今年の自分に対する裏テーマに「現場力」というのがあります。
急にふられて即興で場にあったトークができるかどうか・・・
今回の大阪エクスマセミナーでは、私に対してではありませんが、塾生に対して、そんな現場力を試されるシーンが2回ありました。
パネルディスカッションの場から突然
2人目のゲスト講師として喋ることになった
サッカー馬鹿かっちゃん
どちらも登壇者には事前告知はされず・・・。
こんな無茶ぶりに対応し、その場を面白くするのが「現場力」です。
台本や脚本のない世界。
私にはまだまだ無理だなぁと思いつつ、まさにこの「現場力」を今年は身につけたいと思う今日この頃です。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
今日はそんな突然の指名にも関わらず、1時間を超える素晴らしい講演をされたサッカー馬鹿かっちゃんのお話です。代名詞ともいえる「サポーター論」についてです。
この本は絶対に読んだ方がよいです!!
「サポーター論」で私が一番言っておきたいこと
かっちゃんは「サポーター論」を論ずる際、ファンとサポーターの違いについて説明します。
ファン・・・来店頻度と客単価の高いお客さん
サポーター・・・お店を「大好き!」と言ってくれるお客さん
その際、私が大好きな浦和レッズ、浦和レッズサポーターのある1シーンで説明をされることが多いです。
2007年10月24日埼玉スタジアム
浦和レッズvs城南一和戦のPK戦
かっちゃんの解説曰く、味方がPKを蹴るシーンでは静かにし、敵が蹴るシーンでは旗を振って威嚇する。ちょうどそのシーンの短めの動画がありました。
一応フルで撮影されたものも以下にリンクしておきます。
あかん。またフルで見てしまった。
このシーン。私にとっても忘れられないシーンです。
一番思い出深いシーンです。
なぜなら・・・
大切なことなのでもう一度います。
この試合・・・
証拠写真をmixiから拾ってきました(笑)
まさに当事者です。
私はこの時レッズサポーターでした。
一番言いたかったこと。
お伝えしたかったのは以上です。
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あ、いや、それではセミナーのフィードバックになりませんねf^^;
レッズサポーターによるサポーター論
そういえば・・・
レッズサポーターとしての自論を今までどこにも書いたことがありませんでした。
かっちゃんのセミナー内容フィードバックを無視して書きますww
なので、かっちゃんがどんな話をしたのかを知りたかった方はごめんなさい。ここから先は読んでも意味ないかも。。
あ、まだ読んでくださってますね。ありがとうございます。
では続けます。100%私の話です(笑)。
私は1998年まで浦和に住んでいました。ホームの駒場スタジアムも徒歩で通えていました。でも、地元に戻ってからは、関西アウェー試合(ガンバ戦とかセレッソ戦とか)に行く程度。2007年はACL(アジアチャンピオンシップ)をきっかけに毎月埼玉スタジアムへ通い詰めた年でした。
どんな気持ちであの場にいたか。 どんな思いで埼スタに通っていたか。
2007年当時、アジアの戦いの時が私も一番熱かったです。ACLは毎回水曜日に開催されていました。なので、週末仕事な私にはとても行きやすかったです。
鳥取空港経由で埼玉スタジアムへ。マイルがたまって1往復タダで行けるぐらい通いました(笑)。
アウェーも韓国2回、上海1回の計3回行きました。
城南一和アウェー戦2007年10月17日にて
もちろん当時はゴール裏ばかりでした
サポーターとは単に応援するだけではなく、当事者意識を持っている。
かっちゃんはそう説明しました。
確かにそうです。なぜ、応援するのでしょうか。なぜチャント(歌)を歌うのでしょうか。
もちろん、勝たせたい、という感情があるから。
でも、サポーターが熱い声援を送れば勝てるのか。
正直、勝って欲しいけど、勝ち負けじゃないんです。
我々の声で勝てるなんて思っていない。
サポーターが声をからすまで応援し続ける理由。
それは
選手にあきらめないでほしいから。
もう駄目だと思った時。
サポーターの声が後押しになって、あともう一歩だけ余分に踏み出す力を持ってもらえれば。
最後まであきらめずにあと1秒だけ走り続けてくれれば。
ちなみに埼玉スタジアム2002でサポーターがよく使うトイレには・・・
そうなんです。私たちの声で、あと一歩だけ前に足を出すことでボールを蹴る、止めるという違いを出してほしいのです。
サポーターはスタジアムの”空気”を作り、変えることができる
サッカースタジアムってライブです。”現場の空気”というのがあります。
例えば2点差がつくと、嫌~な空気感。
「もう負けだ~」という空気がスタジアム全体を覆うことがあります。
そんな時でもあきらめないで行こう。
敗戦ムードを選手に伝播させるようなことだけはしないようにしよう。
そこまで考えて声を出しているのがサポーターです。
自分も選手と同じく勝つための場を作っている。
まさに”当事者意識”です。
昨シーズンは埼スタ1回しか行けず、
しかも、ゴール裏じゃなかったけどね
負けない空気を作り出すのがサポーターの役目。
サッカーって選手次第、サポーターが何やっても同じじゃん。
っていう人はいるかもしれません。
でも、サポーターは間接的に試合に参加していると思っています。
負けたら自分たちにも責任がある、あの時自分があきらめた気持ちが選手に伝わっちゃったんじゃないか、なんて考えてしまうわけです。
こうなってくると、”当事者意識”のレベルではなく、”当事者”そのものです。
“We are Reds”は 当事者意識を当事者にする魔法の言葉
レッズのチャントの中で私が一番好きなのはただただ”We are Reds”と叫んでいる時。
We are Reds!・・・俺たちはレッズだ!
この言葉の意味するところ。私はこう解釈しています。
浦和レッズは20年以上やっていて1回しか優勝できない。
しかも、最後の最後、大どんでん返しで負けてばかり。
詰めが甘い。
人の弱さをクラブが表現している。
世の中は甘くないよってことを教えてくれる。
それが時折自分の弱さと重なる。
そんな弱さを見せてくれる浦和レッズ。
そうなんだよな。やっぱ自分も浦和レッズだよな。
ダメな自分(浦和)だけど、あきらめないで頑張ろう。
当事者意識を当事者してしまう言葉。
それが
“We are Reds”
という言葉なんです。
今回のセミナーでかっちゃんが言いたかったこと
今回のセミナーでかっちゃんはサポーター論よりもむしろ「好きを仕事にする」事の本質。やり続けることの大切さについてお話しされていました。
かっちゃんの良さは師匠に言われたことを愚直にやり続けるパワー。
でもね。今日の私のブログはそのことを深掘りしない(笑)。
きっと他にたくさんの人が書くだろうから。
私はレッズサポーターとしての角度から、かっちゃんのサポーター論によってインスパイアされた話を書きました。
レッズサポにとっては「当事者意識」ではなく「当事者」。
そんな落としどころになってしまいました。
これがかっちゃんの講演レビューってことでf^^;
テヘペロ。
コムサポートオフィス代表
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