンを現実にするために

(1)ビジョン創造のプレセス

(2)ビジョン伝達のプロセス

(3)ビジョン実践のプロセス

が書かれています。

この部分はもう一度読み込んで咀嚼したいと思います。

未来のなりたい自分、ありたい自分をイメージすること。

そこに向かって創造・伝達・実践できるようになりたい。

私同様そんな風に思われた方。

ツヴォイさんの推薦図書「ザ・ビジョン」。経営者の方には特におススメです。

 

コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
お問い合わせもこちらから

↓↓↓
今井ひろこドットコム
今井ひろこドットコム

 

タイトルとURLをコピーしました