ブログの書き方、ネタとして「自分の経験を書く」というのと「自分の想像を書く」というのがあります。
通常は自分の経験(日記でも良い)を書きます。でも、昨日の私のブログのように、一つのニュースから近未来に起こり得る状況を想像(妄想?!)してみるというのもあります。
ね。こんな感じでもブログがかけるでしょ。
おはようございます。普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
実際これ、映画や小説でも使う手法です。例えば今、フランスでは極右党首の主張が広がり、波紋が生じています。
「反欧州」「反移民」を掲げる極右政党「国民戦線」(FN)の女性党首、マリーヌ・ルペン氏が大統領選挙の決戦投票に進出する可能性が高くなってきているのです。実際大統領になる可能性は現時点では低いですが、アメリカのトランプ大統領も最初の可能性はとても低かったです。何が起こるかわかりません。
ただ、フランスでは極右政党に国民が流される恐ろしさに警鐘を鳴らす映画や小説が登場しています。
まあ、こういった重い話からの想像、妄想はちょっとシビアですので、我々のブログではもと軽〜い感じのネタで良いと思います。でも、それはビジネスブログならば、自分の業界の話をすると面白いです。例えばこんな感じ。
「どこでもドア」が実現するとと旅行業界は崩壊する?!
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いきなり「どこでもドア」ってなんなのーーー
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玄関.jpさんのブログより画像を拝借
いや、ネタとしてこれぐらいゆるくてOKということです。
「どこでもドア」が出来ると便利だな、あったらいいなぁと思っている人は多いでしょう。私も旅行者、出張者としてはそう思います。でも、旅行業界で働く者としてはマイナス要因が多いです。
ちなみにこんなネイバーまとめもありますが・・・
自分の業界はどうなのか、という視点で考えることが大切です。
交通機関に失業者が出る!!
まず、列車、飛行機、バス、タクシーが不要になります。高速道路だっていりません。実際はどこでもドアでワープできる場所とできない場所、あるいはどこでもドアで出入りできる場所は限定され、そこでは検問のようなことが行われるかもしれません。
交通産業にお勤めの方は失業してしまいます。とともに、自動車や道路工事は激減するでしょう。
そう考えるとトヨタのCMで
「どこでもドア」って・・・f^^;
あ、ちなみにジャン・レノ、大好きな俳優さんです(^_^)
宿には宿泊しなくなる
「じゃあ、そろそろ寝ようか」となったら自宅に帰る。そんな旅行スタイルも可能かもしれません。宿泊客が激減し、日帰り客が急増します。
移動コストにもよりますが、出張も泊りを伴わずに済みます。先日私は北海道の釧路に行きましたが、雪で飛行機の運行状況が心配でしたので1日早く出発しました。こういったこともしなくなります。
何より移動する時間がかからなくなれば、所要費用はさておきせっかくの休暇ならばより遠い方に行きたいですよね。そうなると日本人相手に国内旅行しか受け入れていない宿泊施設はアウトです。
そう考えると私たち宿泊業者にとっては大打撃ですよね。そうなんです。「どこでもドア」ができてしまうと、私も失業してしまうかもしれないのです。
ちなみにかどやの送迎車は
現在「どこでもノア」f^^;
交通手段が便利になっても観光地は儲からない?!
実際、高速道路が伸びた、新幹線が通った、というと観光が活性化するように思われています。でもそれは、開通した直後だけ、しばらくするとすぐにリバウンドが来て、むしろ観光収入は落ちます。(厳密には日帰り客増によって入れ込み人数が増えても宿泊客が減り、消費額は落ちていきます。お金を落とさない観光客、というよりも通過客ばかりが増えるのです)
このこと、公共事業を進めたい自治体や国は認めていませんが、自動車道が延びた自治体は実感していると思います。更には高速道路が延びたせいでIC降りてからの位置にあった国道沿いのお店の集客が激減というケースも・・・。
交通量が多いから潤う店でなく、目的地になる店にならなければなりません。
便利になると失うものもある。こういったマイナス要因も考えることってとても大切だと思うんですね。もちろん、それによってまた新たな、「どこでもドア」が出来ることによって生まれる新たなビジネスもあるかもしれません。
ちなみにエクスマ藤村先生は新春セミナーで
自動車が自動運転の社会になったら自分のビジネスはどうなる?という視点を持とう
と言われていましたよね。
そういったことを考えてみること。そんな場にブログを使うのも面白いです。場合によっては新ビジネスのブレストの場になるかも?!
まあ、それはちょっと大げさとしても、時にはそんなネタでブログを書くのもアリということで。体験談、現実からブログネタが見つからなかったら、未来に対する想像からブログを書く。そんな手法もあります(笑)
旅行業界のお話をしているようでいて
実はブログの書き方のお話だったという・・・f^^;
言いたかったのはそういうことです。
コムサポートオフィス代表
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