以前こんなツイートを見かけました。
なんでこんなすごい文章がかけるんだ。。 pic.twitter.com/fI75d5Ls4x
— 公認会計士 武田雄治 (@takeda_cfo) 2017年2月15日
いや、確かにすごい!こんな文章が書けるようになりたい!! 憧れます。 と、同時に読売新聞のコラム「編集手帳」。そのクオリティの高さに脱帽です。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
先週の北海道遠征、1冊の本をカバンに入れていました。今回のツアーで読了。もう、素晴らしい本すぎて今年最初の書評ブログです。
なんと、元NHK記者の池上彰さんと読売新聞「編集手帳」の竹内政明さんの対談を朝日新聞の出版社が書籍にしたという・・・・(笑)
文章力を磨くノウハウ満載!!
「編集手帳」は名文
以前、エクスマエヴァンジェリストコース(上級コース)において藤村正宏先生が言われたことがあります。
新聞コラムは名文です。各新聞社ともエース級の記者が書きます。なので何度も読み返し、名文に触れてみた方がいい。
と。そんな中で藤村先生がFacebook等で時折紹介されるのが読売新聞の「編集手帳」でした。
その「編集手帳」を執筆されている竹内政明さんが書くノウハウを公開しているのです。これは読まないわけにはいきません。
私の場合、天声人語の書き写しを3年間していました。天声人語と編集手帳の文章の違いもものすごく気になっていました。どう違うのか。私は編集手帳の方が文学的、ぐらいに思っていたのですが、対談の中でまさにその違いが解説されていました。
天声人語はジャーナリスト部門に出場していて、編集手帳は文章職人部門に出場している
※詳細は79ページ参照
つまり、天声人語は現場で丹念に取材したことを書くことが主。編集手帳は文章そのものの味わいを愉しむことが主、といった感じでしょうか。
感覚的に私が思っていた通りでした。
私は
”面白い文章”ではなく”味わいのある文章”が書ける様になりたい
と自分が強く願っていることに気づきました。
第1章だけでも読んでほしい! 「文章にブリッジをかける」
もうね。目から鱗ボロボロの文章術が満載です。でもそれは正直かなりの高レベルなお話。私も咀嚼するのに時間がかかりそうです。但し、第1章に書かれている「文章にブリッジをかける」というのは別。これは初心者ほど読んでほしい。
ブリッジをかけるとは?
コラムでもブログでも「◯◯を書く」というテーマを見つけます。それに対してどう話を肉付けするか。自分の体験談、身近な話とつなぎ合わせるのが万人に読んでもらえる、共感できる文章です。
この本ではそれを「話にブリッジをかける」という言い方をしていました。話をつなぎ合わせる、といった意味ですね。
それにともない「結論」よりも「書き出し」を、という考え方も秀逸。書き出しは自分が言いたいテーマを語る上でのまさに共感を引きつける話を。身近な話、エピソードです。これが見つけられなかったら、なかなかそのテーマで文章は書けない、書かないのです。
テーマに対してのエピソードネタを持っていないと書かない。これをセットで考える習慣を持つことが大切だあるということがわかります。
ちなみにこの書籍。
電子書籍のKindleで購入すれば2割引の648円です。648円で至極の書く力が手に入ります。
ぜひ、買ってみて下さい!!
先日、マックスブログ塾の #ブログマラソン にて
ちょうどこの本を読んでいた直前にSNSのタイムラインでお友達がやたらと「にしんそば」を題材にしたブログが流れてきました。どうやらマックスブログ塾のブログマラソンにおいて出されたお題(テーマ)だった模様。
同じお題で複数人数がブログを書いています。
※詳細はTwitterで #マックスブログ塾 #ブログマラソン で検索してみてください。
何人かのものを読んでみましたが、いくつかの面白い記事は確かに身近な出来事に繋げて話を展開されているものでした。
マックス、この本を読んでブログマラソンを始めたのか!!
と思ってしまいましたが、おそらく彼が本を読むとは思えません。多分こういうことをやったほうが良いと思った彼の脳の反射神経でしょう。ハンパないです。
以下のブログではブリッジをかけるための「書き出し」を「自分のフィルター」で、と。わかりやすいです。
私のように、反射神経脳のない人はぜひ「書く力」を読むことをお勧めします。伝わる文章を学ぶことができますよ。
コムサポートオフィス代表
今井ひろこのブログはこちら
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