ガクさぁ。お前、俺の言ってる「編集」を覚えたいんだろ?
ツヴォイさんに懇親会で言われた言葉です。
はい!そうです!!
ツヴォイ流「編集」能力をマスターしたいです!!
免許皆伝したいです!!
おはようございます!普段は民宿&ダイビングショップの親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
昨日お話しした通り、自分の独自性を際立たせる「編集」を行うことを考えるのに徹底的に時間を使うこと。
この「編集」こそがこれからの中小零細事業者が最もつけるべき能力とツヴォイさんは定義づけています←勝手に言いきっちゃってるよw
今日はこのツヴォイ流「編集」能力について深掘りしてお話ししたいと思います。
「あなただけの価値」とは?
誰もと同じこと、ものに独自性はありません。では、同じではない、とはどういうことでしょうか。
エクスマでいうところの「あなただけの価値」です。
他人が絶対にマネができないのはあなたが歩んできた人生。全く同じというのはあり得ません。人それぞれにあなただけの経験を持っているはず。
昨日もお話しした通り、その経験を深掘りし、ビジネスに置き換えることができるかどうか。
この置き換えにおいて大切なのは、「苦も無く継続できたこと」が何かを見つけること。というのも、これもツヴォイさんの発言の中で印象に残った話なのですが
好きなことを見つけるのではなく、今まで自分が苦も無く続けられてきたことを思い出す
ことが出来ればよい、と。
私にとってならば、こうやって文章を書くこと。
他人にとっては苦痛なことでも、自分にとっては苦でもない事。
例えば私、掃除をしたり料理をしたりするのは苦手です。(カニはさばくけどね)
家事が得意な人、尊敬しちゃいます。
じゃあ、なぜそれが好きなのか。好きの本質を深掘りしてみる。それを自分の商売に置き換えてみる。
置き換えて組み合わせて編集する。
その最も大切な過程である「置き換え」について。
ツヴォイ流の置き換えの方法は3つあります。
坪井秀樹の「3つの置き換え」
今回のセミナーでもお話しいただきました。
編集力と伝える力
坪井秀樹の「3つの置き換え」徹底解説
独自性というと、ゼロから生み出すもののように思いがちですが、独自性の源は自分自身の中にこそあります。 それを柱としたうえで、模倣すべき対象を編集し、または置き換えたとき、あなただけの価値が生まれます。 エクスペリエンス・マーケティングの実践者、坪井秀樹さんは、 その手法として「3つの置き換え」を説き、次のように結んでくれました。 「独自の価値とは、モノでもなく、誰でもなく、あなた自身の人生の中にあり、 そして、それは何より尊いあなただけの唯一の価値なのです」
※出版社からのコメントより
(1)直接置き換え
同業者の成功事例をそのままパクる
メリットはすぐに行動出来て効果に即効性があること。デメリットは思い入れがないので続かないことです。
私が宿で飛躍的に売上を伸ばしたアンケート用紙やDMは全てエクスマ事例のパクリ。エクスマの先輩宿でうまくいったやり方をそのまま真似させてもらいました。
(2)中間置き換え
異業者の成功事例を自分の業界に当てはめてみる
異業者じゃなくても異業態(メーカー・卸・小売)でもOK。普通にやっていることで、自分の業界、自業態がやっていないことを取り入れてやってみること。
メーカーなのに卸し(商社)を通さずにエンドユーザーと直接取引していました。それが高収益率の秘密でした。(※「キーエンスの直販営業」より)
思えば宅急便の翌日配送が当たり前になってきた時代だったからこそ実現できたこと。例えば現在、パソコンメーカーがエンドユーザーに直販するのは当たり前の時代ですが、30年前は画期的かつ異端なことでした。
(3)本質置き換え
目に見える「現象」を深掘りすることで「本質」を捉え、別の「現象・事例」として当てはめてみること。
これはなかなか難しい。でも、目指すのはここ。
具体的事例とかもありますので、ぜひ先述の商業界のバックナンバーを購入してみて下さい。
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「編集能力」として問われるのは本質置き換え
ツヴォイさんはセミナーで
時間がかかるけどお勧めなのは「本質置き換え」
と言われました。
一昨日からお話ししている「編集能力」とはまさにこの「本質置き換え」の事と私は理解しています。これができるようになることです。
実際、私自身これをやった事例を挙げてみろ、と言われると難しい。
自分が興味を持ったこと。夢中になったことを深掘りする。そこで探った本質とお客様にとって役立つことの接点を見つける。
・自分以外の誰かの役に立つこと
・自分の「好き」を見つけること
・この二律背反の接点を見つけること
自分が大好きでやっていることで、誰かの役に立ち、結果ビジネスとして成立していることって何だろう・・・
しいて言えば、”ブログ”がそうなるのでしょうか。
自分の”好き”を突き詰めていくと、”文章を書くのが好き”というのがありました。地域のトリビアを探したり発見したりするのが好き。それを紹介するのが好き。「ねえねえ、みんな、こんなこと知ってた?」みたいな感じで。
それで続いているのが宿ブログです。
儲かるから、儲けるためにブログを書こう、だと続かないんですよね。
好きなことを書く場を与えてもらっているから私はブログを書いています。
好きなことだから書くことをやめません。
私の宿ブログは検索で来る人が圧倒的に多いです。検索できて、そこから予約を頂いたということは私のブログが誰かの役に立っている、と私は解釈しています。
とまあ、これも無理やりな後付けかもしれません。
自分の中にはまだまだ編集力を磨けば独自性が見つかるかもしれません。
私の周りにもそんな可能性を持った人がたくさんいるはずです。
この二律背反を見つける力をつけたいって心から思いました。
誰にも必ずあるはず。でも、誰でも見つけることができるのか?
ツヴォイさんは多くの人が個々でこの能力を持つことができれば、人々の生産性は上がり、きっと豊かになるはず、と仮定されています。
誰でも身につけられるのかを実験してみたい、とも。
この編集能力を身につけること。
私にとっての50代最大のテーマとします!!
コムサポートオフィス代表
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