エクスマ大阪セミナーのお話、昨日の「その4」で終わるつもりでしたが、やっぱりもう一つだけ書きたくなりました。だって・・・この話、衝撃的だったから。
個人の力が増大すると大企業はいずれなくなるんじゃないか。 #エクスマセミナー
— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年2月13日
「エクスマの思想」はたくさんありますが
全てが有機的に結びついています・・・。
今日はそんなお話。突飛な発言も掘り下げればエクスマ思想につながります。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
大企業はいずれなくなる
大企業はいずれなくなるって言葉、衝撃的ですよね。でも、藤村先生が言うとそうかもしれないって思ってしまいます。この5年間、様々な予言が現実になるのを目にしてきたから。
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さすがに大企業がなくなるってことはないよ~
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そう思う方もいらっしゃるかもしれません。藤村先生がそう考えておっしゃっているのかどうかはわかりませんが、私なりの解釈を加えて説明してみますね。
個人の力が増大する
藤村先生は「大企業がなくなる」という言葉の前に
「個人の力が増大すれば」
という言葉を付け加えています。
まずはこの言葉の意味です。良く言われているこの言葉で説明できるのではないでしょうか。
僕の周りの経営者さんたちをみると、個人の影響力で業績が良くなっている会社が多い。
以前から言っているように「どこで買うか?」から「誰から買うか?」に、時代は大きくカーブを切ったような感じです。
「個人」が力を持つ時代になった。
これはまぎれもない事実です。#エクスマ思想— 藤村正宏 (@exmascott) 2017年2月11日
僕の周りの経営者さんたちをみると、個人の影響力で業績が良くなっている会社が多い。 以前から言っているように「どこで買うか?」から「誰から買うか?」に、時代は大きくカーブを切ったような感じです。 「個人」が力を持つ時代になった。 これはまぎれもない事実です。
「僕の周りの経営者さん」というのは藤村先生の教えを忠実に守って個を発信している事業者、オーナーの事。
藤村先生のブログで以前「会社とは仲良くなれません」ということが書かれていました。
この記事の中から以下を抜粋。
ボクはニコルの服が好きです。
ジーンズはほぼニコルのジーンズです。
でもニコルのジーンズやジャケットは好きだけど、ニコルとは関係性は作れません。その会社の○○さんと関係性を作るわけです。
ニコルとは関係性は作れないけど、新宿マルイメンズ館3階のニコルの店長、サイトウ君とは関係性は作れるわけです。
大阪セミナーで藤村先生はこんなことを言われていました。
藤村先生曰くニコルをさいとうくんが辞めてからニコルを買わなくなった。会社ではなく個人から買っていたということ。
#エクスマセミナー— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年2月13日
ここまで具体的な行動事例でなくても、私たちの宿泊施設の業界でも明確に感じる部分があります。それはオーナーや女将の”顔”の出ていないホームページやブログの宿ほどお客様が少ない。逆を言えば、出ている宿ほどお客様が多い。
小さな宿ほど顕著ですが、やがて大型旅館やホテルも誰がやっているかわからなければ流行らないんじゃないかって私は感じています。
ブログもSNSも会社ではなく個人の方が明確に見てもらえます。私のブログも民宿かどやのブログではなくガク@民宿かどやのブログだから読んでもらえていると思います。
逆にFacebookページがなかなか見てもらえないのはそういうことですね。
なぜ大企業がなくなるの?
いくら個人の影響力が高まったからと言ってもそれが大企業がなくなることに結び付くのか。
もちろん、これは大企業が突然倒産してしまう、という意味ではないと思います。既に今の雇用形態がなくなり、終身雇用がなくなり年俸制へ、社内ベンチャーがさらに活発になっていますよね。
以前は大会社の看板を背負っていれば有利でした。宣伝広告で知ってもらうマスマーケティングの時代は特に。でも、今はマスマーケティングの時代ではない。個人の発信の影響力の方が強くなってきているのです。
これが近い将来、逆転する。ひょっとしたらもう逆転しているかもしれません。
だって私、本を買うのもTVや雑誌の広告からでなく、TwitterやFacebookで友達が面白かった、と言っている情報から購入していますから。
明らかにマスメディアからではなくつながりのある人の情報から購入しています。家電や食品も、旅行に行く時の宿泊先もそんなつながりから購入したり予約したりすることの方が増えています。
以前藤村先生がお話しされていたことで面白いな~と思ったのは、
一流大学卒で勉強の出来る子を採用するより、ツイッターのフォローワーが1000人いる子を雇った方がいい
という話。
地域振興などもそう。頑張って宣伝広告費にお金かけるよりも、地域でツイッターのフォローワー1000人以上いる人を集めてその人たちが地域の情報発信をしてくれる仕組みを作った方がいい。(このことについてはいつかまた深掘りしてお話ししたいです)
大企業とはいえ安心できない。倒産したり、他の企業に合併吸収されるかもしれない。でも、個人として持っている人脈は不変です。SNSの影響で人脈が可視化されています。
大企業は、これまでの会社機能として必要ありません。もう、人材バンク的な存在でしかありません。
であれば、これまでの常識から考える「大企業」はなくなる、と確かに言えます。
個人の方が利益率が高くなっている
利益の面からのお話もチラッとされていたと思います。
個人よりも大企業の方が売上は高い。でも、利益で考えるとどうでしょうか。今の時代、個人でビジネスをした方が利益率が高い。
大量消費大量生産の時代は確かに大企業の方が有利でした。でも、今はそうでなくなってきている。であれば、特定の能力を持った個人同士が、プロジェクトの度に組んだ方が利益率の高いビジネスができる。
だったら、「大企業」という枠組みはいらなくなります。
この辺は今度、もう少し突っ込んでお聞きしたいところですね。
それでも匿名ですか?個を隠しますか?
どれだけの人とつながっているかが大切な時代。個人として信頼され、人気があれば、今売っている商品を買えても良くなってしまいます。
アパレルブランドであるはずのKeisuke okunoyaの新商品はカレー皿。
Keisuke okunoyaブランドの服が欲しいのではなく、短パン社長が販売するものが欲しいかです。
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自分は個を発信しても人気者にはなれないよ
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そう思うかもしれません。自信がないかもしれません。でもね。別に万人の人気者になろうとしなくても良いのです。
あなたの発信を好きだよ、と言ってくれる人とコミュニケーションをとればいい。その為には自分が好きなこと、夢中になれることを発信していく。
それが今回のセミナーのテーマ「遊び心」につながってるのだと思います。
「遊び」がどうビジネスにつながるのか。むしろとても大切だってこと。
「遊び心」を持って個人として発信することが、とても面白く、かつ有利な時代になってきている。
だってエクスマ取り入れてビジネスがうまくいっている人は皆そうしているから。
そんな結論を持って今回の大阪セミナーの聴講記を終えたいと思います(^o^)
コムサポートオフィス代表
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