今回のエクスマ新春セミナー、最初の出だしが演劇でした。初めてエクスマセミナーにいらした方、多くの方がビックリされたことと思います。
エクスマ塾生でもびっくりした人、多かったかもしれませんねf^^;
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
これ、エクスマ実践塾の上級コース、エバンジェリストコースを卒業されている者にとっては別にビックリすることではなかったと思います。エクスマ藤村先生は元々演劇畑出身、演劇の要素をマーケティングに取り入れられた方です。
演劇を学ぶということはマーケティングを理解する上でとても都合がいい、と以前から言われていました。
なぜ、マーケティングに演劇が良いのか?
演劇とマーケティングの相関関係。以前から何度かお話しされています。藤村先生のブログから拾ってみると・・・
1:読んだ人に、どうしてもらいたいか?(ラストシーン)
2:読んでもらうためのキャッチコピー。(ファーストシーン)
3:販促物の内容。(ストーリー)
販促物の作り方は演劇を作り上げるのと同じということ。
ちょっと古いブログですが、こちらの方もわかりやすいです。
1:シナリオ
2:表現力
3:プロジェクト力
4:感動
実際、私もエバンジェリストコース初日の合宿が演劇でした。自分たちでシナリオを作り、実際に演技もしました。
その時、藤村先生は演劇をすることで以下3つの力を身につけることができるとお話されました。
1)演出力
・・・ 価値を作り、伝えることで、”感動”を与える力を身につけることができる。これらを協同で行うことにより、プロジェクトの遂行能力もつく。
2)演技力
・・・ 表現することを覚えると人前で堂々とできたり、楽しませたりすることができる。もちろん、自分自身の表現力だけでなく、音楽、照明、衣装などの力を借りてもOK。
3)脚本力
・・・ シナリオを作る。チラシやパンフレット等の販促物。ブログを書いたり、発表する際のパワーポイントを作る際にも相手に伝わりやすくなる、感動させられるシナリオを考える習慣がつく。(ストーリーテーリング)
エバンジェリストコースは半年かけて独自のシナリオを一人一人作り上げていきます。最初に演劇を経験したことにより、コースが終わった時には、最初に演劇を行った意味が振り返るとものすごーく腑に落ちました。完成したパワーポイントがしっかりと伝わるシナリオになっているのです。
正直、私自身最初は何のために演劇をするのかわかりませんでした。パワーポイントをいかに伝わる構成にしていけばよいのかを悩み抜いていた、エバンジェリストコースの終盤にようやく気づいたんですね。
なので、今回の最初の演劇も、意図があったはずです。そう考えると大きな気づきがあると思いませんか?そう。
意図しない導入はないはず。
なぜ、この導入をされたのかを深掘りして考えてみると面白いです。
去年のエクスマのテーマは「文化芸術に触れ、心を磨く」でした。
「本の朗読」からの導入には明確にその意図があったと思いました。
その前は「コタツにみかん」という年もありました。
では、今年の意図は何だったでしょうか?
今年のエクスマのテーマは「調和」
新春セミナーには毎年行くようにしています。理由は塾生の間で「お告げの書」と言われている藤村先生直筆(コピー)の1年の指針書がもらえるから。
さて、この「調和」という言葉と「演劇」の共通点ってあるでしょうか。
一番に思い付いたのは先述アメブロ時代に書かれていたブログの中にある「プロジェクト力」でしょうか。
3:プロジェクト力
演劇を創るっていうのは、協同作業なんです。
いろいろな役割の個性的な人間が、それぞれの役割を精一杯遂行して、
考えながら、迷いながら、議論しながら、ひとつの作品を創り上げていく高度なプロジェクトです。
これって、ビジネスのプロジェクトと同じ。演劇を体験すると、プロジェクト遂行能力が高まります。
周囲と調和していく力、一緒に作り上げていく力は演劇にとってもビジネスにとっても、とっても必要な要素です。
いや、多分、今回は上記の解釈は違うように思います(笑)。
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ここまで書いていてそうじゃないのーーーー
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演劇の内容と藤村先生の今回のお話の共通点
私の予想では今回の演劇を藤村先生が前半のセミナーで言いたかったことのマエフリ(導入)だったんだと思います。どういうことか?
演劇の内容。シナリオ的には外科手術をやりたがる医師(短パン)と患者(かっちゃん)とのやり取り。最後のオチは外科手術がいらなくなる、医師の診断がいらなくなる、もうすぐそんな時代がやってくるよ、という未来への提言になっていました。
医師ではなく人工知能が診察してくれる
時代がもうすぐやってくる
そんな演劇をした後、未来を予測するお話を産業革命の変化とともにお話されました。
産業革命の都度、なくなる仕事と生まれる仕事がたくさんでてきます。
今、我々はその過渡期にいます。ちょっと前まで繁盛していたビジネスが一瞬にして消えた。例えば「印刷」は素人でも格安でできるようになった。印刷業がどんどん衰退していった。逆にホームページ制作会社というモノが登場した。ホームページを制作する印刷会社が増えた。30年前印刷業がこんなに衰退すると思っていなかったし、ホームページ制作会社なんて商売が登場することも予想できませんでした。
ということは今ある商売で30年後衰退しているものもあれば、全く知らないビジネスが登場している可能性もあります。しかも、今は30年と言ったスパンが20年、10年とスピードが増している可能性もある。SNSがこんなに台頭し、人々が広告宣伝を目にしない、しようとしない時代が来るなんて5年前ですら予想できなかった。ということは、5年後どうなっているかわからない・・・。
あれ?!なんか話がずれてきました。この辺の産業革命に関するお話は私もセミナーを聞きながら色々と妄想してしまいました。明日のブログでは聴講記というよりも、藤村先生の話を聞いて私が色々と妄想してみたことを
5年後、ブログはAIが書いているかも?!藤村先生の話を聞いて感じたこと
というタイトルで紹介したいと思います。
※エクスマ新春セミナー聴講記まだまだ続きます!
戻ります。今日のお話は「演劇」と「マーケティング」、「演劇」と「エクスマ」についてでした。
以上をお読みいただいた事をきっかけに皆さんが、今年のテーマ「調和」と「演劇」の共通点を自分なりに見つけてもらえるとうれしいです。
ここまで書いて最後にこんなこと言うのも何ですが・・・
藤村先生、ただ単に「セミナーで演劇やったら面白そう」ってただそれだけだったかもしれません。
自分が楽しいし、皆んなも喜んでくれそうだから・・・
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結局そうなのーーーー(爆)
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でも、それも藤村先生の考える「調和」なのかもしれません。
しかし、今回の藤村先生。会場が大きかったからもあるでしょうが、声の張りが凄かったです。舞台のことを知り尽くしている先生ならではと感じました。登壇した際の声の張り方、抑揚、むちゃくちゃ勉強になりました。
コムサポートオフィス代表
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